ペップ去る、か。

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現地メディアは、退団濃厚との見解。

クラシコ敗北、チャンピオンズ敗退とこの1週間はバルセロニスタにとって非常に辛い日々となりましたが、さらにもうひとつ、タフな出来事が起こりそうな雰囲気です。この黄金時代の最大の立役者であるペップ・グアルディオラが、どうやらバルサを去る。最後の翻意がないかぎり、その可能性は非常に高い。現地メディアはどこもそのように伝えています。クラブによる正式発表は、金曜日に行われる予定だとのことです。

◇漂う”フィーリング”は、退団

MARCAやASなど、首都系メディアのウェブページを覗くと、そこはヨーロッパリーグの決勝戦はスペイン勢対決じゃ!と賑やかなこの金曜日。しかしカタルーニャメディアは言うまでもなく、こちとらそれどころではないんだよ、とシリアスな雰囲気になっています。あるいは見る方の視点により、さらにそう感じるのかもしれません。SPORT紙とMUNDO DEPORTIVO紙の表紙は、いずれも多少の差異こそあれ、「PEP SE VA」。”彼は行ってしまう”という意味のSE VAに、PEPという主語がつくと、これほどまでに寂しい気持ちになっちゃうんだなと実感するばかりです。

もちろん発表があるまでは、外野があれこれと推測しているだけなのですが、様々な状況から考慮すると、結論はペップの今季かぎりでの退団へと向かいます。まずメディア情報によれば、ペップは自身の決断をサンドロ・ロセイ会長へと伝えています。でもそれを外部に発表するのは、金曜日になってからにしてほしいとしている。理由は自らの口から、トレーニングを再開するためにシウター・エスポルティーバへと出勤してくる選手たちに伝えたいからです。よっておそらく、会長による会見は午前の練習終了後に行われる。そこにペップ自身も出席するかは、まだ分かりません。

その会見で話し合いの経緯などは説明されるでしょうが、ペップとロセイ会長はチェルシー戦の翌日(水曜)朝にグアルディオラ宅で会い、3時間に渡る話し合いを行ったそうです。ペップはここで会長に気持ちを伝え、そこには数%だかの変更の余地は残されているともされていますが、彼の気持ちは退団でほとんど決まっているとのこと。ペップは昨日は会長とは会わず、自宅での時間を過ごしています。

TV3が昨日報じたところによれば、クラブはグアルディオラに対し、金額の記入されていない小切手を渡したのだそうです。事実か喩えかはさておき、それはあらゆる物事をあなたの自由にしていい、あと1年でもいいから契約を延長してもらえないか、という最後の嘆願です。しかしながら、あのペップが自分はもうバルサ監督を辞めると決めたのであれば、どのようなオファーを提示しようとも、それをひっくり返すことは不可能でしょう。

結論がどちらであろうとも、ラージョ・バジェカーノ戦の前日会見に出席するため、グアルディオラは土曜日に報道陣の前に姿を現し、決断を下すにあたった理由や経緯、心境などを教えてくれるでしょう。「あと1年だけやってみることにした」なんて言葉は、やはり聞けないんでしょうなぁ。。。

◇11年前の退団発表

11年前のSPORT紙27日のSPORT紙には、今から11年前の4月12日付けの同紙の記事が紹介されています。その表紙写真には、ある決断を下したペップ・グアルディオラの横顔が使われていて、その横には大きく「ME VOY(僕は去る)」。そう、選手グアルディオラがバルサとの契約延長を行わず、そのシーズン限りでクラブを去ることを発表した翌日の新聞です。

この当時、ペップは4月10日にジョアン・ガスパー会長の自宅を訪れ、2時間に及ぶ会話の中で、自身の決断を語ったそうです。そして翌11日のトレーニング開始前、彼は監督であったセラ・フェレールや、チームメイトたちに契約は更新しないという考えを伝えた。記者会見が招集されたのは12時45分のことで、集まった報道陣の前に、ペップは単身、決断の理由などを説明しています。「今が決断を発表するのに適した瞬間かどうかは分からないけれど、いつかはそうする日が来たわけで、正直なところ、解放された気分やね」というフレーズが印象的です。

◇今は待つしかない

ということで、今はただ現地時間でお昼過ぎあたりに行われるであろう記者会見を、覚悟とともに待つしかないわけです。メディアには”ペップ後の監督候補たち”といった記事もありますが、それはまだ現時点では触れる気にはなりません。予想されるとおりにペップが今季でバルサを去るとして、後任人事については5月に入れば、イヤでもたっぷり考える時間は訪れますので。

そしてペップの去就に関してはエゲレスやイタリア方面からあ~だこ~だとのウワサが流れてきていますが、グアルディオラがバルサの監督職を下りるとして、では次はインテル(あるいはシティ)に挑戦!なんてことはまずないでしょう。家族を大事にしたい、ティトの健康、モチベーションの維持が困難、体力的疲弊、それらのどれによる理由によって退団を選んだとしても、少なくとも次の1年は休養、ではないでしょうか。

◇アビダルの親友となった”チェンチョ”

ペップ・グアルディオラに関するしんみりした話ばかりでもなんなので、SPORT紙に掲載されている、エリック・アビダルに関するちょっといい話も紹介したいと思います。

肝移植手術を無事終えたアビダルさんですが、退院許可はまだ下りてはおらず、今も病院で体力を回復させつつ、各種検査を受ける日々を送っています。おそらくは多くの時間を家族と過ごしているのだと推測できるのですが、ここで彼にとって掛け替えのない存在となっているのが、手術を担当したチームのボスであるファン・カルロス・ガルシア-バルデカサス・サルガド医師の息子さんである、通称”チェンチョ”さんだそうです。

“チェンチョ”(20歳)はなんでもダウン症候群を患っているらしく、それ故に父の勤める病院へもよく訪れているようなのですが(入院はしてない・・・と思います)、そこで彼はエリックと大の仲良しになりました。”チェンチョ”は陽気で人懐っこい性格の青年ということで、アビさんは彼と話をしている時が、入院生活の中で一番楽しい時間なんだそうです。どれくらい親しいかといえば、手術を待っている期間中に、”チェンチョ”をカンプノウのロッカールームへと連れて行ったほどにです。

“チェンチョ”は筋金入りのクレで、バルサの試合は1つとして見逃すことはありません。そして試合が終わるたびに、アビダルと彼はその内容について話し合っているそうです。自身の重要な手術の執刀医の息子さんがそういった人だったことも、エリックの運命といえそうな巡り合わせ。病気とのタフな戦いを行っているエリックにとって、”チェンチョ”は精神面での大きな支えとなっています。人は巡り合いの中で生きているんだな、というエピソードでした。

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