前人未到の年間86ゴール!

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バルサのギガクラックがまた伝説を1ページ。

私たちはまた、伝説の瞬間の目撃者となりました。2012年12月9日、ベニト・ビジャマリンで行われたベティス戦にてリオネル・メッシが2ゴールを決め、今年1月からのクラブと代表チームでの総ゴール数が86に到達。これはゲルト・ミュラーが1972年に残した85ゴールを上回る数字で、すなわち世界新記録ということになります。しかもそれが呆気ないというほどにあっさりと決まってしまったことに改めて感嘆。さすがにここはもう少し力んだりするのかと思いきや、実にあっという間の達成でありました。

40年前のミュラーの記録を更新

このあっさりと達成したというところに、メッシ本人が再三繰り返していた、「記録のことは別に気にかけてない」という言葉が表れているような気がします。どんな名選手であっても、人々がものすごく注目する記録を更新する時は、さすがに硬くなるものでしょう。イチローもたしか、200本安打初クリアの時は苦労していたような。しかしレオはあくまでもいつもどおりに(今年12回目のドブレッテ)、今日もほいほいとネットを揺らした。チアゴくん誕生翌日のセルタ戦の方が、むしろゴールを意識して変になっていました。

新記録達成となったベティス戦の0-2のゴールも、レオらしさとバルサらしさが程よくマッチしたゴラッソでした。ちょっぴりバルサっぽくないカウンターからそのプレーは始まります。アドリアーノがボールを持ち上がり、バイタルゾーン手前で左のメッシへとパス。メッシは少しドリブルをしかけた後、左を追い抜いていったイニエスタへとさらにパスをし、ドンがエリア内へと切れ込んでいくのに合わせ少し後ろで待機。それをこっそり見ていたイニが足裏で落としたボールを、力いっぱい対角線シュートで一撃という流れです。バロンデオロ最終候補たちによる、手の付けられない崩しなり。

ゲームはメッシの2ゴールの後、ルベン・カストロに1点返されて1-2でハーフタイムへ。この時はきっと、レオの新記録についてはロッカールームも控えめな祝福程度だったろうと想像します。現にベティスが押せ押せとなっての前半終了だったので、気を引き締めなおしていたことでしょう。実際ゲームは予想されたとおり、今シーズンでも指折りの、プレーする方も見る方も疲れる展開となりました。そして苦しみながらも勝点3を手にして戻ったロッカールームは、メッシ入室の瞬間に割れんばかりの拍手と歓声に包まれたそうです(SPORT紙情報)。

ちなみに前節アスレチック戦でのメッシの1点目を認めず、アモレビエタのオウンゴールだ!と言い張っているMARCA紙も、彼らの計算ではまだミュラーの記録に並んだだけのはずなのに、新記録達成祭りに参加中。ハットトリックをしてくれていれば問題なかったのに・・・ と彼らは思っているに違いないですな。

「記録はステキなことだけれど、それだけのこと」

さてそのレオ・メッシは試合終了後、ピッチ上でカナル・プルスのカメラに捕まり、大記録達成についてこんなふうにコメントをしています。「それが意味するところからして記録はステキなことだけれど、それだけのことだよ。大事なのは2位との差をキープして、僕らが首位を続けてることだよ」

ベンフィカ戦でヒザをぶつけた時はハラハラしたけれど、重傷でないと判った後は「落ち着いていた」というレオ。彼はそして微笑みながら、「これで記録のことはあまり話題にならなくなるだろうね。次の選手がより大変になるように、ゴールを決め続けていきたい」とジョークも見せています。

そして。「シーズンをスタートする時、僕らは個人記録のことをプランしたりはしない。何度も言ってきたように、目的はチームであらゆるタイトルを獲得することなんだ。僕らはリーガ、コパ、チャンピオンズで優勝したいと思ってるよ」

ベニト・ビジャマリンで手にした勝利については、クラックはこう語っています。「ここは毎回勝つのが難しいスタジアムだから、勝利の味は格別だよ。ベティスはとても良いプレーをしているし、彼らに勝つのはいつも苦労するんだ」。なにせバルサはこの13年間、このスタジアムで1勝しかしてませんでしたから。

次の挑戦は?と問われたメッシは日曜日に待つアトレチコとの決戦ではなく、「コルドバ戦だよ。フエラでのコパはいつも難しいんだ」と地に足をつけたコメント。ならば、とアトレチコについて問われると、「ファルカオのようなすごい選手を擁するチームとの対戦だね。試合前、彼が5ゴールを決めたと聞いてたよ。良いプレーをしているチームとの試合は最高だろうね」

バロンデオロ最終候補仲間であるドン・イニエスタとコラボした2点目はゴラッソでした。「毎試合での貢献からして、彼はバロンデオロに相応しいよ。それはバルサのチームとしての勝利なんだ」

バルサもメッシも攻撃力だけじゃない、とティト

では最後に。世界最高クラックを自らのチームに要するという幸運に恵まれた指揮官、ティト・ビラノバはメッシの偉業をこう称えました。「私たちがメッシのような選手を再び目撃することはないだろう。彼はまだ25歳。これからも多くのものをチームにもたらしてくれることを期待してるよ。レオは攻撃的能力によって世界最高の選手なのではなく、守備での貢献を含めたすべてにおいて最高なんだ。いつかの日か誰かが、彼の今やっている全てを超えるのかどうか、それは私には分からない。けれども2012年に彼が決めているゴール数が、途方もないものであるのは間違いないね」

そしてミスターはこう強調しています。「このゲームの後半でのメッシによる守備の仕事量はすばらしかった。彼の貢献度は、あなたたちが考えるよりもずっと大きかったよ」

メッシ以外に関するコメントも紹介しておきます。勇敢なる試合をしたベティスと、汗を流して勝ちを手にしたチームを、ティトは称えました。「私たちは前半、フットボルを楽しんでプレーしていた。ベティスが中盤でプレッシャーをかけていたことで、私たちは意図をもってボールを回せた。けれども1点を返されてからは、全てが変わったよ。後半に入ると彼らはデランテロを2人にして、より前線から圧力をかけてきた。その勇敢さに私たちは苦しむことになった。けれども私が印象的だったのは、チームが耐え抜くことを知っていたことだ。このチームは毎試合提供するスペクタクルなフットボルによってだけでなく、難しい瞬間にも働いて試合をモノにできる力によって思い出されるべきなんだ」

華やかなプレーのみならず、汗かき仕事も厭わずに頑張り、そして伝説的偉業をやってのけるギガクラックとギガチームをリアルタイムで目撃できるこの幸運を、各方面に感謝!我らクレの幸せのために、そして一人でも多くの子供たちが彼のプレーを見れるよう、一日も長くメッシ黄金時代が続きますように。

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