注目集まるデウロフェウ

重鎮たちが揃って休むコパで、存在感を示せるか。

クラブ創立記念日のイブとなる28日夜、カンプノウではアラベスを迎えてのコパ1/16ファイナル・ブエルタが行われます。バルサは約1ヶ月前にメンディソローサでプレーしたイダに0-3で先勝しているため、この試合はいわば”手続き”。ティト・ビラノバはプレー時間の多かった5選手+主力級2人に休みを与え、バルサBから5人のキラキラ星たちを招集しています。なかでも注目を集めているのは、週末のバルサBでもゴラッソを決めたジェラール・デウロフェウ(18)。ティト曰く「まだまだ」という金髪の期待株は今夜、どこまでアピールできるでしょうか。

ティト「彼が改善すべきポイントは多くある」

メンディソローサでのイダではバルデス、メッシ、チャビ、ペドロ、アルバに休みを与えたティトは、今回の地元でのブエルタではバルデス(プレー時間1,800分)、メッシ(1,741分)、チャビ(1,581分)、ブスケツ(1,466分)、アルバ(1,369分)らプレー時間のかさんでいる5人に加え、イニエスタ(1,121分)とピケ(880分)を休日としました。チームの主軸で先発しそうなのはプジョルとマスチェラーノ、ビジャ程度。セスクやペドロも、とりあえずはベンチスタートになるだろうと現地メディアは予想しています。チアゴとセルジ・ロベルトの中盤なんて、未来を感じさせて胸トキメキますな。

しかしながら、前日からメディアが最も注目し、そして盛り上がっているのはジェラール・デウロフェウであります。バルサBでのスーパープレーとやらを大してチェックしておらず、トップチームでのいまひとつのプレーの方が印象に強いなまぐさクレとしましては、ちょっぴり冷めた視線で見てしまうのですが、まあとにかくメディアはデウロが好き。昨日の監督会見でも金髪の坊やに関しては多数の質問が寄せられたようで、ティトはフィーバーを静めるのに苦心しています。「彼のプレーはスペクタクルではあるけれど、フットボルでは1試合に2つ3つ良いプレーするだけではダメなんだ」という具合にです。

新星を早くトップチームで見たい気持ちは分かるけれども、焦ってはだめだとミスターは言います。「もちろん、エウセビオとはデウロフェウについての話をしているよ。彼の成長度はどうであるとか、キャラクターやロッカールームでの振る舞いについてもね。私はピッチ外での行動にも関心があるんだ。彼は良いシーズンを送っているし、昨年も良いプレーをしていた。大きな才能がある選手なのは確かだよ。けれども彼にはまだ、成長すべきポイントが幾つもある。トップチームで継続的にプレーするには、多くを改善しなければならない。すべてはこれからどう前進していくかだ。Bチームで結果を出せる選手なら、私たちは昇格させるよ」

トップチームでやっていくために必須となる改善点は、ボールを持たないときの動きと守備への献身です。そのあたりがどの程度達成されているか、このアラベス戦ではティトのみならずカンプノウの観客たちもじっくりとチェックしていくことでしょう。「すべては彼の成長次第だよ。こういった試合に、彼がどう適応するかを見なければならない。彼が非常に若い選手であることは忘れてはダメなんだ。あと2年もすれば、より良い選手になっているだろう」

メッシについて

ミスターは今回のアラベス戦で主力を大量に温存し、これがトップデビューになるかもしれないプラナスを含む5人のBっ子を招集しています。「コンペティションやアラベス、ファンへと向けて敬意を示す最良の方法は、可能なかぎり真摯にプレーをすることだ。この試合はチアゴやアドリアーノといった怪我明けの選手たちにとって役立つだろうし、フィリアルの選手たちがカンプノウでどう反応するのかを見る良い機会でもある」

このアラベス戦の招集メンバーから、監督はレオ・メッシを外しています。ゲルト・ミュラーの年間ゴール記録まであと3ゴールですから、あるいは出場させるか、とも見られていましたが招集をしなかった。そのレオについて、ティトはこうコメントしました。「彼には記録を達成する可能性もあったよ。でも私は、彼は記録のことを考えてはプレーしていないと思う。もし記録のことだけを思うのであれば、レバンテ戦の決定機で味方にパスはしていなかっただろうし、この試合でも出場させてくれと私に頼んでいただろう」

デビューから100日、マドリーダービー

またこの28日は、ティト・ビラノバがバルサ監督として最初の公式戦(対レアル・ソシエダ)を率いてから100日の記念日だそうです。文句の付けようのない成績を残してきたこの100日間ですが、もちろん彼がそれを自慢するようなことはありません。「私はずっと先を見るのが好きではない人間でね。監督になった時は最初の練習のことだけを考えていたし、その後は最初の試合という具合だった。それは今も変わってなくて、アラベス戦のことだけを考えてるんだ」

そして。「このクラブにいて、落ち着いて暮らせることなんてないよ。それはノーマルなことではない。ここでは悪い結果が2つ続けば、状況は変わる。そうなった時の準備は出来ているけれどね。ここ最近の私たちは良いプレーをしているし、選手が戻ってきているからそれはノーマルなことなんだけれど、だからといってそれは、私たちがこれからもすべての試合で良いプレーをしていくということではないんだ」

今週末のマドリーダービーが、クレにとってもいつになく気になる戦いとなっていることに関しては。「もし私たちが(アスレチックに)勝利したなら、3つの結果のすべてが良い意味を持つだろう。逆に私たちが負ければ、あちらのどの結果も悪いものとなる。重要なのは私たちの試合なんだ」。ごもっとも!

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