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五輪招致委からメッシへの無理オファー

 

突然思いついた?

今週の土曜日(7日)、ブエノスアイレスでのIOC総会にて決定される2020年夏季オリンピックの開催地。最終プレゼンテーションのために各候補地(イスタンブール、東京、マドリー)からは続々とお偉方や有名人たちが現地入りしているのですが、うちマドリー市の招致活動に関し、およそ無関係なバルサ選手にもこんな裏話があったので紹介しましょう。ネタ元はSPORT紙、主人公はリオネル・メッシです。

 

翌日のビデオ撮影の申し出

8月31日のSPORT紙が伝えたところによりますと、先月20日、バルサの元へと一本の電話がかかってきたそうです。電話の主はマドリー五輪招致委員会。きっとクラブも一体なんの要件か?といぶかしんだことでしょう。彼らの狙いはバルサが誇るスーパースター、レオ・メッシを最終プレゼンで流すビデオに登場してもらい、援護射撃に協力してもらうことでした。この総会の開催地はブエノスアイレスですし、英雄メッシが出てくれば「おお!」ともなりましょう。

しかし残念だったのは、招致委員会の仕込があまりにも不十分だったことです。委員会はメッシのビデオ撮影をその翌日、21日にしてほしいと求めてきました。バルサはその日スーペルコパのためにマドリーへと行きますから、ちょうどいいと考えたのでしょうか。

けれどもバルサやメッシにだって都合がありますし、大事な試合の前にそんなメッセージを録画している場合でもない。その後も週末の試合やトレーニング、スポンサー活動、モナコでのUEFA式典出席などクラックのスケジュールは一杯で空きはなく、泣く泣くお断りとなったのでした。スペイン五輪委員会の長にして招致委員会の責任者でもあるアレハンドロ・ブランコ氏は「彼らはメッシが関わるべきではないと考えた」なんて仰ってますが、とんでもございませんよ。滅相もない。

電話をかけてきて翌日すぐではなく、もっと早くから根回しをしていたならば、メッシだってマドリー市応援ビデオに参加することが出来たでしょうに。ああ残念(棒読み)。そしてブランコ氏はこう付け加えています。「だからといって全くなんてことはない。世界最高選手の決断を尊重する必要がある」

 

(※メッシは9月3日、代表合宿のために訪れたブエノスアイレスにてブランコ委員長と会い、招致活動ロゴ入りの旗を持って記念撮影。マドリー市が勝つことを願っているとのメッセージも発しています)

 

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