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メッシもミュンヘンへ

 

レバンテ戦の出場は、ティトが止めた。

今日22日にミュンヘンへと出発し、バイエルンとの決戦第一幕へと備えるFCバルセロナ。ティト・ビラノバが発表した21名の招集リストには、ドクターからの出場許可はまだ下りていないものの、リオネル・メッシもしっかりと名を連ねています。メディアに伝えられる情報によれば、我らがギガクラックの右太ももは現在順調に回復中。火曜日の20時45分には、文句ない状態になっているだろうとのことです。

 

完全回復し、バイエルン戦へと臨む

PSGとのブエルタにてチームを救うための無理をして以降、メッシはリーガの2試合(ラ・ロマレダでのサラゴサ戦と、カンプノウでのレバンテ戦)を欠場しました。やや意外だったのは、暖機運転のために、スコアに関係なく15分ほどプレーするんじゃないかと報じられていたレバンテ戦に彼は招集すらされず、スタンド観戦になったこと。真正の”プレーしたい子ちゃん”であるレオですから、実際はやはり、このゲームにも出る気は満々だったようです。では何故ベンチにも入らなかったかといいますと、ティト・ビラノバがエースを説得し、バイエルン戦のために休養をとることを納得させたから。ボスとしてのリーダーシップを発動させたわけです。

22日付のSPORT紙によりますと、土曜午前に行った超音波画像診断によって、メッシの右大腿二頭筋は90%の回復具合であるとの検査結果が出たそうです。通常90%の回復であれば、ドクターによる出場許可は下りなくはないけれど、先発は回避したほうが好いですよというレベルの状態らしく。PSGでのブエルタは50%の回復だったそうで、再発のリスクも高かったですから、それと比べれば見違える回復ぶりです。

しかしながらテクニコは最終的に、わずかであろうと存在する無用なリスクを冒さないことを決断。試合の2時間前にティトはメッシと話し合い、ドクターたちが彼に休養することを勧めていることや、もしさらに3日間休養すれば、回復は99%~100%になるだろうと伝え説得したのでした。そうしてレオはミスターのその説得を快く受け入れ、ベストコンディションでドイツでの戦いに臨むことを目指したと。ちなみにメッシが約2週間の休養をとった後でチャンピオンズ準決勝を迎えるのは、これが初めてのことです。メッシ依存症と言われようと結構。アリアンツ・アレナにてえげつないバルサの10番が見れますことを、心より願っております。

 

アルベス「メッシには魔法の力がある」

さてそんなレオ・メッシに関して、ダニ・アルベスがDPA通信社の取材に対しこんなふうにコメントしています。メッシがPSG戦でリスクを冒してゲームに出場したことを訊ねられての発言です。「そう、(あの試合は)そうする必要があったからね。時として選手は、チームの利益のために骨を折る必要があるんだ。メッシは自分が世界最高であることを知ってるよ。彼にはただそこに居るだけで、試合や周りを変える力がある。ただ、僕らは彼の努力に感謝しているけれど、もし彼が居ないのであれば、自分たちで何とかしなければならない」

そして。「彼は僕らも相手チームもファンも変えちゃうんだ。だって僕らが話をしてるのは最高の選手だし、彼はなんていうか、パワーを持ってるんだな…… (両手を上げて言葉を探すダニに、記者さんが魔法ですか?と訊ねる)… そう、それだよ魔法!」

バルサの右サイドでメッシとアルベスが織り成す連係プレーは、相手チームの脅威です。それがシーズン序盤は見れなかった理由について、ダニは「怪我のせいで継続してプレーできず、相互理解を深められなかったから」と説明。「今もメッシが怪我をしているから自分は彼にボールを預けられないし、ロッカールームで手で遊ぶしかない」と語っています。

また、ダニが”メッシ>CR7″だと考える理由については、「メッシは生まれついてのドンなのに対して、クリスティアノは努力の人」との見解を披露し、でもメッシだって努力してますよね?と問われると、こんなふうに答えました。「確かにレオも努力はしてるけど、そんなに多くは必要ないんだ。クリスティアノはとても良い選手だよ。でも向上し、ベストとなるためにかなり汗を流してる。一方でメッシは普通に働いて、それでベストなんだ。この僕のお粗末な意見では、レオは神に触れられている。間違いないよ」

 

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