ストイチコフからスアレスへの助言

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ポジティブになって努力あるのみ、とウリスト。

様々な物議を巻き起こしながらも、FCバルセロナが必死のパッチとなって獲得を目指し、どうやら目標を達成した様子のルイス・スアレス作戦。いまや、フットボルに日常的に接していない人たちにもその名前を知られるところとなった“問題児”のウルグアイ人でありますが、かつてその強烈な個性によってカンプノウのアイドルとなったウリスト・ストイチコフが、スアレスのことをどう見ているのかは、興味の沸くところです。実際、似た経験をしたものとして思うところはあるようでして、「これからは難しい生活が待っているぞ」と語っているのは説得力があります。

ライバルたちの挑発が待っている

ヨハン・クライフのドリームチームにおいて、“荒れ狂う狼”としてサイドを切り裂き、ネットを揺らしまくったウリスト・ストイチコフ。彼は現在、米国のテレビ局でムンディアルの解説者を務めているそうでして、一体どんな解説なのか、とても興味があるのですが^^、それはさておきまして。ストイチコフといえば、1990年のマドリーとのスーペルコパにてウリサール・アスピタルテ主審の足を踏みつけ、退場となった事件が有名なわけで(出場停止2ヶ月)、暴れん坊の先輩であるウリストがスアレスのバルサ入団(の可能性)をどう見ているのか、SPORT紙のインタビューで彼はこんな風にコメントしています。

「新聞で読んだよ。私は彼がすばらしい選手で、最高のデランテロの1人であり、ビッグクラブでプレーするために必要とされるキャラクターを備えていると思う。まあ、噛み付いたりするのは問題だけれどね!」「彼に対してはあらゆるライバルたち、審判、メディアが事を難しくさせていくだろう。彼はこれから挑発を受けながら、そしてメディアの注目を集めながらプレーをして行くことになる。それは彼に永続的な緊張をもたらすだろうね」

これに記者さんは、あなたもそうだったのですか?と訊ねます^^ 「そりゃあもう!相手方の選手は挑発してくるし、暴力的なリアクションをさせよう、試合から追い出そうと狙ってくるよ。それで熱くなったら、ボカンさ。自分を抑えるのが難しいことも時々あるし、審判が気にするのはその選手が何を言われたかじゃなく、どんなリアクションをしたかだ。この前と同じようなことをもう一度仕出かしたら、次はどうなるか分からないね。他の選手ならただのファールであるところがイエローカードになるし、他ならイエローのケースがレッドになったりするんだ。それぞれの試合が、心理的な戦いだよ。さらにメディアもまた、いいフレーズを引き出そうと圧力をかけてくる。そういうなかで生きていくのは簡単なことじゃない。そういう環境と共存するためには、ちょっとばかり特別である必要があるんだ」

おおお、、、経験者が語るだけに説得力があります^^ そして、そういう環境でやっていく術をあなたは知っているのかと問われたウリスト将軍の答えは、「まあね。私はウリサールの足を踏みつけるという過ちを犯し、その後はかなりハードだった。ルイス・スアレスもまた、そうなるだろうね」というものでした。経験に基づく予言なり。

いかにして挫折を乗り越えたか

審判の足を踏む、という前代未聞の事件を起こしたストイチコフは2ヶ月間の出場停止となります。それは「フットボルを愛する自分がプレーを出来ないのは呼吸をせずに生きているようなもの」だったとのことで、周りの人たちやファンからの励ましを受けても、「1日の終わりにベッドへ行って、この週末もその次もその次も試合に出られないかと思うと崩れ落ちる」んだと当時を振り返った元エストレーモ。彼はまた、「私はたくさんの夢を叶えるためにバルセロナへと来たところだったし、何もかもが暗礁に乗り上げたと考えたことも何度もあった」とも述べています。スアレスも今、そんな感じなのでしょうか。

そんな苦境をストイチコフが乗り越えられたのは、「ヨハン(クライフ)が私にキミの事をとことん信頼していると言ってくれた」のと、「かつてないほどに自分の可能性を信じ、誰よりも働いた」ことによるそうです。

私は自分が過ちを犯し、自分を信頼してくれていた人たちみんなを失望させたことを知っていた。だから私は、ダメージを癒すためには、可能なかぎり良い準備をして復帰するしかないと考えたんだ。毎日とにかくトレーニングに励んだよ。アンポスタとの親善試合でも、チャンピオンズ決勝戦のような気持ちでプレーした。私たちが0-3で勝ったのを覚えてるよ。私は2ゴールを決められたんだ」

問題を解決し、夢の実現のために戦うこと

ウリストの精神力の強さが感じられる話ですし、もしルイス・スアレスがカンプノウに来るのなら、それに並ぶくらいのメンタルが求められるでしょう。あるいは、それ以上か。ブルガリアの英雄は言います。「私からスアレスへの助言は、自分の問題を修正するように努め、夢の実現のために戦いな、ということだね。今は全てが真っ黒に見えても明日になれば空は開けるだろうし、もしその空がアスルグラナであるなら、さらにステキじゃないか

そしてストイチコフ曰く、「バルサでは24時間プレッシャーの中で生きることになるから、問題を改善し続けなければならないし、もう二度と同じ事を繰り返してはならない。それで今は何よりもポジティブでなければね」。4ヶ月間の処分を食らって前向きでいられますでしょうかね、との記者さんの問いには、「やるしかない!バルサでプレーをするためにおカネを払うという選手が世界に何人いるか分かってる?」と一刀両断^^ また、処分は軽減されるだろうとの見解も示しています。

ルイス・スアレスががぶり事件を猛省し、ストイチコフのように行動すれば、バルサで大成功を収めるかもしれない。ウリストの言葉を見て、ファンとしましても前向きにいきたいと思いますが、、カンテラーノではないスアレスには、セスクよりもさらに厳しい評価が待っているのは間違いないです。好い結末となりますように、、、いやまだ獲得が決まったわけじゃないですが、、、

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