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消防士マスチェ

メッシがバルサに不満を持っているとは思わない、とヘフェシート。

この2014年11月のFIFAウィーク後半は、話題に不足する時期にどうぞとばかりに現れたレオ・メッシ発言がメディアを賑わせました。それにま んまと乗ってしまったことを今となって反省するわけですが、こういうざわついた状況でクレの気持ちを落ち着かせ、今チームにとって何が重要なのかを思い出 させてくれるのがハビエル・マスチェラーノです。バルサの陰のカピタンは木曜、FIFAウィーク後の初の選手会見に、火消し役としてプレスルームに登場。友人メッシが バルサに不満を抱いているとは思えないと断言するとともに、これからの1ヶ月の重要性を強調しています。

聞くのはバルサへの感謝の言葉

まずは今週随一の主要テーマとなったレオ・メッシについては、「僕はここにレオの話をしにきたわけじゃない。質問は彼にすべきだよ」としつつも、ヘフェシートは次のように続けています。「僕からすれば、彼は何もおかしなことは言ってないよ。彼が言ったのは、全てのフットボル選手が考えていることさ。フットボルや人生においては、6年や7年も先のことを計画することは出来ない。僕は彼がとても満足していて、ここでプレーすることにとても幸せそうだと思うよ。レオの機嫌は良いし、彼はバルサで勝ち続けたがってる

幾つかの質問をはさんだ後、マスチェラーノは再びメッシに関する質問を受けます。アルゼンチン代表での彼への批判に関し、マスチェはこう述べました。「彼は不当に疑問を持たれているよ。バルサやアルゼンチン代表に対し、レオが不満を抱いていると僕は思わない。僕は彼のことをよく知っているし、彼は今選手としてのキャリアだけじゃなく、人生においてもすばらしい瞬間にあると思う

メッシが気分を損ねていないか?との問いには、一刀両断のリトルボスです。「どこをどう解釈して、あなたは彼が腹を立てていると思うんだろう?それは解釈に過ぎないよ。僕には一切、そんなふうには思えない。彼はそんなこと言っていないし、言っていないことに僕が意見することはできない。僕がいつも彼から聞いているのは、バルサへの感謝の言葉だ

メッシに対するアンチキャンペーンについては。「歴史上最高の選手の一人である彼の名声を失わせることは不可能だよ。レオのピッチ内外での振る舞いはいつだって模範的だった。その彼を疑うことはできないさ」

年内の9試合は全て勝ちたい

ルーチョバルサは土曜日のセビージャ戦、次週のバレンシア戦とリーガでの強豪対決が続くだけでなく、その後もエスパニョールやヘタフェといった難敵 との試合があり、合間にはチャンピオンズとコパの試合も待っています。よってヘフェシートは気合十分。全部に勝ってクリスマス休暇に突入するぞ、と意気込 むアニキです。

「これからの1ヶ月間で、僕らは3つのコンペティションと立ち向かわないといけない。ものすごく重要な1ヶ月だよ。このクラブでは常に最高の成果が求められる。僕らは年内の試合に全て勝つことを目指している。最高のフィーリングで1年を終えたいんだ

その最初の障害となるのがウナイ・エメリ率いるセビージャについて、「すごく良い状態にあるライバルが相手の、かなり難しい試合になるだろう。彼ら は明確なアイディアを持ってプレーをしている」「彼らは昨シーズンのヨーロッパリーグ王者だし、驚いてはいないよ」と称賛したマスチェラーノは、チームの 現レベルについてはこう語りました。

「来るべき試合への準備が整っていなければ、事は難しくなるだろう。もし以前のレベルに到達できないのであれば、少しでもそこに近づけるように戦わないといけない。あれは輝かしい時代だった。100年を超える歴史のあるこのクラブにおいて最高の時代だったから、ハードルはすごく高いよ。でも言い訳は無用だからね。ベストを求めていくのが僕らの義務だし、より高みへと行くために僕らはいるんだ

「アルメリア戦に勝ったことで僕らは落ち着いて代表戦へと行けたけれど、改善が必要なのは知っているよ。連敗をすると疑念は生じるものだし、だからオランダとアルメリアでは勝つことが重要だったんだ。ここでは勝つだけでは不十分だけれどね」

タタ・マルティーノとルイス・エンリケの比較に対しては、「どんな時も居ない人がより良く思われるものだよ。僕らはチームとして進歩するために働いている」とスルーしたマスチェは、最近は毎日グループ練習に加わっているトーマス・ベルマーレンについて訊ねられるとこうフォローをしています。「彼とはイングランドで何度か対戦したことがある。トーマスは偉大な選手だよ。良い状態にあると思うし、早くチームを助けられるようになるといいね

 

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