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ルイス・エンリケ「本命と思うのは大間違い」

あくまでも勝利を狙って試合に臨む。

ルーチョバルサにとっての2014/15シーズン最初の“決勝戦”がやってきました。勝ってもタイトル獲得とはなりませんが(可能性は大きく拡大する)、2点差以上で負ければコパにアディオスのこのアトレティコ・デ・マドリー戦。エンパテであっても勝ち抜け条件クリア、アウェイゴールを奪えばだいぶ有利などアドバンテージを手にしているバルセロナとはいえ、その優位を守りにいこうとすればたちまち残念な結末に向かっていくのは間違いありません。ここはいつものように“勝ちに行く”、それが重要。ルイス・エンリケは警告します。「自分たちが本命だと考えるのは大間違い。それは敗れる第一歩だ」

展開予想と、チームの目標

シウタ・エスポルティーバのプレスルームで行われたアトレティコ戦の前日会見において、FCバルセロナ指揮官ルイス・エンリケは野心たっぷりに、しかしながら謙虚に翌日のコパ決戦について語っています。

アトレティコについて

「昨シーズンの試合(対戦)は全部見たよ。チャンピオンズでの試合は完璧に覚えているし、分析もしている。カサでのアトレティコが非常に強力なのは明らかだ。試合はカンプノウでのものとよく似た感じになるだろうし、おそらく彼らはもっとハイプレッシャーを仕掛けてくるだろう。私たちの長所がより多く出るように試みていきたい」

激しい立ち上がりになると予想している。彼らのクオリティはよく知っているし、そのうちの1つがプレッシングだ。セットプレーもまた武器の1つだね。アトレティコはカウンター戦術でくると思う。私たちからポゼッションを奪おうとはしないだろう。こちらはプレーを通じて試合をコントロールするよう試みていくけれど、毎回相手にセットプレーを与えずにいけるわけじゃない」

ハードなタックル

「フットボルは対人スポーツだけれど、私としてはスポーツに沿ったものであってほしい。良いショーになってほしいね」

バルサの目標

自分たちが本命だと考えることは、敗れる第一歩だ。私たちはこの試合の難しさを知っているし、だからこそ目標を変更したりはしないよ。コパのブエルタであろうと、私たちは勝つことを目標として試合をプランニングしていく。スコアを守るのではなくてね。1ゴールがカギになるけれど、彼らが得点するかにも懸かっている。もし私たちがアトレティコよりも先に得点すれば、それによって彼らはより条件を付けられる。それがイダで失点しなかったことのアドバンテージだ

懸かっているのは準決勝進出

タイトルレースへの生き残り

「負けた時に起こることには関心はないんだ。それよりも自分たちが勝った時に起こることを考えたい。私は自分たちが勝ち進むと信じているよ。それに私はこの試合が1/4ファイナルの一つだと捉えている。懸かっているのはコパ・デル・レイの準決勝進出、それだけだよ

コパのタイトル

「優勝の最有力とされた3チームのうち、生き残るのは1つだけだ。そして人々はそれがすでに決まっていると考えるかもしれない。けれども現場の私たちは、そうじゃないことを知っているよ。プロフェッショナルは自分たちを過信しないんだ。懸かっているのは準決勝進出であって、そこでもまた難しい相手と当たるのは間違いない。私たちは自分たちでコントロールできる試合にのみ集中している。FAカップで起こった事を見れば参考になるだろう」

先発メンバー他

先発イレブン

シメオネは私の先発を知らない。知っているのは私だけだ

メッシのポジション

相手チームが大きく関係してくるね。中央でプレーするかもしれないし、サイドかもしれない。状況次第だよ。レオは私たちに多くの解決策を与えてくれるし、ゴールやアシスト、崩しで貢献してくれる。私たちのプレーの基礎となる選手だ」

メッシとネイマールの相互理解

「驚きはしないけれど、私としてはチーム全体の振る舞いを称えたいね。彼らが上手くいっているのは明らかだけれど、彼らにはチームが必要だ。出場時間は少なくともチームのために仕事をしている全員がね」

イバン・ラキティッチのヒザの状態

「ここでは根拠のないウワサやニュースがすぐさま流れるからね。私はこの前彼を招集リストから外したけれど、彼のヒザはなんの問題もないよ。彼が着けているのはいつものテーピングで、おそらくはセビージャ時代から使っていたものだ。彼は完璧なコンディションにある。マテューもそうだよ」

ポルテーロ議論

「バルサのポルテーロとなるためには、ゴールマウスでの資質だけではダメで、プレーを読む力も必要とされ、実行もしなければならない。3人の能力あるポルテーロたちによって私たちのゴールは良くカバーされているし、彼らには皆、ハイプレッシャーをかけるチームを相手にプレーする資質があるよ。私がもし別のポルテーロが必要と考えれば、変更するさ」

長いシーズンではいろんな事が起こるもの

危機的ムード脱出

「一つのシーズンの間には、あらゆる瞬間が訪れる。今私たちが過ごしているのはビッグクラブにおけるごく普通のシーズンだよ。リーガ序盤のように良い瞬間もあったし、結果とチームを取り囲む雰囲気によってデリケートな瞬間もあった。今のような状況は、私たちに自信をもたらしてくれる」

アノエタでの敗北の影響

「アノエタでの試合は、一つのシーズンで起こる普通の試合の一つだよ。相手チームもまたプレーをしてるんだ。あそこから私たちが変わったとか、答えを見つけたとかいうことはない。全てが切り替わるボタンはないさ。これから最高のバージョンのチームが見れることを期待してるけどね。ああいう事が二度と起こらないことを願うけれど、似たような試合には出くわす可能性はあるだろう」

バルサBとフベニールAが負け続き

「心配はしていないよ。バルサの下部チームの目的は選手を育成することであって、結果を得ることではないんだ。エウセビオとビニャルスがフィリアルとフベニールで良い仕事をしていると私は確信している。トップチームへと何度も選手を連れてくることで、私たちが彼らを害していることは覚えておかなければならない。私たちは彼らのすばらしい仕事の恩恵を受けているんだ」

 

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