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ワシントン到着

USAツアー最後の目的地。

サンフランシスコでのマンチェスター・ユナイテッド戦を終えたFCバルセロナの選手たちが26日(日)の現地1時半、USAツアーでの最終目的地ワシントンへと到着しました。バルサ公式のビデオを見ていると、タラップから降りてくる選手たちは大きな紙袋を手に提げていることが多く。どうやらこちら、サンフランシスコで各自が買い求めたお土産のようです。4時間の移動を経ての深夜の到着とあって、バルサ一行は皆お疲れモード。よってルイス・エンリケはこの日計画されていた午前のトレーニングは中止とし、その自由時間を利用して選手たちはアメリカ合衆国首都の観光に繰り出しています。

予定を変更し、自由時間

試合が終わればすぐに次の目的地へと移動し、のんびり休む間もなくトレーニング、イベント、トレーニングが夏のツアーの基本。バルセロナの選手たちもサンフランシスコでのマンチェスター・ユナイテッド戦を終えるや飛行機に残りこみ、アメリカ合衆国での最終目的地ワシントンへと向かっています。前回は同じカリフォルニア州内での移動だったので、空の旅は1時間ほどでしたが、今回は西海岸から東海岸へと飛ぶので所要時間は4時間。さすがの移動の達人たちも疲れたようです。

そこでルイス・エンリケは選手たちにのんびりする時間を与えることが優先と考え、午前中をフリータイムに変更。大部分の選手たちがワシントンの街へと繰り出し、観光名所を訪れています。バルサ一行がワシントンで宿泊しているホテルWプレジテンツ・パークのすぐ隣りで、こちらには一番のお約束スポットである大統領のおうち“カサ・ブランカ”(白い家)など有名スポットがいくつもある。散歩でいかない手はないでしょう。

少なくともイバン・ラキティッチと舎弟アレン・ハリロビッチマルクアンドレ・テル・ステーゲンの3人組(同期入団のドイツ語つながり)と、ジョルディ・マシップ&セルジ・ロベルトのカンテラコンビが白い家を訪れ、偶然居合わせた観光客とセルフィーを撮ったりしています。最近は警備が厳しいらしく、遠くから眺めるしかないそうなのですが、前回はよく内部見学させてもらえましたなぁ。

セルジ・ロベルトとマシップのコンビは白い家から少し足を伸ばし、リンカーン記念センターや第二次世界大戦記念碑などにも行っています。ランニング大好きのルイス・エンリケは間違いなく、この広大な公園ゾーンを存分に走り倒したことでしょう。あちらではほぼ顔が割れてないルーチョゆえ、非常にランニングがしやすいみたいです。

ロベルト・フェルナンデスとの顔合わせ

そんなアメリカ合衆国首都での自由時間を楽しんだバルサ一行は、26日(日)夕方18時半から、ワシントンでの最初のトレーニングを行っています。場所は市郊外にあるアメリカン大学。ウィキペディア先生によると、“入学するのが最も難関な大学”のひとつで、複数の分野で世界トップ水準の首都三私大云々、、私事ですが、こうしたツアーは普段知らない世界のことを少しずつ教えてくれます。それはさておきトレーニングですが、この日の一番のニュースはチームの新セクレタリオ・テクニコ(≒スポーツディレクター)に就任したロベルト・フェルナンデスと選手たちの初対面です。

カピタン・イニエスタを始め、選手たち一人ひとりと挨拶を交わしたロベルトが最も多く会話をしたのは勿論、ルイス・エンリケだったようで、トレーニング開始前に二人はこのプレシーズンのチーム状態などについて約4分間語り合ったらしく。その後はジョゼップ・マリア・バルトメウ会長もやってきて、彼らはピッチサイドでセッションを見守っています。

この日曜日のトレーニングは最初の15分間が報道陣に公開され、ドグラス・ペレイラが別メニュー調整。USAツアーで出場時間が多くなっているルイス・スアレス、ピケ、ラフィーニャ、ベルマーレン、セルジ・ロベルト、ジョルディ・アルバが一足早くロッカールームへと引き上げたようです。残りの選手たちはリズムを上げたミニゲームでフォームアップ。27日(月)も同じくアメリカン大学のグラウンドにてトレーニングを行い、28日のチェルシー戦(日本時間翌29日午前9時~)という流れです。

メジャーリーグ観戦

個人的に大好物である、どうでもいい話をいくつか。時間を少し遡りまして、サンフランシスコでのバルサ一行は25日(金)の夕方のトレーニングをキャンセルしまして、AT&TパークへとMLB王者サンフランシスコ・ジャイアンツ戦を観戦に出かけています。青木宣親さんが所属するチームではないですか。対戦チームはオークランド・アスレティックス。アメリカ合衆国では“バルサ大使”としてチームに帯同しているっぽいジュリアーノ・ベレッティの発案なんだそうです(MD紙)。選手たちはSNSにこぞって写真を投稿。ルーチョもご機嫌ですね^^

そしてそのベースボール観戦でアドリアーノ・コレイアがどういう経緯か、アンヘル・パガン外野手のサイン入りバットを本人からもらっています。今年のオールスター投票でも上位に付けるスター選手ということで、SPORT紙でバットを見せているアドリアーノも嬉しそうです。その他のお土産組では、ジョルディ・アルバペドロ・ロドリゲスビクトリアズ・シークレットのピンクの紙袋を抱えており、恋人・夫人への土産だと分かります。

マテ茶仲間がおらず寂しいスアレス

SNSによるオフショットを見るかぎり、野郎だらけの修学旅行のような楽しげな雰囲気のバルセロナ一行において、ある種の寂しさを感じているっぽいのがルイス・スアレスです。その理由は、マテ茶仲間の不在・・・ ルイシートにとってマテ茶はなくてはならない嗜好品であり、おそらくはこの移動時に片時も放さない煎じ茶のポットに、魂の安らぎを感じています。一人で飲むだけでも満足のひと時だとは想像しますが、茶飲み友達がいることで楽しさも百倍でしょうから、メッシマスチェラーノの不在はスアレスにとっては寂しくて堪らないみたいです。

27日付のSPORT紙によると、ツアー中のチーム内でマテ茶を飲むのはスアレスただひとりです。マテ茶仲間の拡大に失敗したのか、そもそも勧誘自体やっていないのか。ロッカールームの重鎮レオとヘフェシートが愛好している飲み物が広がらないのですから、なにかしら普及しない理由があるのか。。日本マテ茶協会のサイトを見ますと、「ユニークな香りと味わいではありますが、常用すると忘れられないその秘めた魅力がある」とのこと。常用するまでのハードルが高いのでしょうかね。

少し心配なのは、ルイス・スアレスが前述のベースボール観戦の数少ない不参加メンバーの一人だった点です。チームメイトたちがスタジアムに繰り出し、アメリカンスポーツを楽しんでいる間、ルイシートはホテルに残って孤独なオフを過ごしていたと。ドグラス、キミもマテ茶の世界に入門しないか?マテ茶仲間の合流は8月3日(月)の予定となっています。

 

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