ブラボ負傷、頼むぞテル・ステーゲン

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およそ1ヶ月間のリハビリになりそうなチリ人ポルテーロ。

9月のFIFAウィークでのお勤めを終えた選手たちがちらほらと戻ってきた7日(月)、バルセロニズモをざわつかせる出来事が発生しました。夕方18時からのトレーニング中にクラウディオ・ブラボが負傷、足を引きずりながらグラウンドを後にしたのです。それはもう明らかに打撲や違和感などではなく、筋肉を痛めているというような歩き方だったらしく。そして8日(火)に精密検査が行われ、バルサ医療サービス部はブラボの左ふくらはぎの筋肉に損傷が確認されたと発表。クラブからの詳細発表はまたしてもないのですが、チリ代表守護神はおそらく1ヶ月程度の離脱になると見られています。

クラブはごく簡素に発表

今回もまた、FCバルセロナからの発表は実にあっさりとしたものでした。まず、7日のトレーニングの様子を伝える公式ニュースの中では、クラウディオ・ブラボが脚を痛めたことでセッションを早めに切り上げたとの説明はなし。公式動画では、チームメイトたちと楽しそうにロンドをするポルテーロの様子が映っていまして、それだけ見ていれば、ブラボはチリ代表から戻ってきたんだね、アトレティコ戦よろしく!という感じです。

しかしいまだに完全スルーが続いているセルジ・ロベルトの負傷疑惑とは異なり、現地メディアが大きく扱ったこのブラボの件(SPORT紙は表紙でブラボKOの大見出し)については、クラブは翌8日の午前中に公式発表を行っています。ただしその内容はいたって淡白で、“各精密検査によってクラウディオ・ブラボが左脚のヒラメ筋を負傷していることが実証された。次からのトレーニングへの復帰時期は、回復次第となる”と、たった二行のみ。これは土曜日のアトレティコ・マドリー戦を欠場するかどうかすら分からない書き方ですし、大して伝えたくないことを渋々伝えましたよ、との印象を受けます。

以前であれば、どんな種類の怪我で、復帰には○週間を必要とするだろう、と発表されていたのとはずいぶん違っている今季の医療部報告。かつては丁寧に、リーガの○○戦、△△戦、チャンピオンズの○△戦エトセトラに出場できない、と説明されていましたし、それがバルサの良さでもありました。昨シーズンの場合は、“回復は経過次第”と発表される時は、打撲とか違和感レベルのダメージでしたが、今回はそういうわけでもないでしょう。猜疑心に取り付かれているだけなら、申し訳ないですが。

代理人 「通常であれば3週間を要する怪我」

すっかり秘密体質になっているクラブ医療サービス部とは逆に、気持ちよくバルセロニスタの質問に答えているのがクラウディオ・ブラボの代理人、クリスティアン・オガルデさんです。チリのラジオ局Cooperativa の取材を受けた代理人氏はブラボの怪我に対し、「私たちの誰もを心配させるニュースだけれど、クラウディオは元気にしている。彼が負ったのは筋肉系の負傷。怪我をするに至った具体的な理由はないよ」とコメント。さらに復帰までの期間についても、選手から聞いたとしてこう述べています。

「彼と話をしたところ、彼はとても落ち着いている。通常であれば、100%の状態へと戻るためには3週間を要するであろう怪我だ」、「一週間ほどで良くなっていくだろうと、クラウディオは考えている。けれども次の数ヶ月間のうちに再発させないためには、しっかりと完全に回復させる必要があるからね。リーガの数試合を欠場するだろうけれど、彼が慌てることはないだろう。私たちが望むのは、残りシーズンに良い状態となっていることだ」

また、10月上旬にあるFIFAウィークについて訊ねられたオガルデ代理人は、「再発を避けるため、リハビリを急ぎはしない。ムンディアル予選の頃にはバルセロナで少なくとも1週間はトレーニングをしているだろうから、良い状態になっているさ」と語っています。

オガルデ代理人が語ったように、3週間の離脱となれば、復帰は早くて今月末。SPORT紙は来月3日のリーガ第7節セビージャ戦(@サンチェス・ピスファン)までのリーガ5試合を欠場するだろうと予想しています。同紙によると、ヒラメ筋はジャンプし、足を支えるために重要な役割を果たす筋肉らしく、それらの動きはポルテーロには必須。試合に出るには完璧に治癒しておく必要があり、それゆえに時間がかかるのだそうです。

一方でMD紙は代理人のコメントを取り上げつつも、ブラボに近い筋からの証言として2週間の離脱になると報道。欠場はアトレティコ、レバンテ、セルタの3試合(+チャンピオンズのローマ戦)だとしています。もし回復が順調であれば、26日のラス・パルマス戦には間に合うとの読み。どちらにせよ、アトレティコ戦は絶望です。

テル・ステーゲン、リーガデビューへ

主力選手の負傷はチームにとっては逆風であり、乗り越えるべき試練である一方で、その選手とポジション競争を繰り広げている選手にとってはアピールのチャンスとなります。クラウディオ・ブラボの離脱によってチャンスが回ってくるのは、若きドイツ人守護神のマルクアンドレ・テル・ステーゲン。土曜日のビセンテ・カルデロンが、待ちに待ったリーガデビューの舞台となりそうです。

昨シーズンのルイス・エンリケは、コンペティションによって厳格にポルテーロを使い分けるマネージメントで三冠を達成しました。リーガはブラボ、チャンピオンズと国王杯のカップ戦はテル・ステーゲン。その起用法方によってチャンピオンズ出場ゼロ分だったブラボさんは、UEFAから大会優勝メンバーにカウントされないなんていう悲しい結果になっています。

バルサ2年目のテル・ステーゲンは、今季こそはリーガでも出場する、名実ともにバルサの背番号1になる!と気合を入れ、夏休みも大幅に短縮してプレシーズンに臨みました。しかしながら気持ちが空回りしたのか、シーズン最初の公式戦となった欧州とスペインのスーペルコパでいずれも4失点。その8失点がすべて彼のせいではないですが、ちょっと足元の技術を過信してるんじゃないかと感じるようなプレーもちらほらあり、監督やファンの信頼は揺らぎました。そして、その後の3試合(スーペルコパ第2戦とリーガ2試合)を1失点に抑えたクラウディオ・ブラボが、どっしりとリーガの正ポルテーロの座を占めていたのが3日前までの状況です。

さらに、もしトビリシやビルバオでの試合のような出来をローマでも繰り返せば、テル・ステーゲンはチャンピオンズでのレギュラーも失うかもしれない、オリンピコでのチャンピオンズ初戦はドイツ人ポルテーロにとってのテストだ、と危機感を煽っていた数日前のSPORT紙。ブラボの負傷でテストはしばし延期となりましたが、いわば追い込まれつつあったテル・ステーゲンだけにこれはビッグチャンスですし、ライバルが医療室通いの数週間のうちに、昨季のような良いパフォーマンスでルイス・エンリケの信頼を再び強固なものとせねばなりません。

いかにもメンタルの強そうな若者ですし、この程度の逆境でへこたれていたらバルサの守護神は務まりません。もし良い仕事をすればリーガでも出場機会を得ることにもつながりますから、今頃はモチベーションを上げ、カルデロンでの大勝負に闘志を燃やしていることでしょう。逆襲の狼煙を上げられるかどうかは、自分次第。燃えないわけはありません。気負いすぎ、やらかしてしまわないようにだけ注意です。

ちなみに三人目のポルテーロ、ジョルディ・マシップは、コパで先発するのではないか、と言われています。

アトレティコ戦は5人を欠きそう

アトレティコ・マドリー戦へと臨むにあたってのチーム状況を再確認しておきますと、欠場が間違いないのは出場停止中のジェラール・ピケ(控訴中)、負傷中のダニ・アルベスドグラス・ペレイラの3人です。経過次第とかいうクラウディオ・ブラボもこれに加わるのは確実。クラブが一切触れないけれども太ももを痛めているとされるセルジ・ロベルトは、MD紙によると、火曜日には1週間ぶりにグラウンドへと登場しグループとは離れて調整を行っています。土曜日に間に合うのかは微妙。スポーツヘルニアによって8月17日からリハビリを続けていたアドリアーノ・コレイアが問題なくメニューをこなしてますから、普通にいけば彼の出番でしょう。右ラテラルにはマルク・バルトラという選択肢もあります。

また、チームトレーニングには代表でのお勤めを終えたイバン・ラキティッチ、トーマス・ベルマーレン、アルダ・トゥランがすでに戻っている一方で、ネイマールラフィーニャは木曜日、メッシマスチェラーノは金曜日にようやく合流する見込み。この南米の4人はいずれも日本時間水曜午前にアメリカ合衆国での親善試合に出ているため、土曜日に良いコンディションを期待するのは厳しそうです。

対するシメオネチームはフィリペ・ルイスが回復し、負傷選手と出場停止が一人もいない、羨ましい状態でバルサを迎えます。代表チームに行ってきたのは、オブラク、ファンフラン、コケ、サビッチ、ゴディン、ヒメネス、ジャクソン・マルティネス、コレア、グリースマン、ルカスあたりだそうです。

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  • レト

    メッシとマスチェラーノは結局フル出場してしまいましたね・・
    試合内容も監督が監督なら前半で試合を決めて60分で下がれたような試合で
    元監督にこのような形で足を引っ張られるとは思いませんでした。
    アルゼンチンはあの体たらくでは南米予選でのプレーオフも覚悟しなくてはならないでしょう。

  • フル出場しちゃいましたねー。試合は見てないのでなんとも言えませんが。。元気なスアレスと気を良くしてるネイマールに期待ですかね。

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