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ネイマール、ファンにサポートを求める

レバークーゼン戦の指笛はとても悲しかったと。

ルイス・エンリケによって3日間の休日が与えられた先週末、ネイマールJr.はブラジルへと一時帰郷。サンバ学校のイベントに参加したり、有名人たちが多数参加したお祭りに顔を出した後、バルセロナへととんぼ返りをしています。少しの時間的余裕があれば大西洋を渡ってしまうのですから、我らのクラックは非常にエネルギッシュ。愛する母国でリフレッシュし、今週末から再開される戦いにてチームを引っ張っていってくれることでしょう。バルサの11番はバルセロナへと戻った月曜日にさっそくチームトレーニングで汗を流しています。

契約更新は先の話

そのネイがバルセロナを離れている間、彼の契約更新が間近であると大きく報じたのはSPORT紙でした。同紙はこれまでにも幾度となくネイマールの契約延長を取り上げていて、この13日もまた空港での彼の言葉(「バルサと契約延長したいよ」)を見出しに用いているのですが、ライバル紙のMUNDO DEPORTIVOはもっと落ち着きたまえといった様子で、“現時点では契約延長交渉はまだ始まっていない”と反論。MD紙はネイがブラジルへと飛ぶ前にインタビューを行ってまして(紙面掲載は13日)、そこでのクラックのコメントは次のようになっています。

僕はバルサとバルセロナですごく幸せだよ。僕はここにとても上手く適応している。バルサとの契約はあと3年残っているし、この件は父親に任せてあるんだ。僕が今気にかけているのは、チームを手助けして、バルサでタイトルを獲得し続けるために集中すること、ただそれだけさ」、「契約延長はしたいさ、でもそれについて話し合うのはもっと先になるだろう

ネイマール家とバルセロナは非公式なコンタクトは取り続けて入るけれど、契約延長交渉はまだ始まっていない、というのがMD紙の見解。ただしそれはバルセロナを離れたいからではなく、バルサ入団を巡っての訴訟問題が解決することを待っているとのことです。

メッシの代わりにチームを引っ張る

バルサは現在、大エースのレオ・メッシが負傷離脱中につき、ネイマールルイス・スアレスを始めとする選手たちがレオの代わりとなってチームを牽引しなければなりません。世界最高選手の穴を埋めるのですから、その責任やプレッシャーたるや並みではないでしょう。それについて、ネイマールは「難しいことだけれど、怖気づいたりはしない」と延べています。

僕は子供の頃から、サントスや代表チームで責任を引き受けてきたからね。でもここでの状況はそれらとは違っているんだ。自分たちの責任を、僕らはよく分かっているし、その責任を果たすべき場所はピッチだ。チームメイトたちを手助けするために、全力を尽くしていくよ」、「この挑戦に怖気づいてはいない。難しいことだってのは知っているけれどね

「今回も代表に行きたかったけれど、出場停止によって無理だったから、これから先のためにフィジカルを強化するように活用したよ。僕はおたふく風邪でプレシーズンの一部を失っていたからね」

メッシは元気だよ。デリケートな怪我だけれど、僕には彼が元気に見えるし、彼は回復具合にも満足してるよ」

バロンデオロ?候補者リストに入ったことを嬉しく思う。自分の仕事をして、ゴールを決めることでチームを手助けしていきたいね」、「もちろん、最終候補の3人の中に入りたい。もし入れたらステキなことだろう」、「今年のバロンデオロはすでにメッシで予約が入ってるよ。世界最高選手はもうすでに指名されている。彼が行ってきたことの全てにおいて、レオは受賞するに相応しい」

メッシと一緒にプレーすることで成長していきたいと思う。彼は最高の選手だし、僕のアイドルなんだ。そして多くを学んでいければ、もしかしたらいつの日か僕も受賞できるさ」

ファンが付き添うことでチームはより強くなる

9月下旬のレバークーゼン戦では、カンプノウの一部ファンからバルサに対して指笛が鳴らされました。三冠王者がわずか3ヶ月少しでブーイングを食らうのですから、バルセロナというクラブに求められるレベルの高さが窺えますが、ルイス・エンリケはそれに対して「このチームに相応しい行為ではない」と指笛を批判。土曜日のラーヨ・バジェカーノ戦はそのバイエル戦後、初めてカンプノウで行われる試合です。

正直、あの指笛には驚いたよ。指笛を鳴らされるのは嬉しいことじゃないね。それもまたフットボルの一部だけれど、僕らをとても悲しくさせる行為だ。バルセロナが試合に勝つために、僕らはあらゆることをしようとしてるんだからね」

指笛を鳴らした人たちに希望するのは、昨シーズンにそうだったように、僕らと共にいてくれることだよ。最後の瞬間まで、僕らを信じてほしい。ファンが一緒にいることで、僕らはより強くなれる

「バルサではいつも全てに勝つことを義務付けられている。今季は怪我人が出たり、いろいろ起こったりと僕らは苦しいスタートになっているけれど、これから全てが解決されて、楽しめることになると僕は信じてるよ。僕はバルセロナで歴史を作り続けていきたいんだ。もっとたくさんのタイトルを獲得したい

バルサでの100試合出場が意味するものは大きいよ。だって僕はいつもバルセロナで、バルサでプレーすることを夢見ていたんだからね。子供の頃から僕はここでプレーがしたかった。このクラブでの100試合出場は大きな名誉だよ」

 

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