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ブスケツ、ペップによる引き抜きがあるとは考えず

バルサに何年もいることが自分や理事会の考えだとセントロカンピスタ。

ペップ・グアルディオラが来季からマンチェスター・シティの指揮を執ることになって以降、英国方面からはペップがバルセロナから選手を引き抜くのではないか、とのウワサがあれこれと出ていますし、軽薄なメディアはそれに乗っかり真偽の怪しいウワサをせっせと拡散させています。セルヒオ・ブスケツもその対象と言われる一人。ペップとしては喉から手が出るほどにセルヒオが欲しいことでしょう。しかし彼はバルサにとって欠かせない選手の一人ですから、放出はありえず、近々契約更新と見込まれています。そしてセルヒオの年俸は不動の主力としての働きに相応しい額にアップするようです。

自分を動かせるのは妻とグアルディオラだけだけれど、、、

火曜日にESPNスペインで放送されたセルヒオ・ブスケツのインタビューが、各メディアで伝えられています。多くのメディアが見出しとして取り上げているフレーズが、「僕をバルサから動かせるのは妻とグアルディオラだけさ」というもの。ならばグアルディオラから声がかかった場合はブスケツの移籍はあるんじゃないか、今後の展開に注目!と話が展開されるのもまあ自然の流れでしょう。しかしセルヒオ自身は、このインタビュー内でその可能性を否定しています。

「いつも言っているように、ここ(バルセロナ)にいるという僕の決断を変えられる人物は二人しか存在していないその一人は僕の妻だけれど、彼女はバルセロナ人でバルサファンだから、個人レベルでの問題があるとは僕は思わないんだ。もう一人、スポーツレベルではグアルディオラだね。彼は僕の恩人で、もう一度彼と仕事を出来るならそれは名誉なことだ。でも僕のクラブがここだって事を彼は知ってるし、彼の(心の)クラブもまたバルサだ。グアルディオラはバルサを傷つけようとはしないよ。彼は僕を求めないと思う」

バルサからグアルディオラの元へ移籍した選手としては、チアゴという前例があります。ただしアルカンタラの長兄は、自ら望んでのドイツ行き。自分やネイマールとは状況が違うとセルヒオは言います。「そういう例はあるにせよ、心地良くここにいてチームの柱である選手を、ペップが獲得しようとしないのを僕は知っている

契約更新については。「バルセロナにこれから何年もいることが、僕と理事会の目指すところさ。お金は問題にはならない。もしお金云々であれば、もっとたくさん払ってくれるクラブは幾つもあっただろうし、僕はバルサを出て行ってただろう」

バルサでの引退

セルヒオ・ブスケツはさらに、バルサで引退する可能性についても言及しています。現在すでに彼はバルサで365試合に出場しており、このまま順調に試合に出場し続ければ、チャビ大先輩の記録を更新する可能性も見えてきます。「出場試合数は目標にしていないよ。僕が目指しているのは1シーズンずつ良い状態で過ごし、できるだけたくさんの試合でプレーできるように最善の仕事をしていくことと、そのために体に気を配っていくことだよ。僕がここでキャリアを終える時、バルサで最も多く試合に出場した選手のひとりだと言えるならばいいよね

契約更新で年俸アップへ

バルセロナは現在、二人の中心選手との契約更新を最優先課題として準備を進めているとされます。一人はマドリー方面からしつこく声がかかっているというネイマールで、もう一人がセルヒオ・ブスケツです。うちブラジルの王子については裁判問題の解決待ち。セルヒオについては新たな胸スポンサーが決まり次第、さっさと交渉完了となると言われています。そして新たな契約によって彼の年俸はその重要性に相応しい額に増額されるのだとか。ネタ元はSPORT紙です。

同紙によると、現時点でのブスケツの年俸はチーム4番目なんだそうです。絶対的エースのレオ・メッシは別格として、それに次ぐのがアンドレス・イニエスタジェラール・ピケ。ワカ旦那が現3位ってのは意外です。以下、ダニ・アルベスルイス・スアレスネイマールと続いています。それが契約更新によってセルヒオの年俸はピケを上回るようになり、チーム3位にランクアップするだそうです。

ただし、それもネイマールの契約更新が完了するまで。新契約でネイくんはメッシに次ぐ高年俸を得るようになり、さらにクラブはルイス・スアレスとの契約も更新する予定とのことですから、順位としてはセルヒオを上回ることになるでしょう。以上、下世話な話題でした。クラブとしましてはこうして年俸総額が増えていくわけですから、勝ち続けるってのも経営面では大変であります。

 

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