止まらぬバルサ、無双メッシ:エイバル戦

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イプルアも攻略し、リーガ優勝へまた一歩前進。

バルセロナが一歩、また一歩とリーガ制覇へ向け前進しています。0-4でエイバルを下したこの試合で改めて分かったことは、王者バルサの磐石ともいえる強さと、リーダー・メッシのそのプレー全体における影響力です。シュート本数が11本ほどだったことが示すように、バルサのプレー内容は決して壮麗と言えるものではなかったですが、各選手がやるべき仕事を確実にこなすことで危なげなく試合を進め、大事な3ポイントを再び積み上げることに成功。2位アトレティコとの勝点差8を保ったまま残り試合数は10となり、優勝へのカウントダウンもそろそろ始まろうかというバルサ号です。

チャンスを作り、自分でも決めるメッシ

イプルアを陥落させるにあたり、最も存在感を示したのはカピタンのレオ・メッシでした。立ち上がりのメッシは、決して迫力があったわけではありません。幾分低い位置にいてボールを受け、捌き、自分ではあまり前へと突っ込んでいかない。エイバルの選手たちはこのレオを見て、おや、今日のメッシは調子がいまいちかもしれない、願わくばそうあってほしいと思ったかもしれません。

しかし実際のメッシは極めて危険な存在でした。一見、なんの危険なプレーも発生しそうになかった7分のことです。右ライン際でダニ・アルベスセルヒオ・ブスケツとパス交換をしていたメッシから、芸術的パスが最終ライン裏へと一本。ルイス・スアレスがオフサイドを破る横ダッシュをかけた瞬間を見逃さず、クラックは正確無比な技術と判断力でエイバルの意表を突いたのです。そして見事裏へと抜けたルイシートは逆ポスト前へとダッシュするムニールを確認するとスピードあるボールを通し、カンテラーノの早々の先制点となったのでした。

かつての偽9番とも違う、やや引いた位置でボールを受けてはディアゴナルにドリブルを仕掛け、ルイス・スアレスムニールへと決定的ラストパスを供給するプレーを、このエイバル戦でのメッシは何度も披露しています。ルイス・エンリケの助言があったのか、メッシ自身がそう考えたのかは不明ですが、試合/状況によってチャンスメイク役、仕上げ役と働きを変えつつ決定的な影響を及ぼすあたり、並みの世界最高選手ではないです。

チームメイトをアシストするだけでなく、自分で決めようとする時の決定力も相変わらず。エイバルに流れがいっていた40分の、勝負を事実上決する0-2ゴールもお見事で、こちらは“メッシ印”のドリブル突破によるゴラッソでした。

エイバルのプレスに速いパス回しで対応

試合によって働きを変えるといえば、チーム全体としての戦術変更も見事でした。3日前のバジェカスではラージョ・バジェカーノのマンツーマンをかわすためにクラウディオ・ブラボからのロングボールを活用したバルセロナでしたが、このイプルアではエイバルのハイプレッシングをテンポの速いパス回しによって攻略。どのようにすれば相手チームの長所を消すことができるか、をルイス・エンリケウンスエは的確に分析できているわけで、彼らのコーチとしての力がそこから伝わってきます。

これに加えてバルサ選手たちの相手ボールへの寄せは激しく、エイバルに得点の可能性を感じられたのは前半30分から40分にかけての10分ほどだけでした。ルイス・エンリケと彼のスタッフたちは試合への準備を正しく行うことができ、選手たちは監督に与えられた仕事をピッチ上でしっかりとこなすことができる。この引き出しの多さ、懐の深さ、目標達成への一体感が公式戦36試合無敗リーガ11連勝へとつながっています。

派手さはないものの印象に強く残ったのは、イバン・ラキティッチの豊富すぎるくらいの運動量です。基本の持ち場である右インテリオールは勿論のこと、あらゆる場所に顔を出してカバーをし、時にはエリアへの飛び出しすらやっていた4番。この働きをされると、監督としても彼を先発から外すことは出来ません。アルダ・トゥランも徐々にバルサのインテリオールを体得してきている感じです。

ムニールの受け、キープ、ポジショニング、守備、アルダアルバとの連係も良好でした。技術があるのでボールをなかなか失わず、チームプレーの精神も高い。トリデンテがいる故に出番はごく限られていますが、もっとこのカンテラーノを活かすなにか良い方法はないものですかね。

ルイス・エンリケ 「このレベルの私たちを止めるのは困難」

バジェカス、イプルアと中2日でプレーしたアウェー連戦の両方を勝利で終えたバルサ監督は、チームのパフォーマンスを手放しで称賛しています。「先日の試合(ラージョ戦)もスペクタクルだったけれど、今日の試合はさらに良かったね。エイバルのような非常に厄介なチームを相手に私たちは非常にソリッドだったし、良いポジショニングとポゼッションによって彼らのプレッシングをかわすことが出来た」、「私たちは完璧な試合をしていたので、ハーフタイムの間、選手たちにそう伝えたよ。反対に思えたかもしれないからね」

ルイス・エンリケはさらに、プレッシングの良いエイバルに勝てたのはバルサの出来が素晴らしかったからだ、と強調します。「もし私たちのレベルが低かったなら、試合はかなり難しくなっていただろう。エイバルは全てにおいてとても良いプレーをしているし、そんなチームに対し、全体として私たちは良い出来だった。エイバルレベルのチームに私たちはほとんどゴールチャンスを作らせなかった

シーズンの最重要局面へと臨むにあたって、チームはこの上ない状況にある、と指揮官は認めました。「自分たちの望む位置に私たちがいることは疑いようがないね。それは誰がにプレゼントされたものではないし、自分たちのしてきた努力によるものなんだ。これから決定的な時期が近づいてきて、私たちは三つのタイトルを賭けて戦う。選手たちは勝つことに飽きてはいないし、野心の欠如を示す兆候もないよ。全てその反対だね。チームは良い具合に進化していってる。私の得ているフィーリングは上々だ」、「競い、そして勝つ。選手たちは自分たちの大好きなことをしている。それがこの選手たちなんだ」

ルイス・エンリケは選手たちを絶賛し、、「この選手たちがこのフォームにあれば、彼らを止めるのは非常に困難だよ」との見解を示しています。しかしその一方で、まだ気を抜くことは許されないとのメッセージも送りました。「私たちはリーガで良い位置にいるとはいえ、試合はまだ多く残されており、上位チームとの対決も控えている。次の試合もまた私たちが同じレベルでいけるとは、誰も保証してくれないんだ。もうカンペオンだなんて言って、私たちの気を逸らすことは誰にも出来ないよ。どのチームにも追いつけない状況になった時が、リーガ優勝の時だ」

そして最後、良い仕事をしたムニールに関しましては、「出場時間が少ない中で上手くプレーに加わっていくのは難しい。彼には大きな未来があるし、私たちは彼を信頼しているよ」と称えたアストゥリアス人指揮官でした。

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