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マスチェラーノは放出対象外

ユベントスと3年契約で基本合意したと報じられたヘフェシート。

ダニ・アルベスがユベントスへ移籍するだろう、とのニュースがメディアを駆け巡る数時間前、バルセロニズモに悲鳴を上げさせていたのが、ハビエル・マスチェラーノが移籍でユベントスと基本合意に達したとの知らせでした。この件を最初に報じたSPORT紙によりますと、マスチェラーノとトリノクラブが3年契約で基本合意した一方で、クラブ間交渉は手付かず。ユーベの申し出は年俸面でバルサを上回っているほか、スポーツ面でも本職のメディオセントロ出場を提案するなど、魅力的な内容となっているようです。バルサにはプロジェクトの中心選手であるマスチェを放出する考えはないとされます。

募らせたクラブへの不満?

ハビエル・マスチェラーノに移籍の可能性が報じられたのは、今回が初めてではありません。2年前の夏は少々、クレが気を揉んだこともありました。しかし2014年8月にヘフェシートはバルサとの契約を2018年6月まで延長し(1年延長オプション付)、ルイス・エンリケからの信頼も絶大だったことで、その後はウワサが立っても不安は生じることなく。それだけにこの基本合意のニュースは驚きでした。

マスチェラーノがユベントスへと移籍することにした理由、バルセロナへの苛立ちや満たされない気持ちは、SPORT紙によると4つあります。同紙曰く、選手は少しずつクラブへのもやもやを募らせていきました。ヘフェシートはこれまでにいろいろな悩みを抱えていた。でも理事会はそれを解決できなかった。それでマスチェの気持ちは離れ、新天地に去ることを決めたというわけです。無論、彼から直接説明はされてないですから、今はSPORT紙が言っているに過ぎませんケド。

脱税問題:スペイン税務当局からの訴訟で、マスチェラーノはクラブからのサポートを感じなかった。

崩された年俸バランス:相次ぐクラックたちの契約更新により、チーム内のかつての年俸バランスは崩れた。メッシやネイマールが高給を手にする一方で、マスチェラーノは“中ランク”止まり。不動のレギュラーである彼に、誰も是正を持ちかけなかった。

カピタンとしての難しい決断:マスチェラーノはチームを傷つけそうな問題をただ見ているカピタンではなく、シーズン中に何度も個人やグループの姿勢を立て直すべく奮闘した。それによって彼は疲弊した。

中盤に戻りたい:セントラルへのコンバートに決して不満を漏らさないヘフェシートだが、彼が中盤でのプレーを好んでいるのは広く知られた事実。ルイス・エンリケとの関係は問題ない。

契約解除金 1億ユーロ

いくら選手と他クラブが移籍で基本合意しようとも、クラブ間交渉が合意に達しないかぎり、その移籍は実現しません。バルセロナが獲得を試み、選手との合意は取り付けたものの、結局実現しなかったとされる例はたくさんあります。マスチェラーノの件では、バルセロナは移籍交渉に応じる考えはないと各メディアで伝えられています。なのでユベントスから電話があったとしても、バルサからの返事は「彼は放出対象ではありません。契約解除金は1億ユーロです」となりましょう。

ただ、過去のバルサの対応を振り返ると、“去るものは追わず”が多い。移籍を希望する選手をチームに留めておくことは難しく、マスチェラーノが公けの場で移籍を志願した場合は、話し合いに応じることになりそうです。ルイス・エンリケのプロジェクトに欠かせない存在のマスチェですから、移籍金には最低でも6,000万ユーロを求めるだろうとMD紙はしています。

また、MD紙によるとマスチェラーノ自身は親しい人たちに対し、ユベントスと合意したという事実はなく、バルサ残留を望んでいると述べたとのアルゼンチン発の情報もあるようです。代理人がクラブを揺さぶっている可能性も考えられます。まずマスチェラーノが退団を検討している、と大きく報じたMD紙よりも、後追いのSPORT紙のほうが彼の移籍をあるとしているところが面白い点です。

 

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