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目標ベジェリン+ガメイロ=めちゃ高い

優先補強ポイントの獲得にいくら掛かるでしょう。

欧州のフットボル界がオフシーズンに入って数日。マーケットに関するウワサ話は益々盛況となっています。バルサ関係なら退団が確実と言われるダニ・アルベスの後釜探しと、今季散々言われてきた“第4のデランテロ”探し、そしてピケの相棒となってフル稼働できる左セントラル探しがメイン。シーズン中はデランテロとセントラル、それにアルバの控えとなれる選手が優先と言われていましたが、ダニ退団が現実となるとそちらにも注力せねばならず、金庫が大丈夫か心配な今日この頃です。

難易度★★★★ベジェリン

ダニ・アルベスの去就につきましては、また一段とユベントス移籍が濃厚となっています。昨日はユベントスのGMベッペ・マロッタ氏が伊SKY SPORTSの取材に応じ、ブラジル人右ラテラルの獲得に関して「彼に注意を注いできた。まずは彼がバルセロナとの関係をハッキリとさせなければならない。もし獲得が可能となれば、私たちは彼との契約を完了させるだろう。この件に私はかなり楽観的だよ」とコメント。アルベスの代理人もすでにトリノに入っているそうですし、彼が白黒のユニフォームを着るのはもう時間の問題っぽいです。

マロッタ氏はマスチェラーノについても言及しており、「話し合ってはいるが、こちらの交渉は困難で、現時点では進展はない」と説明)

もしアルベスのユーベ移籍が避けられないものであるなら、バルサはその後任を探さなければなりません。補強は行わず、アレイシ・ビダルセルジ・ロベルトでカバーするという報道もありますが、アレイシが全然使われてないだけに不安。最終的に誰も獲れませんでした、との結末はあるとして、補強は試みられるでしょう。その第一候補とされるのが、元ラ・マシア育ちの21歳エクトル・ベジェリン(アーセナル)です。

しかしこの交渉が上手くいきそうな気配は、今のところありません。まずアーセナルにはベジェリンを手放す考えが毛頭ないため、獲得には4,000万ユーロ以上が必要そうなこと(SPORT紙)。そしてベンゲル監督にいたく感謝していて昨年契約を2019年まで延長しているベジェリン本人が、敢えて退団を願うようなことは考えにくい点です。マンチェスター・シティなどのビッグクラブも関心を示すとされる彼ですので、出遅れ感もあります。

バルサBのセルジ・パレンシア(20)がいきなりの覚醒とかないですかね。

ガメイロも容易くない

一方、スーペルトリデンテのバックアッパーとしての役割を担う“第4のデランテロ”ですが、MD紙がバルサの最優先目標だと伝えているのがセビージャのフランス人ゴレアドール、ケビン・ガメイロ(29)です。

セビージャで2年目となる今季、ガメイロはリーグ戦で31試合に出場し、16ゴールの活躍。公式戦合計では52試合で29ゴール 7アシストという成績を残しています。カルロス・バッカが去った後、不動の9番となってチームのヨーロッパリーグに貢献した中心選手ですから、いくら売り手クラブのセビージャといえども簡単に手放しはしないでしょう。来季こそチャンピオンズでの飛躍を狙うなら、尚更です。

30日のリーガ最大のニュースとなったモンチSDの退団(マドリーに行くかも、との最悪のウワサあり)も、バルサとしては逆風でしょう。敏腕ディレクターがいなくなる→ 後任に優れた選手を呼んでこれるかどうか不透明→主力をがっちり引き留める、の流れ。MD紙はセビージャが契約解除金の4,000万ユーロを求めるだろうとしています。29歳のガメイロに3,000~4,000万を出すなら、同じ29歳でルーチョお気に入りのノリートでいいような… 自由移籍での入団だったエンリク・ラルソンさんはその点でも偉大…^^

さらにバルサの将来を担えるようなセントラルを獲得するとなると4,000万ユーロはかかるでしょうし、選手の放出による資金調達がなければ相当難しそう。マスチェラーノで5,000万確保?いや、それは…。きらりと光る逸材を掘り出し、ジュリデコラルソンエトーベレッティシルビーニョを獲得した2004年夏や、トゥレ・ヤヤアビダルを連れてきた2007年夏のような、そんな目利きな補強が決まれば最高なんですが…。モンチさん… ごほんごほん 長い夏になりそうです。

 

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