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シレッセン獲得で合意、あとはいつになるか

チャンピオンズ予選出場を巡って話し合い。

オランダ代表ポルテーロのジャスペル・シレッセン(27)移籍に関し、FCバルセロナとアヤックスはすでに合意に達している模様です。メディア情報によると、移籍金は1,300万ユーロ。あとは選手がいつバルセロナへ赴くのかを調整中だとのことで、クラウディオ・ブラボが速やかにペップシティへと旅立てるよう、バルサは早めの交渉成立を目指していると見られています。そこで問題となってくるのが、アヤックスはこの水曜日にチャンピオンズ本大会出場をかけた大事な試合が控えていて、彼らはシレッセンをここで是非とも起用したいと考えているらしいことです。あちらにもあちらの都合があります。

アヤックスの事情、バルサの事情

クラウディオ・ブラボがマンチェスター・シティへと移籍する条件、それは彼の後任が確保されることだとされています。一方でブラボの後任に選ばれたというジャスペル・シレッセンのバルサ入団が正式に発表されるのは、ブラボのシティ移籍が固まってからだともされます。どちらが先かは、これに関する記事によって違っています。

ジャスペル・シレッセンの移籍に関し、バルセロナとアヤックスはすでに合意に達しているとの見方が一般的です。残る問題は、アヤックスは水曜日にロストフとのチャンピオンズプレーオフ第2戦を控えていて、シレッセンがこれに出場し、もし大きな負傷するような事態となっては、移籍作戦に支障が出かねないこと。そこでバルセロナはリスクを回避するため、アムステルダムクラブに対してシレッセンを起用しないよう求めたといわれますが、ここでアヤックスとの間に利害の対立が生じることになります。

(※バルサはスーペルコパとリーガ開幕節でブラボを思い切り起用しちゃってますけれど、同様の注文はシティからはなかったのでしょうか。移籍濃厚の選手が試合を欠場することは多々あります)

アヤックスにとってスポーツ面でも経済面でもシーズンを左右する試合、チャンピオンズ出場の懸かった大一番に正ポルテーロを起用したいのはごく普通の考えです(地元での第1戦は1-1引き分け)。特に現場はそうでしょうから、MDによるとあちらのペテル・ボス監督は理事会に対してシレッセンを起用できるよう要請。日曜日のリーグ戦では元バルサのアンドレ・オナナ(20)を起用しWillem IIにカサで負けているので、よりプレッシャーのかかるチャンピオンズ予選は経験豊富なシレッセンを使いたいという報道です。

ただしアヤックスはバルサとの交渉を破談させたくはないゆえ、バルサの要求を呑むんじゃないかとSPORT紙は見ています。Willem戦でシレッセンをベンチに入れなかったのもそのためでしょう。

一方、ジャスペル・シレッセン本人はどうかというと、SPORT紙がいうところでは、こちらもリスク回避のためにロストフ戦は欠場し、明日にもバルセロナへと到着したがっているそうです。バルサへの逸る気持ちと思えば嬉しいですが、心惹かれるのはむしろ所属クラブのために忠義を尽くすブラボのような姿でもあり。メディアのいうことなので、どこまで信じられるかは微妙ですけれど。

ということでクラウディオ・ブラボがマンチェスターへと旅立つ日は、今週木曜日までずれ込むかもしれません。ジョルディ・マシップを信頼してクラウディオを解放すればいい… なんて思わなくもないですが、テル・ステーゲンが負傷中だけにそういうわけにもいかない。テルさんはややこしい時期に怪我したもんです。

ブラボ、チームメイトたちに最後の別れ

ベティスとのリーガ開幕戦前、ロベルト・フェルナンデスがマンチェスター・シティ移籍を認めたクラウディオ・ブラボは、クラブの許可を得て昨日日曜のトレーニングには参加しませんでした。しかしながらシウター・エスポルティーバには足を運び、チームメイトたちやテクニコ陣、スタッフ陣にこの2年間への感謝の言葉を述べ、最後のお別れをしたそうです。

サン・マメスで誰を起用する

そしてブラボさんの退団によって、まず何とかしなければならないのが週末のリーグ第2節、サン・マメスでのアスレティック・クルブ戦のポルテーロをどうするか問題です。

これはまた木曜~金曜あたりに大きく取り上げられると思いますが、念願かなって正ポルテーロとなったマルクアンドレ・テル・ステーゲンの怪我(ヒザの捻挫)がもし日曜日までに回復しない場合、ルーチョは難所サン・マメスでの門番をジョルディ・マシップに任せるのかどうか。オランダ代表のベテランといえども入団直後で言葉の問題もあるのは不安ですから、チームに慣れた選手がいいでしょう。こういう時のためのカンテラーノでもあります。ただ、あれこれと議論はされることでしょう。

 

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