起こるか、二度目の大逆転:ユベントス戦

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5点取るつもりでいかなければならないとバルサ監督。

ルーチョバルサによる二度目のレモンターダは、果たして実現するのか。1/8 finalでPSGに対し歴史的大逆転をやってのけたバルセロナが今夜挑むのは、堅守を誇るイタリア王者ユベントスへの3点差逆転です。パリに続き、トリノでもアウェイゴールを奪えなかったことで、ミッションの難易度は☆5つ。いわば出来ないほうが普通の挑戦なのですから、望むのはカンプノウではやれることを全てやり尽くしたと選手たち自身もファンも思えるような、ハートの感じられる試合です。スポーツレベルで激しくアグレッシブにボールを追ってほしい。魂を感じたい。それによってカンプノウが魔法を呼び、レモンターダ第二弾の実現となるかもしれません。

必要なのは効率性と先制点

1週間前にトリノで敗れた後は「楽観的になるのは難しい」「とても悲しく、とても深刻な光景だった」と悲観的になっていましたが、いつまでも肩を落としいているようなガッツエンリケではない。寝て起きて食べることで生来の前向きさが再び勢力を取り戻してきたようで、カンプノウ決戦の前日会見でのバルサ監督は、このチームならレモンターダを繰り返せるとの自信を示しています。そのための秘訣は「攻めて、攻めて、攻めること。一息ついて、また攻め続けること」。そして必要なのは、ベストな試合よりも「効果的であること」と語るミスターです。

ユベントスに失点を許すことなく3点以上決めなければならないのですから、かなり穴のない試合が必要なのは間違いないのですが、ルイス・エンリケはPSG戦の教訓を活かすとすれば「必要なのは高い効率性と、ゴールチャンスを作りだし、相手に迷いを生じさせること」だと言います。トリノでは仕留められなかった決定機を、カンプノウでは確実に決めなければ勝機は逃げていきます。

ただ、監督はユベントスを完封できるとは考えてはいないようです。PSG戦の前日は「あちらが4点取ったなら、こちらは6点取れる」と言っていたルーチョですが、今回はユーベが1点は入れるだろうと予測し「私たちの目標は5点決めることだ」と宣言。となると延長戦は存在せず、90-95分で決着は付くことになります。

ルイス・エンリケはこのユベントス戦もPSG戦のように3-0まではわりとスムーズに進むと見ているのかもしれません。指揮官曰く、「もし1-0にすれば、2点目はカンプノウが決めるだろうし、3点目はひとりでに転がり込んでくると確信している」。肝心なのはまず0-1にされてしまわないことです。先制されるとキツい。

最後の瞬間まで

本当の勝負が3-1から始まるとするなら、最終決着は今回も95分までもつれ込むかもしれません。ゆえにルイス・エンリケはファンに向けて、「80分でスタジアムを出ないでほしいんだ。PSG戦では少しの人たちが去っていたと思う。私たちは最後の瞬間までトライしていくし、ファンは再び歴史的な夜を経験するチャンスを手にしている。3分間で3ゴール決められることはすでに示されてるしね、95分まで全員がひとつだ」とメッセージを発信。もし終盤に入って3-1ならば、必要なのは2点ですから、PSG戦を見たクレは最後までミラグロ(奇跡)を信じユベントスを圧迫するでしょう。

ちなみに敵将マッシミリアノ・アッレグリさんはこの後の会見で、「1週間でバルサの問題点が変わったとは思わない。私たちはイダと同じことを試みていくよ」「多くのゴールが生まれる試合となるだろう。真摯さが不可欠となる」とコメント。何度も「守りと攻め」と言っていて、持ち味の守備だけでなく攻めることでバルサを退ける考えを示唆しています。

バルサが抱える問題点、その1つである守備に関してはルイス・エンリケも認めていて、「相手チームがわずかな労力で私たちにダメージを与えられる、そんな流れにあるのは確かだ。それを変えなければならない。システムに関係なく、どこでプレッシングをかけるのかトレーニングを続けている。悪い流れを変えなければならない」と説明。それには中盤のバランスと、いかに数的優位とパスコースを作り出すかが重要となります。

あとは「ボールのあるなしに関係なくアグレッシブさとプレーの姿勢」と満員のカンプノウで「できるかぎり相手に怖じ気づかすこと」。そのあたりが求められると指摘するミスターです。

攻めて、攻めて、攻める

3週間前の歴史的レモンターダは、ユベントスに警戒心を持たせると同時に、カンプノウに“奇跡”の再現を期待させ熱狂する雰囲気も生むでしょう。それで百戦錬磨のユベントス選手たちは動じなくとも、審判団は魅入られるかもしれない。微妙なプレーではバルサ有利に判定してしまうかもしれない。一番の効果は選手への後押しですが、現場に居合わせるものを魅入らせ、動かすのがカンプノウの魔法じゃないかと思うわけです(完璧な誤審は後味が悪いので不要)。

いずれにせよ、エスタディが魔法を起こすには選手たちの頑張りが第一条件です。ルイス・エンリケは言います。「疑いのないのは、私たちがリスクを冒していくことだ」「イダの結果によって、私たちに失うものは何もない。一方で準決勝進出をポケットに入れているユベントスは、守るのか攻めるのかを決めなければならない。私たちにあるのは一つの選択肢だけ。攻めて、攻めて、攻めることだけなんだ」

バルサはトリノでのエラーで、スコア的にはほぼ詰んだ状況。リスクを冒して攻めた結果、4-1までは行った、でもあと一歩届かなかったのであれば、バルセロニスタも納得するでしょう。会心の完璧な試合じゃなくていい。クレの誇りを満たす、そんな試合をお願いします!

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