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“新たなアセンシオ”にはしたくない・・・バルサが狙う17歳の新星

マドリーも関心を示すという有望若手

ここ数年バルサが選手マーケットで犯した失敗の中で、特大級なのがマルコ・アセンシオを取り逃したことです。契約目前までいきながら、400万ユーロを出し渋ったことでマドリーに持っていかれた超有望株。その同じ過ちを繰り返さないよう、バルセロナは今、バレンシアの新星フェラン・トーレス(17)獲得に乗り出しているようです。

活きの良い右エストレーモ

フェラン・トーレスはバレンシアCFに所属する、未来を期待されている若手の一人です。ポジションは右エストレーモ。非常にスピードがあり、フィジカルに恵まれ、技術があり、両足を使え、得点力もあるアタッカーだとMDは紹介しています。

フェラン・トーレスはユース年代ながら、すでにバレンシア・メスタージャ(Bチーム)の主力の一人らしく、マルセリーノ率いるトップチームにも呼ばれたりしているそうです。マルセリーノは今季中に彼をトップデビューをさせたがっている云々。ASのウェブサイトにあるプレー動画集を見ると、たしかに活きの良い選手ですが、バルサ流のコンビネーションがどうなのかは不明。

800万ユーロを支払うかどうか

バルサはこの若きエストレーモを、800万ユーロの契約解除金支払いによって獲得するか計画中とMD紙は説明します。17歳のユース選手に800万ユーロは高額ですが、トップチームの一員になれる資質は十分にあるので、思い切って投資するかどうか。レアル・マドリーもまた彼に関心を示しているらしく、バルセロナとしてはアセンシオの二の舞にしたくないとの思いが強いかもしれません。プレミア勢やPSGも彼に興味があるとされます。

もしバルサの誘いにフェラン・トーレスが応じた場合は、バルサBで1-2シーズンバルセロナフットボルに適応するか、プリメーラのクラブに武者修行にでることになる模様です。バレンシアには交渉に応じる考えはなく、むしろ契約更新を試みているようなので、800万ユーロを投じるかどうかの判断となります。

U-17ムンディアル

こういった話題が今出てくる背景には、10月6日から開幕するU-17ムンディアル(W杯)を楽しむためのスパイスにしよう、という意図もあるでしょう。U-17スペインにはフェラン・トーレスほか、バルサからはアベル・ルイスセルヒオ・ゴメスファン・ミランダマテウ・モレイ(残留してた)が招集されています。日本代表にはタケがいますし、ちょっと注目してみますかね。

 

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