イニエスタ「身体と心が出来るという間は、ここにいる」

バルサとカピタンがクラブ初となる終身契約で合意

FCバルセロナのカピタン、アンドレス・イニエスタがクラブとの契約延長で合意、さっそく新契約書への署名を行いました。バルサの公式発表によれば、契約期間は“終身”。とはいえ本当に一生ではなく、現役引退を決めるまでは毎年自動的に延長される仕組みとなっています。これはクラブ118年の歴史で初の試みです。

アンドレス・イニエスタがバルサ選手でなくなるのは、彼がそう決めた時です。メディア情報によると、シーズン終了前に来季も続投するかどうかをアンドレスが決断し、バルセロナはそれを受け入れる。イニエスタが現役引退後もバルサで働き続けたいと願った場合の職務などはまだ決められてないとのことです。

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バルサとのつながり、愛情に変わりはない

クラブからの公式発表を受けてさっそく、10月6日の12時半頃からカンプノウ内のパルコ・プレジデント・スニョルにて契約書への署名儀式が、引き続き13時からは記者会見室にてジュゼップ・マリア・バルトメウ会長とイニエスタによる会見が行われています。

12歳でラ・マシアに入った少年が33歳となって結んだ歴史的契約。座席の最前列では父親がその様子を見守り、舞台の傍らには「A. INIESTA PER SEMPRE(永遠に)」とマーキングされた背番号8のマネキン。以下はイニエスタが語った主なコメントです。

最初のスピーチ:「今日は僕にとってとても特別な日となりました。自分のカサ(家)に居続け、自分のクラブで大きな事を成しとげる夢を見続けられるからです。クラブは僕の成長を見守ってきました。このチーム、クラブのカピタンを務めることは僕にとって大変光栄なことです。この契約を結ぶ機会と信頼を示してくれたクラブと理事会に感謝をしています」

「シーズンの終わりに、全員にとって何がベストなのかを穏やかに話せること、それはプライスレスです。僕とこのクラブとのつながりが変わることは決してありません。自分の身体と精神が出来ると言う間は、僕はここにいるでしょう。それが長期間になることを期待しています。ここ以上の場所はどこにもないんです。今はただシーズンの終わりにタイトル争いをし、ソシオやファンが僕らを楽しんでいることだけを気にしています」

居れば良いというものではない

契約延長について:「多くの年月や献身、良い状況、そう良くもない状況などが背後に存在してこその、この契約延長です。自分のクラブと一緒に一歩前進したことに、僕の心は誇りで満たされています。僕はできるだけ長い期間ここにいることを僕はいつも考えてきましたが、それはおまけとしてではなく、戦力として加わり、自分が重要だと感じるためです。今の時点では、5月や6月に自分の頭がどう考えているか、それを考えるのは難しいです。今のところは、物事の進み具合にとても喜んでいます。将来のことはいずれ分かるでしょう。全ては一夜にして変わりますから、先のことを計画するのは好きではないんです」

終身契約:「“終身”という肩書きは、2試合をプレーして、あとはいれば良いというものではありません。それは僕の考え方ではないんです。自分にいつもの力がなくなっていると思えば、僕は考えを変えるでしょう。今はクラブの信頼に対して大変感謝をしています」

バルサでの21年:この感情は言葉では表せません。12歳でやって来た少年が、33歳となって皆さんの前にいる。これまでに起こったことを思うと、寒気も感じます。僕たちが話しているのは愛情と感情についてです。バルサは僕の家ですし、クラブがこのような契約を結んだことに感動しています。彼らが僕の誠実さを信じ、一人の人間として信頼してくれた。僕にとってはそれが最も重要なことです」

フットボルと関わり続けていく

クラブとのつながり:「僕にとっての現在、それはフットボルであり、出来るだけ長い時間フットボル選手であるために最大限身体に気を配っていくことです。時間が減っているのはたしかですし、だから僕は将来の準備もしていくでしょう。フットボルとのつながりは保っていくと思います。具体的になにかは分かりませんが、フットボルは僕の人生ですし、事実上僕が知っている唯一のことです。ただ、ずっと先の計画を練るのは少し危険です。全ては短い時間で変わりますから…」

短期主義:「この状況にある33歳の人間が多くのことを考えることは、理解してもらえると思います。自分の感じていること、どんな状態か、どう感じているか、ピッチの内外で感じる希望、などを見ていかなければならないんです」

現役引退:「フットボルの世界がどのように機能しているかを僕は知っています。去年は数ヶ月若かったわけですが、自分は終わったかのように見えていた。それが今はイニエスタに第二の青春がきたように見えているんです。自分がどのように感じ、何を考えているのか、一番よく知っているのは僕です。自分の可能性に気付いていますし、それが落ちたと思った時、終わりが来るでしょう。僕が今考えているのは、自分が重要な存在であり続けることと、このクラブを更に大きくすること。それが僕には重要なんです」

  • Soichi Yukimune

    真っ先にきらなければならない一人だというのに、イニエスタ終身契約? なにを寝ぼけてる、これじゃーバルサに未来はない。

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