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「パウリーニョさんゴメンなさい」批判を称賛に変えた3ヶ月半

抜群の飛び出しにより、ここまでリーガで4得点

街角を歩いているパウリーニョを見かけたバルセロニスタが、彼にどんな言葉をかけるのか、気になります。きっと大人気だと思う。当初はバカげているといわれた契約でしたが、今や普通にスポーツ紙の表紙を飾ってしまう存在となってみせたブラジル代表。なんでも彼は野心的で、バルサ入団時には周囲にシーズン15得点を決めると語っていたそうです。

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個人目標:シーズン15得点

広州恒大に所属するパウリーニョをバルサが獲得した際、その理由は「フィジカルが強く、バルサにないタイプ。でもだからこそバルサスタイルに有益。守備が持ち味」と言われていました。

しかし現在の印象は少し異なり、印象深いのはなんといっても2列目からの飛び出し。精力的に、そしてタイミング良くペナルティエリアへと侵入し、攻撃的センスを存分に披露しています。ここまですでに4ゴール(全てリーガ)。これはレオ・メッシルイス・スアレスに次ぐチーム3位の数字です。

バルセロニスタとしては、この得点力は嬉しい驚き。しかしパウリーニョからすれば、そのくらいの自信・確信があったのでしょう。

11月21日付のSPORT紙によれば、パウパウは今季15得点の個人目標を設定していて、ごく親しい人々にはそう語っているそうです。

年間15得点がどれくらいのレベルかといえば、バルサ入団年のネイマールがちょうど15得点。この2013/14シーズンはセスク・ファブレガスが13得点を決めています。セスクはその前年と前々年に15得点。あの出戻りセントロカンピスタは、そういえばよく点を決めていた。15得点は中盤としては上出来レベルです。

シーズンの約3分の1を終えて4ゴールですから、パウリーニョも順調にいけば15ゴールに届くかもしれません。

無知から批判してすみません

この日のSPORTはパウリーニョの良さをあれこれと特集しているのですが、一番はなんといっても、副編集長による全力の“ごめんなさいコラム”です。

プレミアリーグ(トッテナム)で失敗し、中国リーグでプレーする選手に4,000万ユーロなんて高すぎると批判をしたけど、それは私たちの無知によるものでした。プレーも見ずに彼のことをくどくど言ってしまいました。私たち全員が不当に批判をし、今ではもうゴメンなさいと吟唱するしかありません。そんな私たちをパウリーニョは許してくれています。どうかこれからもチームの勝利に貢献してね。

といった具合。間違ったなら謝らなければならない、パウリーニョに対して大きな過ちを犯したと認めなければならないと潔く認めるマスカロ副編集長には賛成しますし、もしパウさんと街角で会えるなら、疑って悪かったとアメちゃんのひとつでも手渡したいです。

バルサで成功するには当然、高い資質が必要ですが、それだけではなくメッシらと上手くいくか、性格はどうか、芯の強さはどうか、など精神的な要素が重要だなとパウリーニョの件でよく分かります。あとはベテランにはベテランの味があるとか、やってみないと分からないとか。

でもMDが最近しきりに推しているメスト・エジル。これはイヤだ(^^;)

 

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