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Copa del Rey : 1/4 final, Ida


異次元メッシ、バロン・デ・オロを自ら祝うハットトリック!

 

FC Barcelona Betis
5

0

12 de Enero - Mie 22:00 h
Camp Nou : 59,498
Goles
Messi (44)  
Messi (62)  
Messi (73)  
Pedro (75)  
Keita (82)  
Titular
Pinto 【7】 Casto
Alves 【6】 Isidoro
Pique 【7】 Miki Roque
Puyol 【7】 Arzu
Maxwell 【6】 Nacho
Busquets 【6】 Beñat
Xavi 【7】 Iriney
Iniesta 【8】 S. Sevilla
Messi 【9】 Israel
Pedro 【7】 Molina
Villa 【6】 Ruben Castro
Cambios
Villa→ Keita (74) 【7】 Beñat→ Juande (58)
Pedro→ Afellay (79) 【6】 Irney→ Juanma (63)
Messi→ Jeffren (85) 【5】 Israel→ Pereira (77)
Entrenadores
Pep Guardiola 【7】 Pepe Mel
Tarjetas
Busquets (56) Iriney (20)
  M. Roque (38)
  Isidro (61)
   
Arbitro
Velasco Carballo (Madrileño) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 3 1 2
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
    12 Tiros a puerta 5    
      Ocasiones de Gol      
    8 Corners 4    
    8 Fueras de juegos 4    
    7 Faltas 18    
% 63% Posesion del Balon 37% %
Formacion
先発は勝負を一気に決めようというガチメンバー。唯一のコパ要員はピントだった。絶好調アビダルは今日は休みで、マクスウェル起用。最初の交代はビジャに替えてケイタ。ふたりめはペドロからアフェライへ。最後は殊勲のメッシを下げて、ジェフレンの登場。
Titular Final
先発 終了時
Goles
Messi (44)  
Messi (62)  
Messi (73)  
Pedro (75)  
Keita (82)  
Reporte

過密スケジュールとなっている1月の、バロンデオロ授与式から2日後の、セグンダに所属するベティスをカンプノウに迎えてのコパ1/4ファイナル。アプローチの仕方は幾つかあるが、グアルディオラのとった決断はここで一気に勝負を決める、というものだった。

よってミスターはこの試合の先発に、フルメンバーを送り込んでいる。いかにもコパだね、というのはポルテーロのピントのみだった。

ゲームは序盤より、激しいテンポで進んでいる。前日にペップが指摘していたとおり、ベティスはセグンダでプレーしているものの、実力はプリメーラクラス。しかもかなりの強敵だった。彼らは試合を捨てることなく、がっちり守って一発のチャンスに託すことなく、バルサ相手に堂々と渡り合ってきたのである。結果、前半は両チームともにチャンスのある、出入りの激しい展開となった。

バルサにとって厄介だったのは、この日はベティコの守護神カストが特に前半、乗っていたことである。24分にはメッシが、29分にはビジャが、それぞれカストのパラドンによってゴールを阻止された。一方でバルサの守護神も負けてはおらず、37分にモリーナのヘッドをばっちり弾き出している。

オープンな展開となったこの試合で、先制点を決めたのはやはりというかメッシだった。前半も終了しようかという44分、カウンターからイニエスタのパスを受け、カストが前に出ているのを見極めたうえで、その頭上を越してみせるバセリーナ。ボールがネットに吸い込まれるまでの、あのスタジアムの歓声が耳に心地よい。

 

ハーフタイム直前、ルベン・カストロのシュートがクロスバーを叩くというドッキリもあったが、バルサは1点のリードをもって後半を迎えた。セカンドハーフ、まず輝きを放ったのはピントだった。48分と60分、守護神は好守によってルベン・カストロのシュートを防いでいる。

そして62分、決定力の違いを見せつけたのがレオ・メッシだ。ビジャからの縦パスを受けてエリア内に突入し、1本目のシュートはカストによって止められたものの、そのこぼれ球をすかさず拾ってゴール右隅に流し込んだクラック。これだけでは飽きたりない彼は、72分にも同様の流れから3点目を叩き込んでいる。今度はチャビのスルーパスによってライン裏へ抜け出し、カストとの1対1に勝利しての得点だった。

3-0となったことで、さすがのベティスも勝負への気合を失った。その落胆を見逃さず、しっかりと大フィエスタへともっていくのが今季のバルサだ。メッシがハットトリックを達成したわずか2分後、今度はペドロがネットを揺らして4点目。アルベスがエリア内で粘り、後ろへ戻したボールを思い切り叩いてのゴールだった。

さらに82分には、イニエスタがゴールライン上からホイッと浮かせたセンタリングを、ゴール前で待ち構えていたケイタが悠々と頭で押し込んで5-0。今季7回目(!)のマニータとなった。

この圧勝により、バルサはグアルディオラの目論見どおり(それ以上?)に第1戦で勝負を決着させることに成功した。準決勝への切符は、半分以上はバルサのものに。バロンデオロを祝う、良い勝利だった。