Liga Española
jornada 4

難関攻略で開幕4連勝!

Getafe FC Barcelona
1 4
15 de Septiembre - Sab 20:00 h
Coliseum Alfonso Perez
: 10,000
Goles
  Adriano (31)
  Messi (72pk)
  Messi (76)
Mascherano (77pp)  
  Villa (89)
Titular
Moya 【6】 Valdes
Varela 【6】 Montoya
Lopo 【6】 Pique
Alexis 【6】 Puyol
Miguel Torres 【6】 Adriano
Xavi Torres 【6】 Busquets
Michel 【7】 Xavi
Abdel Barraga 【7】 Thiago
Diego Castro 【7】 Cesc
Pedro Leon 【6】 Pedro
Adrian Colunga 【5】 Tello
Cambios
A. Colunga→ Alvaro Vazquez (60) Puyol→【6】 Mascherano (57)
Michel→ Lacen (68) Thiago→【8】 Messi (59)
Pedro Leon→ Sarabia (78) Tello→【7】 Villa (76)
Entrenadores
Luis Garcia 【7】 Jordi Roura
Tarjetas
Michel (61) Busquets (23)
Valera (62) Pique (37)
Arbitro
Teixeira Vitienes (cantabro) 【4】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 2 2 Tarjetas Amarillas 2 0 2
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
2 3 5 Tiros a puerta 14 7 7
1 1 2 Ocasiones de Gol 10 6 4
0 1 1 Corners 7 4 3
0 0 0 Fueras de juegos 4 2 2
8 3 11 Faltas 9 4 5
28%   36% Posesion del Balon 64%   72%
Formacion

イニエスタ、アレクシスが怪我で、ジョルディ・アルバが風邪で欠場。南米組のアルベス、メッシ、マスチェラーノ、そしてビジャ、ピント、ソング、デウロフェウがベンチスタートとなった。フォンタスとドスサントスは招集外。左右のラテラルはモントーヤとアドリアーノ。チアゴが怪我明け今季初出場で先発し、セスクが偽9番。

ひとりめの交代は負傷によるもので、プジョルに代わってマスチェラーノ。ふたりめはチアゴに代えてメッシ投入。セスクがインテリオールに下がる。最後はテージョからビジャ。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Adriano (31)
  Messi (72pk)
  Messi (76)
Mascherano (77pp)  
  Villa (89)
Reporte

早くも今季2度目となる、バルサが勝ってマドリーがこける"パーフェクトナイト"(日本ではパーフェクトモーニング)。これがもし1シーズンに38回あったとしても、きっと文句は言わない。

ティト・ビラノバはこの試合に、これぞバルサだというスタメンを送り出している。FIFAウイルスによって欠場となったイニエスタとアレクシスだけでなく、長距離移動後の南米組を揃ってベンチに置いて、10選手がラ・マシア産というステキすぎる布陣。ジョルディ・アルバが風邪でなければ、全員をカンテラ経験者にできたところだ。

セスクの偽9番

そんなローテーションも機能しなければ意味がないが、マキナ(機械)は上手く作動した。毎年苦手としているアルフォンソ・ペレスで、メッシ抜きでもバルサ印のフットボルを披露できたことの意味は非常に大きい。偽9番として起用されたセスクは、よくその役割を果たしていた。

昨年ペップチームを破り、第2節ではモウチームにも黒星をつけていたルイス・ガルシア率いるヘタフェ。しかし「自分たちがどうプレーすべきか分かっている」というティト監督の言葉どおり、バルサはキックオフ間もなく試合を支配した。決められはしなかったが、4分のテージョのチャンス(ライン裏へ抜け出し1対1)をアシストしたのはセスク。31分のアドリアーノの先制点をお膳立てしたのも、このセスクだった。ドリブル突破からエリア内へと侵入し、最後のタッチが少し長くなってしまったものの、併走していたアドリアーノがズバッとトドメを刺して0-1!アドはこれがバレンシア戦に続いて2試合連弾。自身のリーガ200試合出場に花を添えた。

セスクと並び良い仕事をしていたのが、怪我から回復し今季初先発(かつ初出場)となったチアゴだ。どれほどプレー復帰を楽しみにしていたのかが分かる、溌剌とした動きでヘタフェの脅威となっていたアルカンタラ兄。25分には華麗な個人技から2人のデフェンサをひらりとかわし、クロスバー直撃弾を放つと、30分過ぎにもテージョの浮き球パスを胸でコントロールし、ニアポスト急襲シュート。GKモヤがかろうじてパラドンで阻止している。

プジョル負傷…

ハーフタイム後も問題なくゲームをコントロールしていたバルサだったが、残念なニュースも1つ届いている。バラダとボールを争った際にプジョルが左ヒザを痛め、ピッチを去ることとなったのだ。その後もプレーを続けようと試み、断念した後も歩いてピッチを出たカピタンだったが、最初の診断では全治4-6週間。クラシコは絶望となり、チームにとって大きな痛手だ。

異次元メッシショー

プジーと交代でマスチェラーノがピッチに登場した2分後、ティト・ビラノバはチアゴに代えてメッシを送り出した。そして例によって例の如く、我らのギガクラックはまたもや変態ぶりを見せ付けてくれた。プレー時間20分足らずで、2ゴールを決めてしまったのだ。

メッシはピッチに入るや否や、ミチェルにイエローカードをプレゼントする。そして66分にはエリアへ猛烈に侵入したところをミゲル・トーレスによって倒され、これはペナルティの対象となって然るべきファールだったが、テイシェイラ・ビティエネス主審はおそらくメッシがキライ。ファールなんてなかったとしてスルーしている。

しかし72分、エリア内で巧みな切り替えしを披露したペドロ(相変わらず元気♪)をバレラが倒したケースでは、主審はペナルティだと判定。メッシが中央にドカンと蹴り込み、これでスコアは0-2となった。

バルサが試合に決着を付けたのは、76分のことだ。ヘタフェのエリア前でパスをつなぎ、最後はモントーヤのクロスにメッシが合わせて0-3。もう笑うしかないね、というクラックだ。

ビジャが仕上げ

その直後の78分にはヘタフェが名誉の1点を返すのだが、これは試合の流れにまったく影響は与えていない。思い切って放ったサラビアのシュートがアドリアーノの足、さらにマスチェラーノの額に当たり、運悪く自陣のネットを揺らしてしまったというゴールだった。

そしてゲーム終了間際に、ゴールによってクレにさらなる喜びを提供してくれたのがダビド・ビジャだ。これまたセスクからの縦パスを胸でコントロールしてデフェンサを処理すると、最後はモヤもきっちりと料理して1-4!グアッヘはおしゃぶりパフォーマンスにより、2月に誕生予定の息子にこのゴールを捧げている。

ということで、もっと苦労するのではないかと予想されていたヘタフェ戦に快勝したティトバルサ。モウチームがサンチェス・ピスファンで転んだことで、勝点差は8ポイントに拡大した。両チームとも、その調子でGO!

【試合終了後のティト・ビラノバのコメントなど】