Liga Española
jornada 18

2013年完勝スタート。
ティトへのレジェス・マゴス最高の贈り物!

FC Barcelona Espanyol
4 0
6 de Enero - Dom 19:00 h
Camp Nou
: 73,760
Goles
Xavi (9)  
Pedro (14)  
Pedro (26)  
Messi (28pk)  
Titular
Valdes 【8】 Casilla
Alves 【6】 Jai Lopez
Pique 【7】 Colotto
Puyol 【7】 Hector Moreno
Jordi Alba 【7】 Capdevila
Busquets 【8】 Forlin
Xavi 【8】 Baena
Iniesta 【9】 Victor Sanchez
Messi 【8】 Verdu
Cesc 【8】 Simao
Pedro 【9】 Sergio Garcia
Cambios
Xavi→ Thiago (63) 【7】 Baena→ Cristian Alfonso (60)
Cesc→ Villa (65) 【6】 Verdu→ Stuani (64)
Pedro→ Alexis (75) 【6】 Simao→ Albin (77)
Entrenadores
Tito Vilanova 【9】 Javier Aguirre
Tarjetas
  Casilla (28)
  Baena (54)
  Stuani (73)
  Hector Moreno (85)
Arbitro
Gil Manzano (extremeño) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0 Tarjetas Amarillas 4 3 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
8 7 15 Tiros a puerta 4 2 2
5 1 6 Ocasiones de Gol 2 1 1
3 4 7 Corners 1 0 1
1 4 5 Fueras de juegos 3 2 1
2 1 3 Faltas 17 11 6
75%   73% Posesion del Balon 27%   25%
Formacion

アドリアーノが大事をとって招集外。ビジャ、アレクシス、チアゴ、ピント、マスチェラーノ、モントーヤ、ソングがベンチスタート。セスクが怪我から復帰し先発。右エストレーモは今回もペドロ。負傷者がなければ、これがここまでのティトチームの基本となる布陣。

最初の交代は63分チャビがお役御免でチアゴが登場。二人目はセスクがベンチに下がりビジャがピッチへ。イニエスタが中盤となった。最後はペドロに代えてアレクシス。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Xavi (9)  
Pedro (14)  
Pedro (26)  
Messi (28pk)  
Reporte

スペインでのクリスマスウィークの最後を飾るイベント、レジェス・マゴスの夜のデルビーにFCバルセロナが完全勝利。手術後の初采配となるティト・ビラノバとクレに最高の贈り物を届けた。

ティト復帰

この試合の一番の朗報は間違いなく、12月20日に耳下腺腫瘍の摘出手術を受けたティト・ビラノバがベンチへと戻ってきたことだ。スタメンはおおよその予想どおり、ビジャとアレクシスをベンチに置き、イニエスタとセスクに左前線を突かせるティトシステム。これがばっちり機能し、バルサはアギーレ監督就任以来4試合負けのなかったエスパニョールを早々に料理することになる。

毎年、クリスマス休暇明けの第一戦は苦戦を強いられることの多かったバルサ。今回はバルサ相手には牙を剥くペリコとあって、若干ながらのドキドキ感もあった。しかしながらクレのそんな心配は、キックオフと同時に吹き飛ばされる。年末からまったくリズムを失った様子のないプレーにより、ティトチームはゲームをあっさりと支配下においてしまったのだ。この試合、青白チームに一切の勝機はなかった。

ペドロ炸裂、28分で4-0

先制点は9分のこと。メッシからのパスを受けたアンドレス・イニエスタが、左サイドから狙い澄ましたボールを最終ラインとポルテーロの間へ供給。そこへデランテロのごとくするりと侵入していたチャビがダイレクトで合わせ、悠々と1つめのゴールを奪い取っている。この夜もドンはキレまくり。偽エストレーモあるいはインテリオールとして、絶大な存在感を発揮していた。

一気に勝負を片付けたいバルサは、その後も畳み掛けていく。14分には再び左サイドをセスクが崩すと、ゴールライン際から折り返したボールをメッシが触り、最後はペドロが脚のどこかに当てて追加点をゲット!なんであれ、ゴールが決まればそれで好い。得点嗅覚を取り戻したバルサの17番は、ここからさらに好プレーを連発していく。

チーム3点目も、このペドリートによるものだった。26分、中盤底のブスケツからの絶妙すぎるスルーパスに合わせてライン裏へと抜け出し、カシージャの壁もチップキックで攻略。スペイン代表ではよくあったのに、バルサでは何故か見られなかったタイプのペドロのゴールだ。守備面での貢献は絶大ながら、ゴール前で運のなかったペドロがこうして得点を決めるのは、やはり嬉しい。2013年はこの調子で彼のゴールが決まりまくりますように。

攻撃の手を緩めないバルサはさらにその2分後、今度はペナルティからネットを揺らしている。決めたのはやはりこの人、レオ・メッシ。そのきっかけとなったセスクへのカシージャのファールは微妙だったが、今回はレジェスのプレゼントということで・・・^^。

2ゴールがオフサイドで無効に

4点のリードを手にした後半、さすがのバルサもアクセルを少々緩めた。ペドロのさらなる2ゴールがオフサイドで無効となった65分〜あたりまでは、ボールは支配するもののチャンスを作り出すところまでは至っていない。

ただ選手交代タイムとなった63分過ぎからは、再びティトチームに連続して決定機が訪れる。まずは65分、メッシの縦パスに抜け出したセスクからのアシストを受けたペドロがゴールを決めるも、セスクの位置がオフサイドだったと判定され無効。ペドリートは73分にも再びネットを揺らしながら、アルベスから横パスを受けた時点でオフサイドだったと見なされ得点は認められていない。

一方のエスパニョールは79分、この試合2つめのゴールチャンスをてにしている(1つめは23分、大きく吹かしたセルヒオ・ガルシアの単独シュート)。バルデスへのバックパスを蹴り損なうというピケのうっかりエラーからアルビンが1対1となるという大ピンチ。しかしここは守護神によるパラドンによって、事なきを得たバルサだった。

出来ればもう1点決め、新年明けましてマニータとしたかったところではあったが、80分のメッシのフリーキックはクロスバーに嫌われてゴールならず。そのまま4-0で2013年の幕開けとしている。これにてティトバルサはリーガ18節で17勝と、大会歴代ベスト記録に並んだそうな。ちなみに前回の17勝は2010/11シーズンのペップバルサだ。アトレティコが引き分けたことで、2位との勝点差は11へと拡大。上々の年明けスタートとなった。

【試合終了後のティト・ビラノバのコメント】