Trofeo Gamper

タタ・バルサのゴール祭り。

FC Barcelona Santos FC
8 0
2 de Agosto - Vie 20:30 h
Camp Nou
: 81,251
Goles
Messi (7)  
Leo (11pp)  
Alexis (21)  
Pedro (28)  
Cesc (52)  
Cesc (67)  
Adriano (74)  
Dongou (82)  
Titular
Valdes Aranha
Alves Rafael Galhardo
Pique Edu Dracena
Mascherano Durval
Jordi Alba Leo
Busquets Arouca
Xavi Cicero
Iniesta Leandrinho
Alexis Montillo
Messi Thiago Ribeiro
Pedro Neilton
Cambios
Valdes→ Pinto (46) Thiago Ribeiro→ William Jose (35)
Alves→ Montoya (46) Aranha→ Vladimir (46)
Pique→ Bartra (46) Durval→ Gustavo Henrique (46)
Alba→ Adriano (46) Leo→ Mena (46)
Busquets→ Song (46) Leandrinho→ Leo Cittadini (46)
Xavi→ Sergi Roberto (46) Neilton→ Giva (46)
Iniesta→ Cesc (46) Rafael Galhardo → Cicinho (46)
Pedro→ Neymar (46) Arouca→ Alan Santos (61)
Messi→ Dongou (61) Cicero→ Victor Andrade (77)
Alexis→ Dani Nieto (72) Montillo→ Gabriel (77)
Mascherano→ Bagnack (77) William Jose→ Pedro Castro (77)
Entrenadores
Gerardo Martino  
Tarjetas
   
Arbitro
Xavier Estrada Fernandez (catalan) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
    0 Tarjetas Amarillas 1    
    0 Tarjetas Rojas 0    
    21 Tiros a puerta 5    
      Ocasiones de Gol      
    8 Corners 3    
    0 Fueras de juegos 1    
    12 Faltas 6    
%   67% Posesion del Balon 33%   %
Formacion

いわゆるレギュラーメンバーによる先発イレブン。プジョル、テージョ、ドスサントスが負傷欠場。モントーヤ、セスク、ネイマール、ピント、バルトラ、ソング、バグナック、アドリアーノ、セルジ・ロベルト、ドンゴウ、ダニ・ニエトがベンチスタート。後半は最終的に11人総入れ替え。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Messi (7)  
Leo (11pp)  
Alexis (21)  
Pedro (28)  
Cesc (52)  
Cesc (67)  
Adriano (74)  
Dongou (82)  
Reporte

夏のお祭りガンペル杯が、かつてないほどのゴール祭りとなった。タタ・マルティーノに率いられた新生バルサは、キックオフ直後からアクセル全開。ペップ時代から続くおなじみのスタイルによって、サントスを圧倒している。来る本シーズンに大きな期待を抱かせる試合だった。

好調アレクシス

エル・タタ新監督はこのガンペル杯の先発に、ペップ&ティト時代のレギュラーメンバーを送り込んでいる。注目のネイマールはベンチスタートとなった。試合が始まるや、バルサはサントス陣内へと攻め入る。最初のチャンスは5分、アレクシスとの壁パス後にポストをかすめたペドロのシュートだ。7分にはペドロが左から中央へと切れ込み、メッシが仕留めて1-0。続く11分にはアルベスのクロスがオウンゴールを誘い、2-0となっている。メッシのパスをスルーしたアレクシスがおしゃれだった。

目もくらむプレーで早々に2点差としたバルサは、その後もチャビ、イニエスタらが軽快にボールを回してゲームを支配。バルデスは特等席での観戦者となっていた。21分のアレクシスのゴールは速攻によるのものだ。後方からのボールをアレクシスが上手に捌き、メッシが切れ込んで最後はサンチェスへのプレゼントパス。今季の9番10番、連係がとてもいい。

2011年のクラブムンディアルでサントスに4-0で勝利したバルセロナだが、今回は前半だけでそのスコアを再現してしまう。決めたのは7番へと“昇格”したペドロ。イニエスタがドリブルで持ち込み、チャビが左のアレクシスへと開き、中央へ切れ込むと見せかけた9番からパスを受けた弾丸アルバのセンタリングを、ドンペドロが押し込むという美しいゴールだった(28分)。なんとアレクシス、これまでの4得点のすべてに絡む大活躍!

ペドロはまたゴール後、Tシャツの応援メッセージを病の前指揮官へと捧げている。

後半の主役はセスク

ハーフタイム明けからは、例によって別のチームの登場となった。マルティーノ監督は8人の選手を交代させ、お待ちかねのネイマールも登場。メッシとの初共演が実現する。今回、彼らが同時にピッチに立ったのは約15分間。どちらかがどちらかをアシストすることはなく、悪魔デュオの超絶コンビネーションなどは、これからのお楽しみとなる。

その代わり、後半の主役となったのはセスク・ファブレガスだ。マンチェスターが獲得に強い意思を示したことで周辺がざわついていた4番だったが、このサントス戦のようなパフォーマンスが続けば、クレからの支持も絶大なものとなるだろう。さくっと残留宣言をして、騒音を鎮静化してほしい(ただあんまり笑顔がなかったようなのは多少気になる)。セスクはまた70分、フリーキックがポストを叩いている。

ちなみにセスクの1点目(52分)をアシストしたのはアレクシス(!)で、2点目(67分)はネイマールだがそこに至る過程で重要だったのもアレクシス。サンちゃんのメディアプンタってのもいけそうな気はする。

そして74分にはアドリアーノが時折ぶっ放す豪快ミサイルゴラッソ!フィエスタの最後を飾った8点目はドンゴウによるもので、エリアの左をえぐったセスクの折り返しを押し込んでのゴールだった。

そんなこんなでガンペル夏祭りは終了。8-0のスコア以上に、タタ・マルティーノが目指そうとするフットボルがとてもバルサ的だったことや、クレが期待するバルサが見られそうなのが嬉しい。ラマジェッツも空から喜んでいてくれたろう、と思う。