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Liga Española
jornada 19

激しかったが、ゴールなく。
無得点エンパテで冬のカンペオン。

Atletico Madrid FC Barcelona
0 0
1 de Enero - Sab 20:00 h
Vicente Calderon
: 54,000
Goles
   
Titular
Courtois 【6】 Valdes
Juanfran 【5】 Dani Alves
Miranda 【7】 Pique
Godin 【7】 Mascherano
Filipe Luiz 【6】 Jordi Alba
Tiago 【6】 Busquets
Gabi 【5】 Xavi
Koke 【6】 Iniesta
Arda 【5】 Cesc
Diego Costa 【5】 Alexis
Villa 【6】 Pedro
Cambios
Villa→ Raul Garcia (76) Iniesta→ 【6】 Messi (46)
Tiago→ Cebolla Rodriguez (82) Alexis→ 【5】 Neymar (66)
  Pedro→ 【5】 Sergi Roberto (81)
Entrenadores
Diego Simeone 【6】 Gerardo Martino
Tarjetas
Gabi (23) Alba (56)
Godin (46) Mascherano (71)
  Alves (83)
Arbitro
Mateu Lahoz (valenciano) 【6】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 1 2 Tarjetas Amarillas 3 3 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
2 4 6 Tiros a puerta 9 5 4
1 1 2 Ocasiones de Gol 3 2 1
4 3 7 Corners 6 3 3
1 2 3 Fueras de juegos 2 1 1
7 10 17 Faltas 9 7 2
39%   31% Posesion del Balon 69%   61%
Formacion

オイエル、ジョナタン、クエンカ、アフェライが欠場。モントーヤ、プジョル、テージョがベンチ外。メッシ、ネイマール、ピント、バルトラ、ソング、アドリアーノ、セルジ・ロベルトがベンチスタート。メッシとネイマールをベンチに残し、過去数試合の好調メンバーを先発で起用した。風邪から回復したダニ・アルベスが先発へと復帰。

イニエスタが前半にヒザに打撲を受け、大事をとってハーフタイムで交代。レオ・メッシがピッチに立った。続いての交代は、アレクシスに代えてネイマール。ペドロが右サイドへと回った。最後はペドロがベンチへと退き、セルジ・ロベルトに出番。

Titular Final
先発 終了時
Goles
   
Reporte

リーガ前半戦最後の大一番、アトレチコ・マドリーとFCバルセロナによる首位決戦は、両チーム共に得点なしのエンパテとなった。試合は予想どおりの激しい戦いに。バルサはボールを保持しながらもアトレチコの敷いた2列の壁を破ることは出来ず、後半に投入したメッシ&ネイマールの起爆剤も十分とはいえなかった。シメオネチームとタタチームはこれで3試合連続での引き分け。

メッシとネイマールはベンチスタート

首位攻防戦へと臨むにあたり、ヘラルド・マルティーノ監督は勇気のある決断を下す。コンディション面で万全でないレオ・メッシとネイマールの2大看板をベンチに残し、フォームで勝るペドロ、セスク、ネイマールによる前線を組んだのだ。前日会見でそう匂わせていたとは言え、実際そうなると、「おお、やりましたな」となる。中盤はチャビ、イニエスタ、ブスケツの黄金トリオで決まり。最終ラインは予想どおりの面々だった。

対するアトレチコはスーペルコパ時の4-5-1ではなく、ダビド・ビジャとジエゴ・コスタを2トップにした4-4-2。右サイドのアルダ・トゥランが度々イヤらしい侵入でアルバを脅かしていた。試合最初のチャンスも、このトゥランのぬるぬるしたドリブル突破によるものだった(4分。ピケがコーナーに逃れる)。

立ち上がりは地元ファンの大声援を受けたアトレチコのペースとなる。“コルチョネロ”たちはバルセロナのパスの出所に圧力をかけるべく、ラインを高く設定。そのターゲットとなっていたのがセルヒオ・ブスケツだった。シメオネチームはバルサからボールを奪うと、前線のジエゴ・コスタ、アルダ・トゥランへとそれを送る。しかしピッケンバウアーとマスチェラーノにより封じられた現“ピチーチ”に、これといった見せ場はなかった。

数少なかった得点チャンス

時間の経過にしたがい、ポゼッションと主導権を取り戻していったのはバルサだ。最初は遠かったクルトワが、徐々に近付いていったタタチーム。しかし20分過ぎ、“狩り”の目標とされていたイニエスタが左ヒザにダメージを受け、ピッチに倒れこむ。幸いドンは治療後にピッチに戻ったのだが、痛みは残っていたようで、大事をとってハーフタイムにてメッシと交代している。診断は打撲傷。軽傷であることを祈る。

25分から27分にかけては、アトレチコが4本連続でコーナーキックを手にする場面もあった。バルサが最もヒヤッとしたのは、その最後。ミランダが後ろへと逸らしたボールにジエゴ・コスタが詰めたシーンだが、ここはマスチェがしっかりとマークに入り、シュートはポスト横へと外れている。

対するバルサは33分に数少ない得点機の1つを得る。だがイニエスタからのセンタリングにジャンプ一番頭で合わせたペドロのシュートは、残念ながらクロスバー上を通過。35分のピケのミドルシュートも、クルトワによってキャッチされている。

メッシ投入もゴールへは届かず

激しいながらもチャンスの少なかった前半を0-0で折り返した両チーム。バルセロナは後半の頭からメッシを入れ、勝利を狙っていった。試合後のマルティーノの説明によれば、本来はもっと短くプレーさせるつもりだったのだが、イニエスタの負傷によってプランを変更したとのことだ。

後半も前半と同様に、激しいものとなった。ボール支配率ではバルサが上回ってはいたが、厳しい当たりも厭わないシメオネチームのチェックに思うようにはパスをつなげず(イニエスタの不在も影響)、ボールは両陣営の間を忙しなく行ったり来たり。ライン間隔が伸びての攻め合いはアトレチコにとって望むところで、58分には速攻からジエゴ・コスタにちょっと危ないシュート場面を作られている。また52分にはオフサイドとなったが、ゴディンのシュートをバルデスがパラドンする場面もあった。

そして残り時間が30分を切った頃、マルティーノはアレクシス(頑張ってはいたが輝きはなし)に代えてネイマールを投入(66分)。68分にはジョルディ・アルバの絶妙のクロスにメッシが頭で合わせるも、意外と決まるイメージのクラックのシュートは今回は枠の右へと逸れている。79分にはラウール・ガルシアのシュートをビクトル・バルデスが、80分にはメッシの個人技突破弾をクルトワがセーブ。その後もバルサは勝点3を目指して攻め続けたが、決定機もゴールもなく試合終了となっている。

試合終了後のマルティーノ監督のコメント】