Copa del Rey 1/8
vuelta

チャビが700試合出場の金字塔。
ネイマールの怪我は痛たたた・・・。

Getafe FC Barcelona
0 2
16 de Enero - Jue 22:00 h
Coliseum Alfonso Perez
: 4,000
Goles
  Messi (44)
  Messi (63)
Titular
Codina 【8】 Pinto
Vigaray 【6】 Alves
Rafa 【7】 Bartra
Alexis 【6】 Puyol
Roberto Lago 【6】 Adriano
Lacen 【6】 Song
Michel 【7】 Sergi Roberto
Lafita 【6】 Cesc
Juan Rodoriguez 【8】 Messi
Sarabia 【5】 Tello
Colunga 【6】 Neymar
Cambios
Alexis→ Lisandro (35) Neymar→ 【6】 Alexis (27)
Sarabia→ Pedro Leon (60) Cesc→ 【6】 Xavi (69)
J. Rodriguez→ Diego Castro (65)  
Entrenadores
Luis Garcia 【6】 Gerardo Martino
Tarjetas
Alexis (16)  
Juan Rodriguez (19)  
Lisandro (57)  
Arbitro
Jesus Gil Manzano (extremeño) 【5】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 1 3 Tarjetas Amarillas 0 0 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
4 4 8 Tiros a puerta 16 8 8
1 1 2 Ocasiones de Gol 8 6 2
0 4 4 Corners 5 1 4
1 1 2 Fueras de juegos 0 0 0
8 4 12 Faltas 8 2 6
34%   35% Posesion del Balon 65%   66%
Formacion

オイエル、ジョナタン、イニエスタ、アフェライが怪我で欠場。ブスケツ、アルバ、クエンカは招集外。バルデス、モントーヤ、ピケ、チャビ、ペドロ、アレクシス、マスチェラーノがベンチスタート。プジョルがイダに続いて先発。ラテラルは両ブラジル人。今回セスクはインテリオールとなり、メッシが2ヶ月ぶりに先発復帰した。ネイマールも1ヶ月ぶりの先発。

最初の交代は負傷によるもので、右足首を痛めたネイマールがロッカールームへと退きアレクシスがピッチへ。テージョが得意とする左へ移動した(27分)。もう1人はセスクをお役御免とし、チャビが登場。公式戦出場数を700試合とした。3人目の交代はなし。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Messi (44)
  Messi (63)
Reporte

カンプノウでのイダを4-0で先勝し、ほぼ消化試合となっていたこのヘタフェ戦。タタチームは決して手を抜くことなくプレーし、0-2できっちり勝利をモノにしている。ポジティブだったのは2ヶ月ぶりの先発復帰となったレオ・メッシが、さすがの得点力によって2ゴールをマークしたことと、チャビのバルサでの公式戦700試合出場達成。悲報はネイマールJr.が右足首を捻挫し、しばらく戦列を離れることだ。重要度の低い試合だっただけに、より残念な負傷。

集中して試合に臨んだ両チーム

コパでのヘタフェ戦といえば、まず思い出されるのは2007年のあの手痛い敗北だ。さらに年末のリーガでは、序盤の15分で2-0のリードを許したことが記憶に新しい。前日会見にて「0-0のつもりで戦う」と述べていたヘラルド・マルティーノ監督は、メッシとネイマールを先発に起用。この試合を彼らのリズムを上げるために活用している。しかしながら、思うようには事が運んでくれないのもよくあることだ。

バルサ選手たちは激しく試合に入っていった。指揮官の要求どおりに、まだ決着は付いていないという気持ちで集中してプレッシャーをかけ、ヘタフェ陣内へと攻め入る選手たち。4分にはネイマールの折り返しから、メッシの強烈なシュートが飛び出している(惜しくもポスト左)。

対するヘタフェは大逆転よりも今後へのステップにこの試合を位置付けていた様子で、守備を固めてのカウンター。18分にはラフィタセンタリングにファン・ロドリゲスがボレーで合わせ、ホセ・マヌエル・ピントがパラドンでこれを阻止している。正面のシュートだったが、ポジションが良かったということだ。

ネイの負傷、メッシの先制点

そしてその後、呑気に試合を観ていた全クレをギョッとさせる出来事が発生する。ネイマールが相手エリア深くへと侵入しセンタリングを上げた際、軸足となった右足首を捻挫。苦悶の表情を浮かべたネイマールはゴール横で応急処置を受けた後、ドクターたちに肩を担がれロッカールームへと引き上げた。35分にヘタフェのアレクシスが負傷交代した際は担架を使ったので、ネイが何故担架に乗らなかったのか、不思議。

それから前半終了間際まで、ゲームはこれといった盛り上がりもなく進んでいく。そのままハーフタイムかと思われた44分、唐突に一仕事をしてしまったのが我らの世界最高選手だ。セスクからの良質の縦パスを受けたテージョが左サイドから鋭いセンタリングを供給。ニアへと飛び込んだメッシがわずかにコースを変えることで、ネットを揺らした得点だった。

この試合ではハーフタイムに入った途端にスタジアムの照明が落ちるというアクシデントも発生。現地放送でも音声が途絶えたりしたらしいのだが、RAC1が伝えるところではどうやら、ネイマールの足首を検査するために超音波装置を動かしたのがその原因らしい(真偽不明)。

圧巻の個人技突破で2点目

後半もゲーム展開に変化はなかった。バルサが試合をほぼコントロールし、ヘタフェ守備陣を忙しくさせた45分間だ。最初の好機は51分に訪れる。ダニ・アルベスからの絶妙のクロスを逆サイドのテージョがボレーシュート。ボールはしかしマドリーの大空へと向かって飛んでいる。

スコアを0-2としたレオ・メッシのゴールは強烈だった。ピッチ中央付近からドリブルを開始すると、妨害しようとするデフェンサたちを1人、2人、3人とかわしてエリア内へと侵入。最後はGKコディーナも抜き去り、無人のゴールへとボールを流し込んだのだった(63分)。

この試合の行方もまたこれで決まりということで、マルティーノ監督はセスクをお役御免とし、チャビをピッチへ送り出した。セントロカンピスタにとってはこれがバルサでの公式戦700試合出場。生ける伝説がまた1つ、クラブ史に偉大なページを記した。

ゲーム終盤、両ポルテーロにはそれぞれ見せ場が訪れた。最初はピントで、コルンガのシュートをセーブ(77分)。一方でコディーナは64分と86分、メッシの単独シュートを阻止している。特に見事だったのは2つめのパラドンで、至近距離まで倒れずに我慢し、右脚をなんとか伸ばしてのセーブは天晴れ。シュートを止められたメッシとの爽やかなる称え合いが印象的だった。

ということでバルセロナは国王杯1/4ファイナルへと進出。ラージョを破ったレバンテと準決勝の切符を争う。ちなみにレバンテとは日曜日にも対戦するため、10日間で3度の対戦となる。

試合終了後のマルティーノ監督のコメント