Liga Española
jornada 20

守り抜かれて同点止まり。
アトレチコも引き分け首位はキープ。

Levante FC Barcelona
1 1
19 de Enero - Dom 19:00 h
Ciutat de Valencia
: 24,063
Goles
Vyntra (10)  
  Pique (19)
Titular
Keylor Navas 【7】 Valdes
Vyntra 【5】 Montoya
David Navarro 【6】 Pique
Juanfran 【5】 Mascherano
Nikos 【5】 Jordi Alba
Pedro Lopez 【6】 Busquets
Diop 【4】 Xavi
Simao 【5】 Cesc
Ruben 【4】 Messi
Ivanschitz 【5】 Alexis
El Zhar 【4】 Pedro
Cambios
El Zhar→ Angel (56) Cesc→ 【5】 Sergi Roberto (73)
Ruben→ El Adoua (73) Pedro→ 【5】 Tello (77)
Ivanschitz→ Sergio Pinto (87) Xavi→ 【4】 Dongou (84)
Entrenadores
Joaquin Caparros 【5】 Gerardo Martino
Tarjetas
Ivanschitz (81) Mascherano (34)
Juanfran (89)  
Arbitro
Del Cerro-Grande (madrileño) 【7】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 2 2 Tarjetas Amarillas 1 0 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
2 5 7 Tiros a puerta 17 10 7
1 3 4 Ocasiones de Gol 7 5 2
1 1 2 Corners 8 5 3
2 2 4 Fueras de juegos 7 4 3
7 6 13 Faltas 12 5 7
32%   30% Posesion del Balon 70%   68%
Formacion

オイエル、イニエスタ、ジョナタン、アフェライ、ネイマール、クエンカがリハビリ中。アルベスが出場停止。プジョルは監督判断で招集外。ピント、バルトラ、ソング、テージョ、アドリアーノ、セルジ・ロベルト、ドングウがベンチスタート。予想どおりの先発メンバー。メッシは復帰後リーガ初先発。

1人目の交代はセスクに代えてセルジ・ロベルト。続いてペドロがベンチへと下がり、テージョの出番となった。最後はチャビからドングウ。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Vyntra (10)  
  Pique (19)
Reporte

勝てるチャンスは十分にあったものの、レバンテの必死の守りとラストプレーの精度不足によってあと1点が遠く。ジェラール・ピケのゴールによって同点に追いつくに止まった。一方、ビセンテ・カルデロンではアトレチコがセビージャと引き分けたため(こちらも1-1)、バルサの首位に変わりはなし。しかしながらレアル・マドリーがポイント差を1へと縮小しており、リーガ戦線はさらに白熱の度合いを増している。

コーナーキックに弱い

コパでの対戦が決まり、これから10日間で3回顔を合わせるFCバルセロナとレバンテ。その第一弾となったリーガ第20節でまず笑ったのは、ホアキン・カパロス率いるバレンシア勢だった。開幕節ではカンプノウにて7-0で散ったレバンテだったが、今回は激しいプレッシャーによってタタチームに対抗。勇気を持って圧力をかけ、ボールを奪っては速攻で脅かす場面が幾つもあった。さらにGKケイラー・ナバスとDF陣の好守も光っていた。

対するバルサは後半に再三チャンスを手にしながらも、エリア内での決め手を欠いた。惜しむらくは序盤のプレーがパッとせず、10分にコーナーキックからレバンテに先制を許してしまったことだ。ビントラをフリーにし、悠々と頭で合わされての失点なので勿体ない。バルサの前回の失点(リーガ第17節のヘタフェ戦)もコーナーからで、セットプレーは毎回ドキドキする。

・・・が、コーナーからすぐさま同点に

気合の守備を見せるチームを相手に、リードを許すと厳しくなるのは必然。幸いだったのは、いつもは決まる感じのしないコーナーキックから、バルサがついに得点を奪えたことだ。それはまるでレバンテの先制点のリプレイのようなゴールだった。19分、チャビの送り込んだボールに、ピケのヘッドが炸裂して1-1。試合後のワカ旦那曰く、「対戦前の分析により、レバンテがゾーンディフェンスを用い、スペースを残すと知っていた」とのことだ。

スコアを振り出しに戻したバルサは徐々にペースを掴んでいく。しかしレバンテのエネルギーはまだ絶えることなく、精力的なプレッシングでアウェイチームを圧迫。エリア前に構築された守備ブロックの中に自由となるスペースは見付からず、これといったチャンスを作り出せない時間が続いた。惜しかったのは35分、速攻からのチャビによるミドルシュートくらいか。メッシはボールを求め、中盤へと下がることが多かった。

レバンテ守備陣の必死の守り

リーガでの首位を守るためには引き分けでは物足りないバルサは、後半に入るとギアを2つほど上げた。モントーヤとジョルディ・アルバの両ラテラルはほぼエストレーモとなり、アレクシス、ペドロと協力してサイドからの崩しを試みる。縦への突破が意識され、オフサイドにかかりながらも、少しずつエリアをこじ開けられるようになっていた。最も惜しかったのは、59分から61分にかけての攻撃だ。

まず、セスクのヒールパスを受けてエリアへと切れ込んだメッシの1対1シュートをGKナバスがセーブ。こぼれ球を拾ったチャビの至近距離弾もまたファンフランの壁に阻まれている。そして61分にはメッシのシュートを再びファンフランがゴール寸前でブロック。これがレバンテで100試合出場達成となるカピタンの気合といったら半端ではなかった。

打ち合うもゴールは生まれず

チャンスを連発したバルサに、勝ち越し点は時間の問題と思えた。しかしレバンテは守備固めに入ることなく、折を見ては攻撃。68分にはペドロ・ロペスが、69分にはイバンシッツがバルデスを脅かし、2-1へと迫っている。

ドタバタしてきたゲームを落ち着かせ、かつ勝点3を持ち帰るために、タタ・マルティーノは駒を動かしていく。まずはセスクに代えてセルジ・ロベルトを送り込むと(73分)、続いてペドロを下げてテージョをピッチへ(77分)。その間、76分にももう一度、イバンシッツによるミドルシュートをバルデスがセーブする場面もあった。

スタンドが大声援で地元チームを後押しした試合終盤にも、各陣営に1度ずつチャンスが訪れる。ケイラー・ナバスが横っ飛びによってテージョのシュートコースを逸らした場面(86分)と、ペドロ・レオンシュートを急ぎ、ビクトルがきっちりキャッチした場面だ(88分)。

マルティーノ監督はチャビに代えてドングウを送り込み、またピケを前線に張らせるなどなんとかレバンテの守りを破ろうとしたが、歓喜のゴールはそう都合よく訪れず。1-1のまま試合終了のホイッスルとなっている。

試合終了後のマルティーノ監督のコメント