Liga Española
jornada 27

ダメだこりゃ、な敗北。
残りシーズンの観戦が辛くなりそうな。

Valladolid FC Barcelona
1 0
8 de Marzo - Sab 16:00 h
Jose Zorilla
: 22,921
Goles
Rossi (17)  
Titular
Mariño 【4】 Valdes
Rukavina 【3】 Alves
Rueda 【5】 Pique
Mitrovic 【3】 Mascherano
Peiña 【4】 Adriano
Valiente 【3】 Busquets
Rossi 【3】 Xavi
Alvaro Rubio 【3】 Cesc
Bergdich 【3】 Messi
Javi Guerra 【5】 Pedro
Manucho 【2】 Neymar
Cambios
Valiente→ Sastre (58) Cesc→ 【3】 Alexis (61)
Manucho→ Oscar (64) Pique→ 【3】 Sergi Roberto (71)
Bergdich→ Valdet Rama (71) Neymar→ 【3】 Tello (72)
Entrenadores
Juan Ignacio Martinez 【3】 Gerardo Martino
Tarjetas
Bergdich (46) Pique (64)
Rossi(52)  
Peiña (75)  
Rubio (81)  
Sastre (90)  
Arbitro
Hernandez Hernandez (las parmas) 【6】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 5 5 Tarjetas Amarillas 1 1 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 2 7 Tiros a puerta 12 6 6
1 1 2 Ocasiones de Gol 4 2 2
4 0 4 Corners 3 2 1
1 1 2 Fueras de juegos 3 1 2
6 9 15 Faltas 14 7 7
38%   33% Posesion del Balon 67%   62%
Formacion

ピント、プジョル、イニエスタ、ジョルディ・アルバ、ソング、ドスサントス、クエンカが招集外。モントーヤ、アレクシス、バルトラ、アフェライ、テージョ、セルジ・ロベルト、オイエルがベンチスタート。FIFA試合明けだが、必勝を期してのメンバー起用。前日に合流したばかりのアルベスとネイマールも先発となった。怪我明けのピケも先発。

最初の交代は恥骨炎を患っているセスクで、アレクシスがピッチへ。メッシが中盤に下がり、ペドロは左へと持ち場を変えた。続いてピケがベンチへと退き、セルジ・ロベルトがピッチへ。ブスケツとチャビが一段ずつ下がった感じになる。3枚目はネイマールに代えてテージョ。スクランブル。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Rossi (17)  
Reporte

2013/14シーズンのリーガをまたもや自ら放り出すことになりそうな黒星。カサではどうにか勝点を得ているとはいえ18位のバジャドリーに対し、無力感溢れる無得点の敗戦では、厳しい優勝争いを勝ち抜けそうな気はしない。少なくとも、「これからは全ての試合がファイナルのようなもの」と選手たちによって繰り返されたフレーズが信頼を伴うことはなく、水曜日のマンチェスター・シティ戦に余計なものを背負い込んだのも間違いない。

必勝メンバーで悲惨な出来栄え

週半ばにFIFA親善試合が組み込まれていた今週。大半のバルサ選手たちがチームに戻ったのは木曜(2日前)、ネイマールとアルベスは前日という状況ながら、ヘラルド・マルティーノ監督はほぼベストと言える布陣でこのバジャドリー戦に臨んでいる。主力を多く休ませ敗れたアノエタでの教訓を活かし、絶対に勝点3を持ち帰ることを期したメンバー構成だ。しかしこの夕方のバルサは、バルサではなかった。

対するバジャドリーは通常とはシステムを変え、セントラルのマルク・バリエンテを中盤の底へと置いた4-4-2を選択。統制の取れた守りと激しい寄せによって、バルサの攻めを機能不全としている。とてもこれまで4勝、2014年に入ってからはわずか1勝とは思えないプレーっぷりだった。

代表戦によるコンディション不良か、はたまた4日後のシティ戦が気になってしまうのか、とにかくタタチームの動きには精彩がなかった。ラテラルたちの攻め上がりは乏しく、中盤でのパスは繋がらず(いつもは安定しているブスケツが、どうしたの?というほどにパスを失敗)、ボール支配率こそ6割を超えたもののボールを失う失う。元気に走っているのがペドロだけでは、やる気満々で集中力ばっちりの相手に勝てないのはごく当然だろう。

先制点を奪われたのは17分のことだ。3本の連続シュートを放たれ、最後のロッシ弾がバルデスの壁を破って1-0。好調時であれば屁でもない1点差が、この日のバルサには非常に重く圧し掛かっていくことになる。

バルセロナによる前半のチャンスは、9分のメッシによるカウンター単独突破と、同じくメッシの35分の左足シュート、そして31分のフリーキックくらい。神がかりモードのレオであればこのうちの1つはネットに突き刺していただろうが、残念ながら今回はすべてGKマリーニョの正面となってゴールには至っていない。

プレーアイディアなく、ベンチも不発

とはいえ、ゲームはまだ45分が残っていて十分に修正は可能。ハーフタイム後、タタチームは若干ながらリズムを上げ、バジャドリーゴールへと迫っていった。だが、時としてほぼ全員で守りを固める相手を崩すために必要とされるアイディアが足りない。なんとかしたいのは伝わってくるのだが、クラックたちといえどもそれだけではなんとかならない。57分にようやく手にしたネイマールの決定機も、シュートは空しくクロスバー上を通過している。

状況を変える手段となる選手交代も、効果を発揮することはなかった。マルティーノはまずセスクに代えてアレクシスを送り込むも、中盤での連係が悪化。ピケに代えてセルジ・ロベルトを入れる奇策も、輝きのなかったネイマールを下げてテージョを起用する案も、あえなく空回りで終わっている。

むしろ得点に近かったのはバジャドリーの方で、左サイドを崩されてのセンタリングをハビ・ゲラが噴かしてくれたのは、バルサにとっては幸運だった(83分)。それで負けから逃れられたわけではないのだけれど。

ということで、終始何をしたいのか分からなかったバルセロナが、痛恨の黒星を食らって試合終了。これだけ何度も散々なイメージを見せられては、選手たちによる反省の弁も、そろそろ無邪気には信じられなくなってくる。それでも2日ほど経てば、結局は応援してしまうのですが。

試合終了後のマルティーノ監督のコメント