Liga Española
jornada 4

ローテーションで快勝。
後半ケチャップどばどば。

FC Barcelona Levante UD
4 1
20 de Septiembre - Dom 20:30 h
Camp Nou
: 76,013
Goles
Bartra (50)  
Neymar (55)  
Messi (60pk)  
  Casadesus (66)
Messi (90)  
Titular
Ter Stegen 【4】 Ruben
Alves 【6】 Ivan Lopez
Bartra 【8】 Trujillo
Mascherano 【6】 Feddal
Adriano 【5】 Juanfran
Busquets 【6】 Toño
Rakitic 【6】 Camarasa
Messi 【8】 Verza
Munir 【5】 J. Lerma
Sandro 【5】 Ghilas
Neymar 【7】 Roger
Cambios
Busquets→ Gumbau 【5】(62) Ghilas→ Casadesus (62)
  Roger→ Deyverson (67)
  Camarasa→ Ruben (79)
Entrenadores
Luis Enrique 【6】 Lucas Alcaraz
Tarjetas
  Verza (45)
Arbitro
Fernandez Borbalan (andaluz) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0 Tarjetas Amarillas 1 0 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
12 8 20 Tiros a puerta 10 8 2
5 6 11 Ocasiones de Gol 2 1 1
3 1 4 Corners 4 4 0
2 1 3 Fueras de juegos 5 2 3
7 2 9 Faltas 15 7 8
73%   70% Posesion del Balon 30%   27%
Formacion

ピケが出場停止。ブラボ、ドグラス、ベルマーレン、ラフィーニャが負傷欠場。マシップ、イニエスタ、スアレス、アルバ、セルジ・ロベルト、マテュー、グンバウがベンチスタート。アルダとアレイシは出場できない。

怪我から復帰したアルベスが先発出場。ローテーションが実施され、バルトラ、アドリアーノ、ムニール、サンドロらが先発した。3トップの後ろでメッシがメディアプンタになるシステムを採用。中盤はブスケツ、ラキティッチのドブレピボーテだった。レバンテが引いているので、ラテラルは高い位置取り。時折、簡単にボールを運ばれた。

選手交代は1人だけで、ブスケツを休ませてグンバウにアピール機会。グンバウはこれがリーガデビューとなる。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Bartra (50)  
Neymar (55)  
Messi (60pk)  
  Casadesus (66)
Messi (90)  
Reporte

連戦の疲れが見えてきたことで、大胆なローテーションを導入。バスを並べたレバンテに対し、前半はネットを揺らすことが出来ないもやもやの展開だったが、後半5分でバルトラがゴールをこじ開けて以降は10分で3得点を奪って勝負を決めた。メッシはPKを1つ失敗したものの、最後に個人突破からゴラッソを決めるさすがの実力。これにてバルサはリーガ開幕4連勝となり、首位の座をきっちりとキープした。

ポゼッションは圧倒的だが崩しきれない45分

3週間で7試合を行うバルセロナにとって、このカンプノウでのレバンテ戦は選手を休ませる貴重な機会だった。ルイス・エンリケはローマ戦から6人を入れ替える大幅なローテーションを実施。怪我明けのアルベス、バルトラ、アドリアーノ、ムニール、サンドロらが先発を飾った。選手配置も変更となり、メッシが3人のデランテロの背後に入る4-2-1-3.ブスケツ、ラキティッチがドブレピボーテという珍しい陣形となった。攻撃はメッシに託し、その際は並びも4-2-4となるため、ライン間に距離が生じた。

前半45分のバルサは、試合を圧倒的に支配しながらも、最後の仕上げ部分でいまひとつパンチを欠いていた。デランテロたちを操るレオ・メッシを中心にそこそこには崩せはするのだけれど、守りを固めるレバンテをもう一歩揺さぶれない感じ。15分頃にメッシが連続シュートでGKルベンを脅かすも、ルベンがなんとかブロック。22分のネイマールによる逆ポストへのシュートも枠を捉えなかった。

28分のムニール(選択肢に迷った)、35分のメッシ&サンドロ、45分のメッシ(ダニのクロスに頭)と好機を作りつつも、最後のシュートがいまひとつな前半だった。

レバンテは基本守りを固めながらも、時々カウンターを発動。21分にはそれが上手くハマり、ギラスがエリア内で1対1となったマスチェラーノを抜く場面を作ったが、バルサとしては幸いシュートが逸れて事なきを得ている。

バルトラ先制、いっきに3点

後半もまた同じような展開で続いていくのか、と思えた50分、試合の流れを大きく変えたのがマルク・バルトラの先制点だった。ラキティッチにボールを預け、そのままエリア内まで侵入していたセントラルを、レオ・メッシが感知。大エースから送り込まれたボールをバルトラは胸でトラップすると、その流れで右足シュートをニアポスト横に沈めて先制に成功したのだった。デフェンサらしからぬ得点(50分)。バルトラはこの得点を夏に生まれた我が子と、負傷中のラフィーニャに捧げた。バルトラは後半、レバンテの攻めを何度もカット。守備でもよい働きを見せている。

最も困難な先制ゴールを奪ってしまえば、後は一気だった。その5分後に決めたのはネイマールだ。右のダニ・アルベスからのセンタリングを、一度はGKルベンにブロックされながらも、立て続けのシュートによって沈めたネイマール(DFの股抜き)。バルサの11番はさらにその5分後、エリア内への突破によってペナルティを獲得し、メッシがきっちりとシュートを決めて3-0としている(60分)。これで事実上勝負は付いた。ルイス・エンリケはこれでブスケツを休ませ、グンバウにチャンスを与えた。

テル・ステーゲンのエラー、最後にメッシ

しかしその後、レバンテは1点を返すことに成功する。左のショートCKからのクロスをテル・ステーゲンがパンチングし損ない、そのエラーを逃さなかったカサデススが決めて3-1にしたのだ勝敗に影響しない失点ではあるが、こういうプレーがあっては、クラウディオ・ブラボからリーガ守護神の座を奪うのは難しくなろう。

75分にはメッシフェダルに掴み倒され、この夜2つ目のPKを得るも、シュートはクロスバーの上を越えて4点目とはならず。これが悔しかったに違いないメッシは試合終了間際の90分、右サイドから中央へと切れ込む得意のスタイルから鋭いシュートを左ポスト横へと突き刺し、さすがの格の違いを示している(4-1)。