Liga Española
jornada 5

激しいセルタに完敗でリーガ初黒星。
エラーも高く付いた。

Celta de Vigo FC Barcelona
4 1
23 de Septiembre - Mie 20:00 h
Balaidos
: 23,311
Goles
Nolito (26)  
Iago Aspas (30)  
Iago Aspas (56)  
  Neymar (80)
Guidetti (83)  
Titular
Sergio Alvarez 【3】 Ter Stegen
Hugo Mallo 【3】 Alves
Sergi Gomez 【3】 Pique
Cabral 【3】 Mascherano
Jonny 【3】 Mathieu
Augusto 【3】 Busquets
Radoja 【3】 Sergi Roberto
Wass 【3】 Iniesta
Orellana 【3】 Messi
Iago Aspas 【3】 Luis Suarez
Nolito 【4】 Neymar
Cambios
Radoja→ Pablo Hernandez (76) Sergi Roberto→【3】 Munir (58)
Iago Aspas→ Guidetti (78) Busquets→【3】 Rakitic (66)
Wass→ Planas (85)  
Entrenadores
Eduardo Berizzo 【3】 Luis Enrique
Tarjetas
Hugo Mallo (79) Busquets (23)
Sergi Gomez (90) Neymar (89)
Arbitro
Undiano Mallenco (navarro) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 2 2 Tarjetas Amarillas 2 1 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
9 8 17 Tiros a puerta 17 12 5
2 5 7 Ocasiones de Gol 5 3 2
3 2 5 Corners 10 4 6
3 4 7 Fueras de juegos 0 0 0
6 12 18 Faltas 4 3 1
49%   46% Posesion del Balon 54%   51%
Formacion

ブラボ、、アルバ、ベルマーレン、ラフィーニャ、サンドロが負傷欠場。マシップ、ドグラス、ラキティッチ、バルトラ、ムニール、アドリアーノ、グンバウがベンチスタート。アルダとアレイシは出場できない。

出場停止明けのピケが先発に復帰。アルバが首を痛め欠場となり、マテューが左ラテラルに入った。右インテリオールはセルジ・ロベルトが選ばれ、ラキティッチがベンチスタート。メッシはほとんど中央にいた。ノリートとマッチアップのアルベスが攻め上がる機会は少なかった。

交代は2人のみ。まず最初にセルジ・ロベルトをベンチに下げてムニールをピッチへ。メッシはメディアプンタとなった。ムニールは左に開き、上下動。2人目の交代はブスケツからラキティッチ。全体としてバランスが悪く、一発頼み。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Nolito (26)  
Iago Aspas (30)  
Iago Aspas (56)  
  Neymar (80)
Guidetti (83)  
Reporte

現在好調のセルタ・デ・ビーゴはやはり強かった。ガリシアチームは勇敢で激しいフットボルによって攻守両面でFCバルセロナに完勝。エラーの目立った前年度王者を4-1でノックアウトした。中盤を封じられたバルサは前線へとボールを送り届けることができず、不確実な縦パス頼みに。一方でセルタはノリート、イアゴ・アスパス、オレジャナの攻めが有機的に機能し、バルサの守備を打ち崩した。フットボルの内容、運動量ともにバルセロナはセルタの後塵を拝し、今季リーガ初黒星。守っていた首位から陥落となった。

セルタの圧力に窒息

前節のレバンテ戦で大幅なローテーションを実施したルイス・エンリケは、このセルタ戦でも少々出場時間の管理。ラキティッチをベンチに置き、セルジ・ロベルトを本職のインテリオールとして先発起用した。ジョルディ・アルバが遠征出発前に首の違和感によってリストから外れた件には、マテューの起用で対応。セントラルには出場停止(4試合)が終了したピケが復帰している。

ゲーム序盤はセルタ・デ・ビーゴの勢いが際立っていた。前節サンチェス・ピスファンでセビージャを粉砕した勢いそのままに、本拠地バライドスでもバルサを圧倒。前線からの激しいプレッシングによってアウェーチームを自陣に押し込み、効果的なボール運びを許さなかった。ガリード監督が用意した守備は基本マンマーク。ボールの出所はしっかりと抑えられた。

しかしながら、最初に決定機を作ったのはバルサだった。10分、イニエスタが迫力あるドリブルから縦パスを送り、メッシがGKセルヒオ・アルバレスを強襲するシュート。その4分後にもメッシからのアシストを受けたネイマールがゴールに襲い掛かるも、再びGKセルヒオが立ちはだかり先制点とはならなかった。

悪夢の4分間

この2つのチャンスを仕留められなかったバルサは、また防戦一方となり、セルタの攻めに苦しめられていった。中盤での戦いに勝利していたホームチームは、インテリオールから両サイドのノリートオレジャナへと次々に良質なパスを供給。26分の先制点もサイドを崩されてのものだった。攻め上がったウーゴ・マージョから逆ポストへとパスが送られ、フリーとなっていたノリートがゴール右へと狙い済ましたロスカを一発。GKテル・ステーゲンの指先は辛うじてボールに触れたものの弾くには至らず、ボールは右角へと吸い込まれている。アルベスは中央のターゲットに絞りすぎた。

これはもうゴラッソだったとしてノリートを称えるとして、拙かったのはその4分後の連続失点だ。ブスケツからピケへとボールが戻される瞬間を狙い、イアゴ・アスパスと連動し圧力をかけたノリートがインターセプト。パスを受けたイアゴ・アスパスはゴールへと独走すると、最後は1対1のテル・ステーゲンを華麗なるバセリーナで料理し2-0としたのだった(30分)。この失点は非常に痛い。

往復ビンタによって足元をふらつかせるバルセロナはその後、これといったリアクションを起こせぬままに前半を終了。今季のルーチョチームはここまでのリーガ5試合の全てを、前半無得点で終えている。

3-0で勝負あり

後半に入り、スイッチを入れ直したバルセロナは縦への動きを強化し、セルタのエリア近くまでは進めるようになっていた。しかし一方で、ホームチームのカウンターアタックも効果を発揮。51分にはブスケツワスにボールを奪われ、GKと1対1になったイアゴ・アスパスのシュートがポスト横をかすめるという危険な場面があった。

対するバルサは53分、エリア内でイニエスタの水平パスを受けたメッシがダイレクトシュートを放つも、無情にもシュートは右ポストに弾かれ逆転への狼煙とはならない。ピケのヘッドもクロスバーを越え、再びメッシの強力シュートもGKセルヒオ・アルバレスによってCKへと逃れられた。

そんなルーチョチームが押していた時間帯に、セルタは速攻から3点目をゲットする。56分、バルサCKからのカウンターアタックだった。GKのパンチングをノリートが前へと送り、イアゴ・アスパスがソンブレロであっさりとアルベスを攻略してゴールへと一直線。最後の壁テル・ステーゲンもまた苦もなく料理され、勝負を決定付ける3-0のシュートがネットへと突き刺さった。ステーゲンは出来ればもうちょっと、1対1で相手を止めてほしい。

3点差となったことで勝敗は事実上決したものの、引き続き両チームともにゴールチャンスはあった。しかしバルサの好機はセルヒオ・アルバレスがことごとくブロック。80分にようやく、メッシからの縦パスを受けたネイマールが難易度の高いシュートを決めるも(3-1)、その3分後には途中出場のグイデッティウーゴ・マージョからのセンタリングを上手に決めて4-1とし、セルタの歴史的勝利を完成させている。バルサはまず守備と中盤を改善させることが求められる。