Liga Española
jornada 13

もうどうにも止まらない。
またもゴレアーダで首位堅持。

FC Barcelona Real Sociedad
4 0
28 de Noviembre - Sab 16:00 h
Camp Nou
: 74,020
Goles
Neymar (21)  
Suarez (41)  
Neymar (54)  
Messi (90+1)  
Titular
Bravo 【7】 Rulli
Dani Alves 【8】 Elstondo
Pique 【7】 Milel
Mascherano 【7】 Iñigo Martinez
Mathieu 【7】 Yuri
Busquets 【8】 Canales
Rakitic 【7】 Pardo
Iniesta 【8】 Granero
Messi 【8】 Prieto
Suarez 【8】 Vela
Neymar 【9】 Agirretxe
Cambios
Alves→ Adriano 【7】(61) Canales→ Oyarzabal (58)
Mathieu→ Jordi Alba 【7】(65) Agirretxe→ Hector Hernandez (73)
Mascherano→ Bartra 【6】(68) Vela→ Bruma (81)
Entrenadores
Luis Enrique 【8】 Eusebio Sacristan
Tarjetas
  Yuri (28)
  Granero (37)
  Canales (48)
  Pardo (49)
  Elstondo (55)
Arbitro
Iglesias Villanueva (gallego) 【】
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0 Tarjetas Amarillas 5 3 2
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
4 8 12 Tiros a puerta 9 7 2
3 5 8 Ocasiones de Gol 2 2 0
4 2 6 Corners 4 1 3
3 1 4 Fueras de juegos 1 1 0
5 6 11 Faltas 12 7 5
62%   62% Posesion del Balon 38%   38%
Formacion

ドグラス、ラフィーニャ、セルジ・ロベルトが負傷欠場。マシップが監督判断で招集外。テル・ステーゲン、バルトラ、ムニール、アルバ、サンドロ、アドリアーノ、ベルマーレンがベンチスタート。アルダとアレイシは出場できない。

ローマ戦で大事をとったマスチェラーノが先発に復帰し、ジョルディ・アルバがベンチ温存。マテューが左ラテラルに入った。その他は特に修正なし。前線では南米トリデンテが先発。

交代はすべて最終ライン。一人目は活躍のアルベスをお役御免として、アドリアーノ。続いてマテューに代わってジョルディ・アルバが登場した。三人目はマスチェラーノを休ませてバルトラに出番。

Titular Final
先発 終了時
Goles
Naymar (21)  
Suarez (41)  
Neymar (54)  
Messi (90+1)  
Reporte

トリデンテのパンチ力が炸裂し、バルセロナがレアル・ソシエダに4-0の完勝。エウセビオ新監督率いるラ・レアルは果敢にリーダーに挑んできたが、ルーチョチームの勢いを止めることは出来なかった。現在はチームブロックとして非常によく機能しており、各ラインともに隙がない。攻撃を牽引したのはネイマール。レオ・メッシはまだ本来の調子からは遠かったが、ネイのドリブルとパスがレアル・ソシエダの守備組織を打ち破った。スアレスの決定力もさすがだ。

エウセビオのバルサ対策

元バルサB監督エウセビオ・サクリスタンがバルセロナ対策に用意したのが、自慢のパスワークを封じ、カウンターを発動させることを目的とした“ペロテーロ”たちに対するプレッシングだった。どこかの白チームとは対照的に、中盤で圧力をかけることでバルサに問題を生じさせようというプラン。最終ライン設定も高かった。これは全般として割りと上手くいき、バルサのパス成功率は7割ほどと通常より低くなっていた。

しかしながら、相手が中盤の出し手に圧力をかけてくるのであれば、もっとシンプルに縦へと攻めてしまえばいいじゃないか、とライン裏のスペースを突いていけるのが今のバルサの強さだ。ブスケツイニエスタらが手早く前へとつなぎ、トリデンテが3人で崩す。最初のプレッシャーをかわせれば、スペースは十分にあった。

次々に襲い掛かってくるトリデンテの攻撃を、なんとか食い止めていたのがGKルジだった。12分にはルイス・スアレスのセンタリングにイニエスタが頭で合わせるも、ポストに弾かれてリーガ連続ゴールとはならず。ドンのヘディングなんてレアなので決まってほしかった。

アルベスが連続アシスト

バルサの最初の2ゴールをアシストしたのは、なんと(^^)ダニ・アルベスだった。先制点は彼のクロスを、ディアゴナルに突入したネイマールが弾丸シュートで仕上げるのだが、そのアルベスへとボールを送ったメッシのプレー(ピケからのパスをゴールを背にして受け、反転しながらダニへ)が実に鮮やか。パス、クロス、シュートの全てが美しい得点だった(21分、1-0)。

2点目ではまたまたスアレスの決定力が示された。自陣のアンドレス・イニエスタから絶妙なるロングパスがアルベスへと送り込まれ、ゴールライン前から折り返しのセンタリングが送り込まれる。DFたちがネイマールメッシに引き付けられる中で、その落下地点にいたのがキラー・スアレス。バルサの9番は空中に身体を投げ出しながら右足で合わせると、豪快なボレーシュートがネットへと突き刺さった。ローマ戦に続く、2試合連続のボレー弾だ(41分、2-0)。

試合は前半のうちに2-0としたバルサが主導権をもって進めた。レアル・ソシエダは良くやっていたものの、好調ルーチョチームに対して好機を作れず。ハードな当たりが何度か見られ、チュリウルディンはこの試合で5枚のカードを提示されている。バルサのカードはなかった。

キレ味冴えわたるネイマール

後半も基本的にバルサがゲームを支配した。54分にネイマールのゴールが決まり、あっさりと3点リードになったのも良い流れ。こちらのアシストは左ラテラルのマテューで、ドン・アンドレスからの縦パスで裏へと抜け出したマテューの横パスを、ネイが押し込んでの得点だった(少々オフサイドっぽくはあった)。

事実上勝負が付いたことで、バルセロナ(ネイマール)はここからメッシに点を取らせようモードに入る。この日のメッシは少しリズムを落としているふうで、スプリントは特に様子を見て行っているようだった。パスの精度は上々。ただシュートにはわずかなズレがあり、59分の連続チャンス(どちらもネイがお膳立て)を活かせず、86分のシュートもクロスバーを直撃するなど、今日はメッシの日ではないか、と思わせた。

それでもアディショナルタイム、最後にはネットを揺らしてしまうあたりはさすがだ。この4-0のゴールは半分以上はネイマールによるものだった。ネイが左サイドを粘って崩し、「どうぞ!」のパス。多少強引であっても、敬愛するレオに取らせてしまうところがすごい。

ブルーマが印象を残す

ゲーム終盤はレアル・ソシエダの時間帯となっていた。バルセロナは自陣に押し込まれる場面が増え、ラ・レアルに2-3度の決定機を作られた。そのリアクションの中心となっていたのが、81分に登場したブルーマだった。この選手、ピッチに入るや否や良いシュートでブラボを脅かすと、83分、86分にもバルサゴールを強襲。後者はブラボがパラドンによって、レアル・ソシエダの名誉の一点を阻んでいる。

ということでFCバルセロナはまたまたゴレアーダでの完勝。リーガでの首位をがっちりと守り、翌日に試合のあるレアル・マドリーにプレッシャーをかける。ファイト、エイバル!