Liga de Campeones
1/8, ida

メッシ2ゴールでエミレーツ初攻略。
1/4へと大きく前進!

Arsenal FC Barcelona
0 2
23 de Febrero 2016 - Mar 20:45 h
Emirates
: 60,000
Goles
  Messi (70)
  Messi (83pk)
Titular
Cech 【9】 Ter Stegen
Bellerin 【7】 Alves
Mertesacker 【7】 Pique
Koscielny 【8】 Mascherano
Monreal 【6】 Jordi Alba
Coquelin 【7】 Busquets
Ramsey 【7】 Rakitic
Oxlade 【7】 Iniesta
Ozil 【9】 Messi
Alexis 【8】 Luis Suarez
Giroud 【8】 Neymar
Cambios
Oxlade→ Walcot (50)
Giroud→ Welbek (72)
Coquelin→ Flamini (82)
Entrenadores
Arsene Wenger 【7】 Luis Enrique
Arbitro
Cüneyt Çacir (turco)
Tarjetas
Monreal (6) Pique (85)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1 Tarjetas Amarillas 1 1 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
4 3 7 Tiros a puerta 16 11 5
2 2 4 Ocasiones de Gol 8 6 2
1 0 1 Corners 7 5 2
2 1 3 Fueras de juegos 1 0 1
8 5 13 Faltas 13 9 4
28%   36% Posesion del Balon 65%   72%
Formacion

ラフィーニャが負傷欠場。アルダが出場停止。ドグラス、サンドロ、バルトラが監督判断で招集外。ブラボ、ムニール、セルジ・ロベルト、アドリアーノ、アレイシ・ビダル、ベルマーレ、マティエウがベンチスタート。

豪華鉄板イレブンが先発し、全員フル出場で交代なし。アルベスは中央寄りに現れることがしばしば。

Titular Final
先発 終了時
Goles
  Messi (70)
  Messi (83pk)
Reporte

北ロンドンにて行われたチャンピオンズ1/8第一戦は、FCバルセロナがアーセナルとの接戦を制し、0-2の先勝。1/4ファイナル進出に向けて大きく前進した。エミレーツ・スタジアムではこれが初の白星。前線はエリア周辺を固めるアーセナルを崩せず、シュートも多く放てなかったが、行き来の激しくなった後半はトリデンテを中心とした速攻が効果的に機能。エース・メッシがPKを含む2得点をあげ、テル・ステーゲンも好守で無失点に抑えるなど、大きなアドバンテージを手にした。ビッグマッチでのこのチームの勝負強さには本当に目を見張るものがある。

探り合う両チーム

ルイス・エンリケが送り出した先発イレブンは、誰もが予想したとおりの豪華鉄板イレブンだった。テル・ステーゲン、アルベス、ピケ、マスチェラーノ、アルバ、ブスケツ、ラキティッチ、イニエスタ、メッシ、スアレス、そしてネイマール。このメンバーなら怖れるものはない、という安心感がすばらしい。

キックオフの笛が鳴り、まず注目されたのはアーセナルの戦術だ。ポゼッションで対抗するのか、それとも自陣で引いて待つのか。最近のグナーはポゼッションへのこだわりを棄てて結果を得ているとのことだったが、このバルサ戦でも彼らはまず自陣に網を張る作戦を採用。ボールを持つと前へと出てきたが、バルサがパスを回し始めると全員が自陣へと引いてエリア周辺を固めていた。ボール支配率は70-30でバルサ。しかし慎重に試合を進めるバルセロナの動きは全体として遅く、前半はホームチームがリスクを冒して攻めに出る時を待っているようだった。アーセナルのプレッシングはさほどきつくはなかった。

前半は戦術的な戦いが主となり、両チームともに決定機は数回。アーセナルが最もゴールへと迫ったのは20分からの数分間で、ダニ・アルベスのサイドが速攻で狙われていた。目立っていたのは元バルサのアレクシス・サンチェス。21分には、チェンバレンに至近距離からのシュートを許すも、テル・ステーゲンががっちりキャッチしている。

スペースを見つけられない中で、バルセロナがようやくゴールチャンスを作り出したのはハーフタイム目前となってからだ。アディショナルタイムに入っていた45+1分、ブスケツからのロングボールをライン手前まで飛び出したアルベスが直接折り返し、ニアポスト前ルイス・スアレスのヘッド弾が左ポスト横を通過!試合は緊迫感を保ったまま、0-0で前半を終了した。

オープンな展開、カウンターからメッシ先制

後半も同様にバルセロナがボールを支配する展開で始まったが、少し違っていたのはバルサが早々にビッグチャンスを手にすることだ。48分、キューピー頭のイニエスタから極上のスルーパスが繰り出され、抜け出したネイマールのシュートをGKチェクが右脚でブロック!その2分後にアーセナルはチェンバレンに代えてウォルコットを入れ、試合は動き始めていく。50分から60分にかけてはアーセナルの時間帯。59分にはジルーの決定的ヘッドをテル・ステーゲンの右手が辛うじて弾き返し、クレはほっと息をついた。

60分を過ぎる頃からは両チーム一進一退の攻防が続き、スタジアムも盛り上がっていった。オープンな展開となって、ボールは両陣営を激しく往来。バルサは度々パスをカットされ、その度に進攻を許したものの、エリア周辺を10人で固められるよりは得点のチャンスはあったといえる。実際、先制点となったのはグナーの攻撃を跳ね返してからの高速カウンターだ。

それは70分のことだった。ジェラール・ピケが頭でクリアしたボールをイニエスタが前へと蹴り出し、ネイマールスアレスとつないで再びパスを受けたネイマールがドリブルで突破。エリア内まで持ち込み右でフリーになっていたメッシへと託すと、フェイントをひとつ入れることでGKチェクをかわした大エースがきっちりとネットを揺らしている。

決定的なメッシの2点目

この得点で有利な状況となったバルセロナ。しかし勝負が決着するにはまだ早く、83分のメッシによるペナルティキックが決まるまで、ゲームは幾つかの見せ場で盛り上がった。バルサの好機は76分、ポストを叩いたルイス・スアレスのシュートだ。こちらもカウンターから生み出したチャンスで、GKチェクと1対1の場面だったが、彼のシュートはもう少し難易度が高くないと決まらないようだ^^; 対するアーセナルは78分に決定機。後列から突っ込んできたラムゼイの強引なシュートをテル・ステーゲンがブロックし事なきを得た。

そして82分、コケリンに代えてフラミニを入れるベンゲルの采配が、結果としてアーセナルに凶と出る。その僅か1分後、エリア内でフラミニメッシを倒したことで、チャキル主審は迷わずペナルティを宣告するからだ。どきどきのクレが見守る中、メッシはこのペナルティをきっちり沈めて0-2!無失点でアウェイゴールを2つ持ち帰れたことは非常に大きく、カンプノウにて散々な試合をしないかぎり、1/4ファイナルへの切符はバルサのものとなりそうだ。