Liga de Campeones
1/4, vuelta

泣ける内容でチャンピオンズに別れ。
このまま崩れるか、立ち直るか。

Atletico Madrid FC Barcelona
2 0
13 de Abril 2016 - Mie 20:45 h
Vicente Calderon
: 52,851
Goles
Griezmann (36)  
Griezmann (88pk)  
Titular
Oblak 【5】 Ter Stegen
Juanfran 【4】 Alves
Godin 【4】 Pique
Lucas Hernandez 【4】 Mascherano
Filipe Luis 【4】 Jordi Alba
Koke 【4】 Busquets
Augusto Fernandez 【4】 Rakitic
Gabi 【5】 Iniesta
Saul Ñiguez 【3】 Messi
Carrasco 【3】 Luis Suarez
Griezmann 【3】 Neymar
Cambios
Carrasco→ Thomas (73) Alves→【4】 Sergi Roberto (64)
Griezmann→ Correa (90) Rakitic→【4】 Arda (64)
Augusto Fernandez→ Savic (90+2)  
Entrenadores
Diego Simeone 【3】 Luis Enrique
Arbitro
Nicola Rizzoli (italia)
Tarjetas
Gabi (68) Suarez (69)
Godin (85) Neymar (76)
Correa (90) Iniesta (87)
Koke (90+3) Arda (90+2)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 4 4 Tarjetas Amarillas 4 4 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
5 4 9 Tiros a puerta 13 10 3
2 2 4 Ocasiones de Gol 1 1 0
0 1 1 Corners 5 4 1
2 0 2 Fueras de juegos 0 0 0
8 12 20 Faltas 10 5 5
28%   28% Posesion del Balon 72%   72%
Formacion

ラフィーニャ、ビダル、ベルマーレン、マティエウ、サンドロが負傷欠場。ブラボ、ドグラス、アルダ、バルトラ、ムニール、セルジ・ロベルト、アドリアーノがベンチスタート。

豪華鉄板イレブンが先発。メッシは今回も中央下がり目の位置で、ラキティッチが右をカバー。前半は攻撃らしいものもなし。

交代は二人で、同時。アルベスとラキティッチをベンチに下げ、セルジ・ロベルトとアルダを送り出した。運動量がありバランスを取れるロベルトで右全般をカバーし、アルダが前を突くオプション?

Titular Final
先発 終了時
Goles
Griezmann (36)  
Griezmann (88pk)  
Reporte

前年度王者バルセロナが、チャンピオンズの舞台から姿を消した。ビセンテ・カルデロンにて行われた1/4ファイナル第2戦は、グリースマンの2ゴールによって第1戦のスコア(2-1)をひっくり返したアトレティコ・マドリーが勝利。バルサは後半に幾分持ち直したものの、全般として低調なパフォーマンスに終わり、赤白マドリーの堅守を崩すことは出来なかった。これにてバルセロナの欧州連覇の夢は終了。国内二冠を目指して戦っていくことになるが、その道のりは平坦ではなさそうだ。

様子を見たバルセロナ

アノエタで敗れた後の会見、そして今回の前日会見でチームへの信頼を強調し、「こういった試合を戦う準備は出来ている」「私たちが世界最高のチームであると示す良いチャンス」と強気な発言をしていたルイス エンリケ。しかしながら先発したバルサ選手たちの動きからは、監督の言葉から期待される溌剌としたものは感じられなかった。

立ち上がりに積極的に相手陣地を目指したのは、地元ファンの後押しを受けたアトレティコだった。コルチョネロたちは3分にガビが、4分にカラスコが連続でシュートを放つ意欲的な試合への入り。対するバルセロナは相手の勢いを削ぐべく、低い位置でのボール回しが中心となっていた。無理にゴールを狙おうとはせず、後半勝負の狙いが見て取れるアプローチ。スコア状況を見つつ時間を使うやり方だが、バルサらしいかといえば、全然らしくはない。

グリースマンの先制弾

試合はしばし、中盤での潰し合いとなり、両チームともにシュートのない時間が続いた。9分にガビマスチェラーノのシュートをブロックしてから、33分のメッシのフリーキックまではそういう時間帯。そして36分、久しぶりに放たれたアトレティコのシュートにより、バルサは先制点を奪われることになる。

プレッシングによってコーナー前に押し込まれたジョルディ アルバのクリアボールをガビが拾い、サウールがエリア内へとクロスを入れると、最後はアルベスピケの間に入ったグリースマンのきれいなヘディング弾が決まって1-0。アトレティコの1-0勝ちを可能とするこの失点は、バルサにとって痛かった。

その後は41分にネイマールのミドルシュートをオブラクがブロック)、44分にはカラスコのシュートをテル ステーゲンがセーブと、両チームがそれぞれ半決定的なチャンスを作ってハーフタイムへと入っている。

ようやくバルサが反撃開始

後半が始まっても、ファンが期待するバルセロナの姿はピッチになかった。ルーチョチームの動きは相変わらず鈍く、テンポが上がる様子はなし。53分のクロスバーに弾かれたサウールのヘディングシュートはクレに悪い汗をかかせた。

バルサがようやくアトレティコのエリアへと近付き始めたのは、時計の針が60分に差しかかろうかという時だった。59分、ジョルディ アルバが右サイドを深くえぐり、ピケが押し込もうかというボールを寸でのところでガビがカット。このあたりから試合はバルサが主導権を持って進めるようになった。アトレティコはエリア周りを固め、カウンターのタイミングを待った。

ルイス エンリケは64分、ダニ アルベスラキティッチをベンチに下げ、セルジ ロベルトアルダ トゥランをピッチへと送り出す。右サイドのセットをそっくり入れ替えるこの采配はまずまずというところで、バルサはボールコントロールを続けていった。しかし攻撃はその右サイド一辺倒。左のネイマールがさっぱり元気がなかったゆえ、アルダネイと替える方が良かったかもしれない。

グリースマンの2点目

そして残り時間もわずかとなってきた88分、バルサにダメージを与えるアトレティコの2点目が決まる。きっかけはブスケツからパスを受けたセルジ ロベルトへのフィリペ ルイスの猛烈なプレスだ。これでボールを奪ったフィリペ ルイスはそのままカウンターでエリアまで侵入すると、グリースマンへの横パス。これをイニエスタが思わず左手で止めてしまい、疑いようのないPKの笛が吹かれた。キッカーとなったグリースマンのシュートをテル ステーゲンは手に当てたものの、ボールはネットへと吸い込まれた。

ただ、バルサは1点を返せば延長戦へと持ち込める。そのチャンスは後半追加タイムに訪れた。イニエスタが送り込んだパスに対し、エリア内にいたガビがハンドのファールを犯すのだ。しかしリッツォーニ主審はエリア外だったとの判定でPKとはならず、メッシのフリーキックが枠を外れてジ・エンド。この判定をバルサ系メディアは憤懣やるかたないと取り上げているが、試合内容では完敗だっただけに、審判のせいで台無しになったと怒る気にはなれない。

ということで前年度王者のチャンピオンズ連覇の夢はこれで終了。喪失感に打ちひしがれる敗退ではあるが、リーガに向けては体調を整え易くなったと考え、国内二冠は達成できるよう、立ち上がって戦い続けていくしかない。ふんばれ、ルーチョバルサ!