Liga de Campeones
jornada 1

リーガの傷は欧州で癒す。
エンジン全開メッシ(3G1A)&ネイマール(1G4A)。

FC Barcelona Celtic FC
7 0
13 de Septiembre - Mar 20:45 h
Camp Nou
: 73,920
Goles
Messi (3)  
Messi (27)  
Neymar (50)  
Iniesta (59)  
Messi (60)  
Suárez (74)  
Suárez (88)  
Titular
Ter Stegen 【7】 De Vries
Sergi Roberto 【8】 Lustig
Piqué 【8】 Kolo Touré
Umtiti 【8】 Sviatchenko
Jordi Alba 【8】 Tierney
Busquets 【7】 Bitton
Rakitic 【6】 Roberts
André Gomes 【5】 Gamboa
Messi 【9】 Brown
Suárez 【7】 Sinclair
Neymar 【9】 Moussa Dembélé
Cambios
Rakitic→ Iniesta 【7】(46) Sviatchenko→ O'Connell (68)
Busquets→ Rafinha 【6】(61) Roberts→ Armstrong (68)
  Bitton→ McGregor (76)
Entrenadores
Luis Enrique 【7】 Brendan Rodgers
Arbitro
Ovidiu Hategan (rumania)
Tarjetas
Ter Stegen (23) Brown (56)
Rakitic (40)  
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
2 0 2 Tarjetas Amarillas 1 1 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
7 7 14 Tiros a puerta 4 2 2
2 6 8 Ocasiones de Gol 1 0 1
6 3 9 Corners 2 0 2
1 4 5 Fueras de juegos 3 1 2
3 5 8 Faltas 3 2 1
383   849 pases 335   137
68%   67% Posesion del Balon 33%   32%
Formacion

負傷欠場はなし。アレイシ、デニス、マティエウ、マシップが招集外。アルダ、イニエスタ、ラフィーニャ、シレセン、マスチェラーノ、アルカセル、ディニェがベンチスタート。怪我人がいなくなると、招集リスト入りするのも大変になる。

予期せぬ敗北となったアラベス戦から8人選手を入れ替え、現在のベストメンバーが先発。GKはスピード回復したテル・ステーゲンが務めた。新加入選手ではウンティティとアンドレ・ゴメスが起用されている。週末に復帰したイニエスタは大事をとってベンチスタート。

選手交代はふたり。まずはカピタンイニエスタがハーフタイム明けから登場し、ラキティッチがお役御免に。アンドレ・ゴメスが右へと移動した。続いてブスケツもまた任務終了となってラフィーニャに出番。ゴメスのメディオセントロが試された。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Messi (3)  
Messi (27)  
Neymar (50)  
Iniesta (59)  
Messi (60)  
Suárez (74)  
Suárez (88)  
Reporte

セルティックFCをカンプノウに迎えてのチャンピオンズ初戦に、FCバルセロナが7-0のゴレアーダで圧勝。カーディフでの決勝戦へ向けて順調に一歩を踏み出した。試合は開始3分でネットを揺らしたレオ・メッシがハットトリックでチームを牽引すると、金髪コンビのネイマールが1ゴール4アシストの大活躍。普段ほど目立たなかったルイス・スアレスも最終的に2ゴール1アシスト、イニエスタのゴラッソも決まるなど、爽快度の高いゲームとなっている。週末にリーガで負けたことによるもやもやも、この勝利で解消。通常運転のバルサはやはり強いと印象付けた。

メッシの存在感

バルセロニズモを悪い意味でアッといわせたアラベス戦から中2日。ローテーションをやり過ぎ批判されたルイス・エンリケはこのリアクションを示すべき試合に、現時点でのベストメンバーと言える11人を送り出した。唯一予想外だったのは、イニエスタに代わってアンドレ・ゴメスが左インテリオールに起用されたことだ。サムエル・ウンティティの先発はもはや驚きではない。

ゲームへの入りは上々だった。アラベス戦がアクシデントに過ぎなかったことを示すべく、気合の入ったルーチョチームはキックオフ直後からアクセルオン。あっという間に包囲体勢に入ると、リーダーメッシが3分にしてバルサに先制点をもたらしている。ショートコーナーからの流れでネイマールの縦パスを受けて抜け出したレオが、角度のない位置から強烈な一撃をゴール天井付近に突き刺す、盛り上がる得点だった。

欲しかった先制点を早々に手にしたバルサは、それで満足することなくセルティックを攻めたて続けた。体格で上回る相手が5-4-1布陣を敷いていたことで簡単に追加点とはいかなかったが、グラウンドを広く使い、ズレを生じさせるためのパスを我慢強く展開。パスにドリブルにシュートに、メッシの存在感は絶大だった。

PKブロック、金髪ペアのワンツー

しかしながらこの試合では一度だけセルティックに得点のチャンスがあった。それは23分のこと。狙っていた速攻からデンベレが裏へと抜け出し、1対1となったテル・ステーゲンが堪らず倒してペナルティの笛が鳴らされたのだ。だが医療部の勧めを断ってもこの試合で復帰したドイツ人ポルテーロの気合は並みではなかった。若きフランス人FWはおそらく気圧されたのだろう。ややコースの甘くなったデンベレのシュートを、テル・ステーゲンは横っ飛びでブロック。駆け寄るチームメイトたちにも、止めてあたり前だと悠然としていた。

そしてピンチの後はチャンスが訪れる。テル・ステーゲンによるPKストップから3分後、バルサのゴール祭りは本格的に始まった。それはもう漫画のような崩しで、エリア内の密集地帯を小刻みなパス交換で突き破っていくメッシネイマール。最後はどちらにも得点の可能性はあったが、ボールを譲られたメッシが押し込んで2-0としている(27分)。

アクセル緩めずゴール祭り

そこからはもう一方的にバルセロナが試合を進めていった。前半はどうにか2-0のまま終えたセルティックだったが、後半5分にネイマールの直接フリーキックがネットを揺らすともうお手上げ。59分には後半から登場したイニエスタの“イニエスタッソ”が炸裂し(ネイのセンタリングもお見事)、カンプノウはカピタンのゴラッソに喝采を上げた。

大抵のチームであれば、4点差が付けばあとは流して消耗を抑えようとするだろう。しかしこの夜のバルサは得点に飢えた肉食獣。さらに1分後にはルイス・スアレスのアシストを受けてメッシがハットトリックを達成してしまうからえげつない。レオはこれがキャリア40回目のハットトリックとなり、チャンピオンズでは通算86点目。バルサでは359点目になるらしい。

5-0となって以降もバルサの攻勢は続いた。74分、88分と2得点を決め、すでにフルーツ山盛りのケーキにイチゴを追加したのは、そこまではあまり目立っていなかったルイス・スアレスだ。その1つめはいかにもルイシートらしい変態的なゴラッソで、ネイマールからの優しい縦パスをゴールを背にして胸トラップすると、そのまま反転して左足シュートを天井へずどん。そして最後はメッシからの横パスを右ポスト横へ流し込み、祭り(7-0)の仕上げとしている。

セルティックにとっては、リーガで負けて闘志増量のバルサとカンプノウで当たったことが不運だった。リーガの傷はチャンピオンズで癒すの法則。チームの士気はこれにて元に戻り、続くリーガ3連戦へ気分良く臨んでいけるだろう。交代枠が一つ余っていたので、新戦力の敵応用に使っても良かったとは思う(テル・ステーゲンの万が一に備えた?)