Liga de Campeones
jornada 6

メッシ先制、アルダまさかの3得点。
チャンピオンズでは強い。

FC Barcelona Borussia Mönchengladbach
4 0
6 de Diciembre - Mar 20:45 h
Camp Nou
: 67,157
Goles
Messi (16)  
Arda (50)  
Arda (53)  
Arda (67)  
Titular
Cillessen【5】 Sommer
Aleix Vidal【7】 Christensen
Mascherano【7】 Vestergaard
Umtiti【7】 Jantscheke
Digne【6】 Elvedi
André Gomes【6】 Strobl
Denis【7】 Dahoud
Iniesta(c)【7】 Korb
Messi【7】 Schulz
Paco Alcácer【5】 Hazard
Arda【8】 Hahn
Cambios
Iniesta→ Rafinha【5】(60) Dahoud→ Kramer (58)
Arda→ Marc Cardona【6】(74) Schulz→ Johnson (58)
  Hazard→ Raffael (72)
Entrenadores
Luis Enrique 【6】 Schubert
Arbitro
Sergei Karasev (rusia)
Tarjetas
  Dahoud (55)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 0 0 Tarjetas Amarillas 1 1 0
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
7 7 14 Tiros a puerta 1 1 0
2 5 7 Ocasiones de Gol 1 1 0
3 2 5 Corners 2 2 0
1 0 1 Fueras de juegos 3 0 3
3 4 7 Faltas 5 3 2
    993 pases 372    
72%   68% Posesion del Balon 32%   28%
Formacion

マティエウが負傷欠場。ラキティッチ、ネイマールが出場停止。テル・ステーゲン、ピケが監督判断で招集外。ブスケツ、スアレス、ラフィーニャ、アルバ、セルジ・ロベルト、マシップ、マルク・カルドナがベンチスタート。

今季の新加入選手6人が揃って先発。シレセン、アレイシ、ウンティティ、ディニェ、デニス、アルカセル、アルダらは1週間前の国王杯エルクレス戦に続く先発起用。メッシ、イニエスタ、マスチェラーノら主軸選手もいたことで、全体としての出来もまずまずだった。

グラッドバックが前に出てきた後半はアルダが光った。交代は2人。最初はイニエスタに代えてラフィーニャで、デニスがドンの位置へ移動。2人目はハットトリックのアルダがお役御免となり、バルサBのマルク・カルドナがチャンピオンズデビュー。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Messi (16)  
Arda (50)  
Arda (53)  
Arda (67)  
Reporte

ボルシア・モンチェングラッドバックをカンプノウに迎えてのCLグループステージ最終節は、アルダ・トゥランの3得点とメッシの1得点によってバルサが4-0の完勝。リーガでは不安定なバルセロナだが、チャンピオンズでは安定している。カンプノウでは特に強く、今季の3試合合計スコアは15-0と圧倒的だ。バルサはすでにグループC首位を確定させていたものの、クラシコの残念なイメージを振り払うべく積極的にプレー。試合を通じてドイツチームを自由にさせず、4試合ぶりとなる白星を手にした。

バルサが試合を支配

地元ファンとフットボルを楽しみつつ、ここ最近のパッとしないムードを消す必要もあったこのグラッドバック戦。ルイス・エンリケは前日の予告どおりにレオ・メッシを先発起用し、アンドレス・イニエスタとともにけん引役を任せた。その他の主力は大半が見学となり、夏の補強選手6人が全員揃って先発。右ラテラルにはアレイシ・ビダルが入った。

リーガでは苦労することの多いバルサが欧州戦では結果を出すのは、対戦相手がバルサにとても敬意を払ってくれる点が大きい。この夜のボルシアも大人しいといって良いほど控えめで、シュート0本だった前半は特に怖さなし。ルーチョチームは悠々と敵陣でパスを回し、チャンスを狙い続けた。クラシコで精神的ダメージを負った選手たちが自信と感触を取り戻すにはちょうど良い展開だった。

6-3-1で守るドイツチームを完全に崩し、決定機を作るのは容易ではなかったが、先制点の場面ではリズムの変化が決まった。いつものようにゴール意欲満々のレオ・メッシがギアを上げ、アルダ・トゥランとの連係でエリア内に突入。アルダが折り返したボールをレオが左足でネットに突き刺し、先制に成功している(16分)。

早々に1-0となった後も、試合展開に変化はなかった。ボルシアは引き続き大人しく、牙を当ててくる気配なし。彼らが時折試みるカウンターは、労することなくマスチェラーノウンティティが処理をしていた。アンドレ・ゴメスは引いた相手のピボーテ起用であれば十分いけることを示し(冒険少ない)、アレイシ・ビダルも積極的に攻撃参加。試合終了後、ルーチョは攻守に成果を出したアレイシを称賛している。右インテリオールのデニスは、臆することなく自分の持ち味を発揮しようとしていたのが印象的だった。

アルダのハットトリックSHOW

後半は前半とはまた異なる展開になった。その主要因はボルシア・モンチェングラッドバックがようやく前へ出てきたことだ。ただし最終ラインを上げたチームが前線〜中盤でバルサを圧迫しなければ、その裏のスペースはバルサのご馳走となる。パコ・アルカセルも活きてくると思われた。

そんななかで、主役の座を持っていったのはハットトリックを達成したアルダ・トゥランだ。50分、53分、67分とわずか17分間で3つのゴールを決めて見せたトルコの魔術師。それらはいずれも右からのセンタリングを左ポスト前で仕留めた点で共通しており、左エストレーモとして丁度良いスペースに入る動きが彼は上手い。2-0はデニス・スアレスからのボールを頭で、3-0はアレイシ・ビダルのグラウンダーを抑えた右足で、そして4-0はパコ・アルカセルからの横パスを右足で。スアレスのボタデオロ記念パーティで“度を越した”、それで出番が減ったとの憶測話を言われていたアルダだが、これで再び流れが変わるか。

一方、今回もまた結果を出せなかったのがパコ・アルカセルだ。相手セントラルの間でどうにか存在感を出そうとしていたデランテロだったが、トンネルの出口はいまだ見えず。アルダの3点目をアシストするなど、チームには貢献しているのだが...。一度の決定的チャンスも、GKに阻まれ得点には至らなかった。ライン裏を上手く突いた時は好機になっているので、相手がぐいぐい前に出てくるアウェイ戦のほうが良いかもしれない。

74分にはアルダと交代でバルサBのマルク・カルドナがチャンピオンズデビュー。フィリアルでの活躍へのご褒美を得たこのデランテロの方が、パコより伸び伸びとプレーしていた感もあった。