Liga Española
jornada 22

コパ決勝の相手アラベスを粉砕。
アレイシ、5ヶ月離脱 ...。

Alavés FCBarcelona
0 6
11 de Febrero - Sab 16:15 h
Mendizorroza
: 19,840
Goles
  Suárez (36)
  Neymar (40)
  Messi (59)
  Alexis (62pp)
  Rakitic (65)
  Suárez (67)
Titular
Pacheco 【7】Ter Stegen
Vigaray 【7】Aleix Vidal
Laguardia 【6】Umtiti
Alexis 【6】Mathieu
Theo 【6】Digne
Marcos Llorente 【6】Busquets
Dani Torres 【7】Rakitic
Krsticic 【6】André Gomes
Rubén Sobrino 【8】Messi (c)
Katai 【8】Suárez
Santos 【7】Neymar
Cambios
Krsticic→ Kiko Femenía (46) Busquets→【6】Iniesta (64)
Katai→ Óscar Romero (57) Umtiti→【6】Jordi Alba (67)
Theo→ Raúl García (87) André Gomes→【6】Sergi Roberto (71)
Entrenadores
Mauricio Pellegrino 【6】 Luis Enrique
Arbitro
Clos Gómez (aragonés)
Tarjetas
Laguardia (92) Umtiti (5)
  Busquets (58)
  Rakitic (60)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
0 1 1 Tarjetas Amarillas 3 2 1
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
2 5 7 (4) Tiros a puerta 18 (9) 10 8
1 1 2 Ocasiones de Gol 8 4 4
0 3 3 Corners 9 3 6
1 1 2 Fueras de juegos 3 2 1
8 9 17 Faltas 9 5 4
157 226 383 pases 761 334 427
25%   33% Posesion del Balon 67%   75%
Formacion

アルダ、ラフィーニャ、マスチェラーノが負傷欠場。ピケ、マシップが監督判断で招集外。シレセン、デニス、イニエスタ、アルカセル、アルバ、セルジ・ロベルト、アラニャがベンチスタート。

怪我の癒えたブスケツが先発に復帰。右ラテラルは調子を上げているアレイシ、セントラルはウンティティ、マティエウのコンビ。左ラテラルはアルバが温存されディニェ先発。左インテリオールは監督の信頼厚いアンドレ・ゴメス。ラキティッチも継続的に先発起用されるようになってきた。

交代の1人目はブスケツに無理をさせず、イニエスタの慣らし運転。2人目はカードを受け前半に痛んでいた様子もあったウンティティを下げてジョルディ・アルバをピッチへ。なんとディニェがセントラルに入った。3人目はアンドレ・ゴメスからセルジ・ロベルトで、そのままピボーテへ。終盤にアレイシが負傷したことで、ロベルトが右ラテラルへ、ラキティッチが中盤の底へ移った。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
  Suárez (36)
  Neymar (40)
  Messi (59)
  Alexis (62pp)
  Rakitic (65)
  Suárez (67)
Reporte

バルサ自慢のパンチ力が火を吹き、メンディソローサで圧勝。コパ決勝での対戦が決まったばかりのアラベスを0-6で粉砕した。得点はスアレス(2)、ネイマールメッシラキティッチ、そしてアレクシスのオウンゴール。序盤はアラベスの攻勢に苦しみ、テル・ステーゲンのパラドンで命拾いしたバルセロナだが、スアレスの先制点が決まってからは順調に得点を重ねた。後半の4得点はさながらにアスルグラナの嵐。試合終了目前でアレイシテオの無意味なタックルで負傷し、5ヶ月の離脱となったのがどうにもやるせなく、悲しい後味を残した。

テル・ステーゲンのパラドン

週中に国王杯準決勝をプレーしたアラベスとバルセロナは、どちらもローテーションで選手を入れ替えこの試合に臨んだ。マウリシオ・ペジェグリーノの先発イレブンでセルタ戦にも先発したのは4人のみとなり、ルイス・エンリケもまたアトレティコ戦からは大幅にメンバーを入れ替え(ウンティティラキティッチアンドレ・ゴメスメッシスアレスが2試合連続スタメン)。朗報はブスケツの先発復帰だ。

立ち上がりはアラベスのペースで進んだ。コパ決勝進出を決めて意気上がるバスクチームは、前節終了時点で12位ながら22失点と守備が堅く(バルサは18)、プレッシングでボールを奪ってからのカウンターでルーチョチームを落ち着かせなかった。バルセロナの最初の決定機は14分のアレイシ・ビダルのエリア内でのシュート。前線にはなかなか上手くボールを送り込めなかった。

試合の大きなポイントになったのは24分、ディニェを振り切ったテオとかいう選手のスピードあるカウンター攻撃を1対1で阻止したテル・ステーゲンのパラドンだ。もしこれが決まっていればアラベスは守備を強化し、バルサにとっては厄介なことになっていただろう。チームを救った守護神。一方でバルサはそのお返しにカウンターからアンドレ・ゴメスが好機を作るも、こちらもGKパチェコが壁となり立ちはだかった。ゴメスはよくエリアに顔を出すようになってきている。

効率よく2得点

アラベスの組織的な守備を崩すべく、忍耐強くボールを回し続けたバルセロナがその褒美を得たのは、36分のことだった。ラキティッチがボールを右へ振り、アレイシ・ビダルによるDFとGKの間へのセンタリングに抜け出したルイス・スアレスが合わせて0-1。こういったアレイシの攻撃はとてもよく効いている。

1点を奪ったバルセロナはそれで手を緩めることなく、さらにゴールを狙っていく。2点目はその4分後。ラキティッチがエリア内で奪ったボールを左サイドのスアレスが受け、メッシとのワンツーを狙ってエリアへと侵入。レオが送り込んだボールはクリアしようとしたGKパチェコの手に当たりながらも運よくスアレスが頭で落とす形となり、ネイマールが押し込んで0-2としたのだった。前半を2点リードで終えられたのは少々出来すぎ感もあったが、守るべき人が守り、決めるべき人が決めたことはすばらしい。

アスルグラナの嵐

アラベスは2点のビハインドでは諦めることなく、ハーフタイム後も積極的にバルサのゴールへと向かってきた。47分には速攻からテオとかいう選手のパスを受けたサントスの決定的シュート。幸いボールは枠を外れたが、勝負を決める3点目を奪わなければ安心はできないと思わせるホームチームのリアクションだった。

こういう場面で仕事をしてくれるのが大エースのレオ・メッシだ。59分、ネイマールが競ったボールを奪ったメッシが一気にエリア内へと切れ込み、PGパチェコの股間を抜く鋭い左足シュートで3点目を獲得。これによって集中力を失ったのか、アラベスはここからあれよあれよという間に失点を重ねていくことになる。バルセロナとしては胸のすくゴール祭りの始まりだ。

0-3から0-6まで、バルセロナはおよそ3分ごとに4得点を決めている。得点はいずれも速攻によるものだった。62分、スアレスのパスを受けたメッシの突破を防ごうとしたDFアレクシスのオウンゴールで0-4。65分、スアレスがエリア内で残したボールを、ラキティッチが右足で豪快に蹴り込み0-5。そして最後は67分、ネイマールのシュートをパチェコが弾き、浮いたボールをスアレスがボレーで仕留めて0-6。この頼れるゴールハンターが、コパ決勝の再戦では使えないのが痛い。

アレイシの大怪我

ゴール祭りとなり、セルヒオ・ブスケツがカードを“清算”したところまでの試合展開は完璧といってよかった。しかしその喜びが一気に暗転したのは、テオとかいう奴の無意味なタックルによってアレイシ・ビダルの足首が壊された時だ。ついに主役になり始めたアレイシの、この悲しすぎる長期負傷。一日も早い彼の回復を願う。