Liga Española
jornada 25

前半10分で勝負あり。
マドリーが躓き、暫定首位に。

FC Barcelona Sporting Gijón
6 1
1 de Marzo - Mie 19:30 h
Camp Nou
: 56,605
Goles
Messi (8)  
Juan Rodríguez (10pp)  
  Castro (21)
Luis Suárez (27)  
Alcácer (49)  
Neymar (65)  
Rakitic (87)  
Titular
Ter Stegen【6】 Cuellar
Mascherano【7】 Lillo
Umtiti【6】 Juan Rodríguez
Jordi Alba【6】 Babin
Busquets【6】 Elderson
Rakitic【7】 XAvi Torres
Denis【6】 Sergio A.
Rafinha【6】 Nacho Cases
Messi (c)【7+】 Douglas
Suárez【7+】 Castro
Neymar【7+】 Burgui
Cambios
Suárez→ Alcácer【6+】(46) Douglas→ Victor Rodríguez (46)
Messi→ André Gomes【6】(60) Burgui→ Isma López (59)
Rafinha→ Sergi Roberto【6】(73) Sergio A.→ Vesga (76)
Entrenadores
Luis Enrique 【6】 Rubi
Arbitro
José Maria Sánchez Martínez (muriciano)
Tarjetas
Neymar (45+1) Burgui (24)
  Castro (44)
  Juan Rodríguez (54)
名前の次の数字は評価点:平均点【5】
Estadisticas
1a 2a Total Total 2a 1a
1 0 1 Tarjetas Amarillas 3 1 2
0 0 0 Tarjetas Rojas 0 0 0
10 15 25 (10) Tiros a puerta 5 (2) 2 3
5 5 10 Ocasiones de Gol 2 0 2
3 7 10 Corners 3 1 2
2 2 4 Fueras de juegos 2 0 2
8 6 14 Faltas 12 7 5
401     pases     205
68%   74% Posesion del Balon 26%   32%
Formacion

アレイシ、マティエウが負傷欠場。マシップが監督判断で招集外。ピケ、イニエスタ、シレセン、アルカセル、ディニェ、セルジ・ロベルト、アンドレ・ゴメスがベンチスタート。

アトレティコ戦で使った、攻撃時は3バックになるシステムを今回も使用。ローテーションも行われたため、最終ラインはマスチェラーノ、ウンティティ、アルバの3人。スポルティングは引いていたので、アルバも前に出ることが多かった。守備時はラキティッチがラテラルになるのではなく、ブスケツが右セントラルに。ラフィーニャとネイマールが引いて4-4-2へと変化した。

ハーフタイムでスアレスが任務終了となり、アルカセルと交代。2人目の交代はメッシからアンドレ・ゴメスで、ラキティッチがメディアプンタへ。最後のカードはラフィーニャに代えてセルジ・ロベルト。ゴメスとロベルトの位置は流動的。

Titular Final
先発時 終了時
Goles
Messi (8)  
Juan Rodríguez (10pp)  
  Castro (21)
Luis Suárez (27)  
Alcácer (49)  
Neymar (65)  
Rakitic (87)  
Reporte

前節アトレティコ・マドリーを下し、リーガ優勝争いにとどまったFCバルセロナが、地元カンプノウにてスポルティング・ヒホンに快勝。その後の試合でレアル・マドリーがラス・パルマス相手にベルナベウで引き分けたため(3-3)、暫定ながらリーガ首位に浮上し、自力優勝の可能性も復活した。試合は終始バルサペースで進み、開始10分にして2点を先行。速攻から1点を返されたものの、スアレスのゴラッソで再び差を広げると、後半は順調に得点を重ねてゴール祭り(6-1)となった。ローテーションも成功し、状況は改善中。試合終了後の会見でルイス・エンリケが今季限りでの退任を表明している。

快適に試合をコントロール

カルデロンでのタフなアトレティコ戦から中2日。次節セルタ戦へもまた中2日のため、ルイス・エンリケは予想通りに各ポジションでローテーションを実行した。注目点はアトレティコ戦で採用されたボール保持時の3-4-3が再び行われたこと。ジョルディ・アルバが3バックの左に起用されたのは、彼の攻撃特性を考えると意外だった。中盤はメッシが菱形のてっぺんに位置し、ラキティッチデニスがインテリオールに。ブスケツは守備時には右セントラルへとシフトし、並びも4-4-2へと変更された。

試合は久しぶりにバルセロナが問題なくコントロールして進めた。90分間でテル・ステーゲンが脅かされたのは2度ほど。ルビ率いるスポルティング・ヒホンが圧力をかけなかったことで、バルサは労することなくボールを展開した。思うようにパスを回せれば、自慢の攻撃陣が相手守備網を破るのは時間の問題となる。

前半10分でほぼ勝負あり

8分の先制点は、マスチェラーノによるスペース裏へのロングボールから生まれた。するりと抜け出したレオ・メッシはGKクエジャルが前へ出たのを見ると、落下してくるボールを頭でぽんと浮かせてGKを攻略。技ありのゴールで祭り開始の号砲としている。

さらにその2分後には、ネイマールの裏へのパスにルイス・スアレスが飛び出し、角度のないシュートをファン・ロドリゲスが自ゴールへ押し込んで2-0。スポルティングはその10分後に速攻から1点を返すのだが、試合の大勢はこのオウンゴールで決まっていたといっていい。

バルサの失点は速攻からマスチェラーノウンティティの間、セルヒオ・ブスケツがカバーに入った箇所を狙われた。ブルギセルヒオの裏をとってシュートを放ち、ポストが弾いたところをカストロが押し込んで2-1(21分)。PSG戦でもこのシステムを使う場合、このあたりは上手くやらなければならない。

1点差とされたバルセロナの反撃は早かった。27分、エリア包囲からラキティッチがボールを送り込み、バビンの弱いクリアボールをルイス・スアレスが直接叩いて3-1。位置を合わせるために少し後ろへステップした後、右足を完璧に当ててミサイル弾をたたき込むゴラッソだった。

ゴール祭り

試合展開は非常に順調で、危なげもない。ルイス・エンリケはハーフタイムでルイス・スアレスを任務終了とし、パコ・アルカセルをピッチへ送り出した。そして後半開始わずか4分にして、このアルカセルがバルサの4点目を決めるのだから申し分ない。バビンからボールを奪ったメッシアルカセルへとパスを譲り、アルカセルが左足を振り抜いて4-1。出番には恵まれないパコだが、シュート感覚と自信を取り戻しているようで嬉しい。その後の動きもなかなか良かったアルカセルだ。

勝負が付いたことで、ルイス・エンリケは30分を残してレオ・メッシをベンチへと下げる。65分には右寄りのフリーキックをネイマールがネットへと突き刺して5点目。右方面から右足でシュートを放ち、壁の頭上を外から巻いて破り、ゴール右角へと入れているのだから素晴らしいコントロールだ。

そして試合終了4分前、ラキティッチが至近距離からのゴールでイチゴを乗せてパーティは終了。スポルティングのプレッシングが弱かったため、激しく圧迫してくる相手にどれだけ対抗できるかはまだ分からないが、快勝でチームの感覚が良くなっているのは確かだ。レアル・マドリーが勝点を落とし、暫定ながら首位に立ったこともバルセロニズモの士気を上げている。