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みんなの観戦記

 

ホーム開幕戦で新戦力をチェック!
A I さん

2006年9月9日 リーガ第2節 オサスナ戦

今年のカンプノウでのリーガの開幕オサスナ戦を観に行きました。

私はバルセロナに家があるので、スタジアムには歩いていきます。場所はサンツ駅のそばですが、ここからも歩いて15分程度でカンプノウに行けます

日本からバルセロナを訪れる人はサンツ駅周辺を宿にする人も多いので、観戦後の渋滞を考えると、この選択もありかと思います。道筋は以外に簡単で、ヌマンシア通りを北に向かって、ベルリン通りで左折してひたすら歩く。すると大きな近代的な教会がありますので、そのあたりで右に曲がればもうカンプノウです。ちなみにベルリン通り沿いにはバルサ・バールがいっぱいですので、コレもお楽しみのひとつかと思います。

チケットはいつものように試合の4−5時間前に確保に行きましたが、今年のチケットははっきり言って高いです。バルセロナの物価は年率5%で上昇中とはいえ、ラテラル3で84ユーロ。昨年のセビリア戦では同じ席で55ユーロですから30ユーロも上昇したことになります。最低のヘネラル席で50ユーロ。開幕戦であったため高めの設定であった可能性はありますが。。。。。。ソシオになるとチケット代は2割引になるので年5回以上の観戦を考えているなら断然ソシオがお得だと思います。(皆さんもちろんご存知でしょうが)

さて、試合は今年の新しいバルサ布陣や、新加入選手をチェックしてやろうという意気込みで観戦したのですが、開幕戦からいきなりチュルムとサンブロータがスタメン出場で期待に応えた格好。リカールの采配なかなか。ベレッティが先週のカタルーニャ杯でお痛をやっちまったので、メンバーから外されているとはいえサンブロータ、イキナリ先発ですか!ウラゲルが控えだし、プジョルがホーム開幕戦にてスタメンではなかったのも少し驚き。今年は守備陣をいっぱい補強しただけはあります。

試合の前に、長年バルサの選手のマッサージを行なっていたトレーナーのおじいさんが引退するということでセレモニー。このおじさんの引退ネタが前日からバルセロナではトップネタでありました。クライフの頃からトレーナーで試合のあともTVでレシャックやフリスト様が思いでお語ってましたなー。こういう家族的なところがビッククラブでありながらバルサが愛される理由でもあります。と勝手に一人納得(だってJリーグクラブじゃ考えられないでしょ。)

で、試合は始まってすぐ、最初のシュートで先制。ロナウジーニョのお膳立てからエトーのごっつぁんゴールで始まり。前半だけで3点。後半は少したれましたが、上々のホーム開幕スタートでありました。攻撃で光っていたのはロニーとシルビーニョのコンビ。シルビーニョはロニーがボールを持ったシチュエーションになると必ずサイドラインを忠実に駆け上がっていく優等生。先制点も彼がラテラルを駆け上がったことによってロニーのフェイントが生き、先制点のナイスアシストにつながりました。

現場で観戦したときは、なぜオサスナのディフェンサが抜かれたのか不思議でしたが、家に戻ってTVで確認してみるとメッシとのワンツーを更にもう一度と見せかけて切れ込んだわけですな。さすがです。

エトーが八ットトリックしてくれれば、さらに良かったのですが、まーホーム開幕としては上々のスタート。オサスナが昨年に比べ、戦力が落ちた感があったとはいえ、今年もカーサでは強そうなバルサでした。

それにしても、目を見張ったのはチュルムの守備とポジショニングの良さ。これは本当にいい補強をしたと思います。サンブロータはまだ積極的な攻め上がりができなかった感がありますが、守備はやはり安定してますな。今年は失点減りそうな感じです。いやー、今年も去年以上に負ける気しねーな。油断は禁物ですが。。。。