チケットの入手方法

カンプノウの試合観戦チケットを入手するには大きく分けて次のような方法があります。

  • 正規のチケットオフィスで買う
  • インターネットで予約する
  • カンプノウ以外での現地購入
  • 代理店に依頼する
  • ソシオ割引
  • ダフ屋

では、それぞれについて順に説明していきます。まずは一般情報から。

■一般情報

■座席の種類

それではカンプノウの座席の種類を見てみましょう。カンプノウの座席は大きく分けて4つの種類に分けることが出来ます

カンプノウ座席図

  • ○正面スタンド(TRIBUNA:トリブナ、橙色)※水色はプレミアムエリア
  • ○バックスタンド(LATERAL:ラテラル、赤色)※水色はプレミアムエリア
  • ○ゴール裏(GOLES:ゴレス、青色紫色
  • ○一般席(GENERAL:ヘネラル、紺色

そしてそれぞれが1~3階(グラデリア)に分類されます。もちろんトリブナが一番高価で、一般席が一番安価です。

屋根があるのはトリブナのみで、さらにカバーされているのは2階3階のみ。1階は普通に雨に当たりますし、少し風が吹けば2階の前の方なら濡れてしまいます。カタルーニャ地方は雨が少ないですが、念のため雨がっぱを用意しておくと安心でしょう。また湿度が低いので、日が沈むとけっこう冷えます。

■価格

値段はトリブナが80~200ユーロ、ラテラルが50~170ユーロ、ゴール裏が35~80ユーロあたり(2016年8月時点)となっています。チケットの値段に幅があるのは試合の重要度による違いです。つまりバレンシアやアトレチコなど高クラスに指定されているクラブとの試合のチケットは高くなります。下記以外にも、スペシャル価格のBOXシート等も存在しています。マドリー戦やチャンピオンズの決勝トーナメントの試合はそれ以前に、ほとんど一般発売されない場合もあります。

チケット価格(一般)
A++
クラシコ
A+
CL
A
リーガ
A B C D
トリブナ ??? ??? ??? 109-157 95-142 83-128 81-109
ラテラル ??? ??? ??? 83-106 75-96 63-80 53-76
ゴール裏 ??? ??? ??? 67-78 61-70 48-60 37-49
一般席 ??? ??? ??? 59-91 54-82 44-63 33-62
ユーロ価格。2016年8月時点

そのとき現在の売りに出されているチケットが幾らするのか、それはバルサの公式サイトやタキージャ(チケット窓口)にある掲示板を見れば分かります。この板にはFCバルセロナのいろんなセクションのチケットの販売情報が載っています。これは実際に見てみればすぐに理解できるでしょう。

同時に購入できるチケット枚数は、最大6枚。カテゴリーがA+やA++の試合は2枚までです。

ソシオが窓口でチケット割引(20%OFF)を受ける場合、ソシオカードの提示が必要となります。

■連席

注目度が高い試合の場合、隣り合った席を確保するのは非常に困難となります。なので出来るだけ近いブロックで座席を確保し、ハーフタイム中に一緒に過ごすのがクラブお奨めの方法です。もし隣が年季の入ったソシオっぽい人であれば、気軽に話しかけてみるのもいいでしょう。彼らは観光客の事情を分かっているので、きっと親切にしてくれます。

■フリーシート

近年、バルサは可能な限りスタジアムを満席にするため、年間シートを保有するソシオが観戦にこれない場合、その席を買い取る“フリーシート制”(Seient Lliure)の普及に力を入れています(ソシオが簡単に手続きできるスマホ用のアプリもある)。これにより、以前は手に入らなかったビッグゲームのチケットが前日、あるいは当日にも売りに出されるようになり、入手可能となりました。飛び込みでビッグゲームを観戦の際は、追加発売がないかをチェックされることをお奨めします。

クラブの発表によれば、リーガでフリーとなって売りにでるチケットは1試合平均18,000枚。通常は各試合の3日前から当日までに、9,000枚がフリーになるということです。カンプノウの座席のほとんどは年間指定席で埋まっているので、通常はほとんど空席がなく、むしろ試合が近づくほどフリーとなる座席は増えるので、日本にいる時に空席が見つけられなかったとしても、当日にたくさん空きがある可能性もあります。窓口に行ったり、ウェブページでチェックしてみるのが大事です。

■クラシコのチケット

カンプノウでのマドリー戦チケットはまず、シーズン最初にソシオ向けに販売されます。そして試合が近づき、上記のフリーシートシステムによって空席が出た場合、再びソシオ向けに先行販売。それでもまだ空きがある場合のみ、一般ファンへと売りに出されます。コパ・デル・レイの場合も同じで、ソシオ→一般の順に販売されます。

■チケットの払い戻し・座席の変更

不測の事態によって試合日時が変更になった場合以外はできません。

■試合日時

リーガ・エスパニョーラの正式な日時は試合の約1ヶ月前に確定します。キックオフ時間が確定する前でもチケットの購入は可能です。

■カンプノウのチケットオフィスで買う

カンプノウ周辺地図

窓口購入はクラブから直接チケットを買うので、定価での購入となりますし、ソシオならば割引も受けられます(20%、ただしクラシコやコパ終盤、チャンピオンズなどA+ランク以上の試合は5%オフ)。

カンプノウへ着いたならば、そしてチケットを持っておらず試合の日が近いのであれば、チケットの前売り券売り場へ行ってみましょう。場所は2ヶ所あり、ひとつはミニ・エスタディ前の下り坂の道路沿い14番ゲート付近(上の地図参照)、もうひとつはメガストア横です。

チケットの売り場はあちらの言葉ではタキージャ(taquilla)と呼びます。

チケット売り場が開いている時間は、下の表の通り。北ゴール裏・南ゴール裏の売り場は当日券だけですが、メガストア横のチケット売り場では、前売りも当日券も扱っています。ショップにも近いですし、こちらでの購入がお奨めです。

売り場は下の写真を見ていただければお分かりのように、映画館のチケット売り場のような感じになっています。

チケット発売時間

9番ゲート
メガストア横
売り場

試合のない月曜~土曜(11月~3月) 10:00~18:30
試合のない日曜(11月~3月) 10:00~14:15
試合当日 9:15~試合開始まで
14番ゲート
売り場
ゲームのない日
試合前日 9:30-19:00
試合当日

4番ゲート
(北ゴール裏)

試合当日 11:00~試合開始まで
15番ゲート
(南ゴール裏)
試合当日 9:30~試合開始まで

メガストア横(7/9番ゲート)

14番ゲート

14番ゲート

■インターネットで予約する

バルサの試合チケットは売り場窓口だけではなく、電話や現地銀行(La Caixa)ATM端末などでも予約購入できるのですが、日本在住ファンとしてより使いやすいのはインターネットによるチケット予約でしょう。バルサ公式サイトから、けっこう簡単に購入することが可能です。最近はスマートフォンのアプリからも購入できます。

(※みんなの観戦記にはServicaixaTicketmasterでの購入方法も紹介されていますので、そちらも参考にしてください。65、66あたり)

ただし現時点ではカタルーニャ語、スペイン語、英語での購入ページしかありませんので、多少の“頑張り”が必要となります。

インターネットでの予約は、リーガのホーム戦は8月中旬あたりに受付開始となります。その他カップ戦は、対戦カードが決まり次第順次。まずソシオ向けに先行販売がなされます。

ソシオ、一般共に、最大購入枚数は6枚です。Aランク以上の試合は2枚まで。

この購入方法の優れているのは、なんといっても定価(+手数料2ユーロ)にて前もってチケットを確保できることです。座席の位置も自分で選べますので、窓口で買って「思っていたのと違うかった・・・」ということもありません。

なお、前述の“フリーシート制”により、年間指定席を持つソシオは試合によって自分の持つ座席の権利を放棄することが出来ます。そのため、試合が近づいてから良席が売りに出ることもあります。早く買う方がいい席がとれるわけではありません。これは運次第。2週間前に販売されているチケットがなくても、3日前にたくさん売りに出ているかもしれません(3日前から当日までに、平均1万枚近くがフリーとなる)。

チケットの受け取りはカンプノウのチケットオフィスにて行います。どの窓口でもOKのようです。購入時に使用したクレジットカード、そしてパスポート(コピー可)を提示すると、チケットを渡してくれます。キックオフ時間が近づくと窓口が混み合うので、少し早めに行くほうがいいでしょう。

■自宅での印刷

また、2008年末より自宅で観戦チケットをプリントアウトし、直接カンプノウへ入場できるようにもなりました。窓口での受け取りの手間がありませんので、現地で慌しいと予想される時などは非常に便利です。購入後に表示されるPDFファイルを印刷する形です。時間が経過すると印刷ページにいけなくなるとの報告もありますので、さくっとアクセスしてファイルを保存しておきましょう。

またチケット販売ページの右の方、"Tickets pending to recovery"をクリックし、購入時に使用したカード番号を入力すれば、あとでプリント可能です。PCがフリーズするなどして、チケットが無事購入できたかを確認する場合にもこのページは使えます。トラブル回避のため、まずPDFファイルをダウンロードし、保存しておくのが重要です。

※チャンピオンズリーグの場合はセキュリティ上の理由から、自宅印刷が上手くいかないこともある模様。その場合は窓口へと受け取りに行く必要があります。

印刷したチケットにトラブル(バーコードが汚れる、破れる)が発生した場合、キックオフの3時間前までにチケットオフィスへと行けば、事情が考慮された場合、再発行の処置を受けられるみたいです。紛失・盗難の場合は再度購入する必要があります。自宅で印刷したチケットを窓口で“通常版”と交換することは出来ません。

■カンプノウ以外での現地購入

カンプノウのチケット窓口以外でも、バルサ戦のチケットは購入が可能です。その1つがFNAC(フナック)というフランス系の本/CD/ゲームショップで、各種チケット販売も行っています。バルセロナにはカタルーニャ広場に面したショッピングセンター El Triangle の1階と、ディアゴナル通りに面したショッピングセンター L’illa の1階に店舗があります。

その他、バルセロナ市内のFCBSHOPSや、ツーリストインフォでも購入できる様子。こちらではソシオの割引は受けられません。

■代理店で買う

続いて、代理店を通じてあらかじめチケットを抑えてもらう方法です。観戦ツアーを行なっているような旅行会社は、航空券を買ったお客であればオプションとして観戦チケットを確保してくれます。観戦ツアーとの違いは自分でホテルなどを確保しておき、チケットだけを頼むという点にあります。どちらが安いのかは微妙ですが、ホテル次第なんでしょうか。

もしチケットだけ依頼したなら、そのチケットは宿泊先のホテルに届けられることが大半のようです。よって、その場合は先にホテルを予約しておくという必要あり。代理店によっては、カンプノウのチケット売り場でクレジットカードとパスポートを提示して受け取るといったものもあるようです。

また、代理店の場合チケットは一度確保されてしまうと払い戻しは受け付けてもらえません。何らかの理由で旅行にいけなくなった場合、あるいは思わぬ事件などで試合自体が延期・中止になった場合でもお金は返ってきませんので注意しておかなければなりません。

チケットの値段は、試合と席種にもよりますが1~7万円くらいです。カンプノウで自分で買えばメインスタンドでも100~200ユーロ前後で買えますから、この差額をどう考えるか、というところです。クラシコの場合は、運よく公式で手に入れば100-350ユーロほどです。

旅行代理店でチケットを依頼する場合は、座席の場所を厳密に指定することはできません。また2枚購入を依頼しても、試合によっては連番とならない可能性もあります。

最初でも説明していますが、カンプノウでチケットを買うのはそれほど難しくはありません。普通の試合であれば間違いなく一般販売はありますし、当日券でも手に入れることが出来るでしょう。インターネットでの予約も便利です。ただし、クラシコやチャンピオンズの大勝負の場合は一般販売がない場合もあります。現地で勝負を賭けるのもありですが、代理店に押さえてもらうことの安心感は大きいでしょう。試合により、使い分けるのが良さそうです。

■ソシオ割引

FCバルセロナのソシオは、チケットを一般ファンよりも優先して購入することが可能となります。2010/11シーズンから、ソシオ/一般ファンに関係なくシーズンの全試合チケットが購入できるようになりましたが、クラシコはソシオにまず限定販売されます。リーガ以外のゲームでも、ソシオには一般販売に先駆けて先行販売期間が設けられます。もちろん、割引価格が適応されての販売です。優先販売期間は、ソシオは1試合につき2枚までのチケットを購入可能。一般販売後は、最大6枚までとなっています。

ソシオはクラシコやチャンピオンズ、国王杯のトーナメント戦などを除いて、20%のチケット割引を受けることが出来ます。クラシコは5%の割引価格です(1枚目のみ。運よく手に入るかどうかは、別)。ソシオ割引を利用するためには、窓口購入の場合はソシオカードが、インターネット購入の場合はパーソナルキーコードが必要となります。

※残念ながら、2010/11シーズン途中からはソシオへの新規入会が制限され、一般受付はなされておりません。

ソシオオフィス (OAB)

14番ゲート

■ダフ屋

最後は、もっともスリリングであり違法でもあるダフ屋を利用しての入手です。ダフ屋は重要度の高い試合の当日、お昼から夕方くらいにカンプノウの周辺(14番ゲート付近…?)に行けば巡り合えます。しかしダフ行為は違法であり取締りの対象。この手段はお奨めはしません。あまりに不確定要素が多いですし、違法ですので・・・。詐欺の被害に遭わないとも限りません。

しかし、巨大な収容人数を誇るカンプノウ。ダフ屋に頼ることはまずないでしょう。どうしてもダフ屋を利用される場合、それは仕方ないのですが、全て自己責任においての行動となりますし、違法であることを十分に認識しておいてください。

カンプノウ周辺地図

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