アルバ、ロセイ、アルベス。

◇ジョルディ・アルバは”時間の問題”

現地時間で19日深夜、ジョルディ・アルバのFCバルセロナ移籍は時間の問題だ、というニュースがネット上を流れました。”獲得目前”と言われてからすでに何日経過しとんねん、と言いたいところですが、交渉が最後の詰めの段階に入っているのはどうやら真実のようです。このオペレーションが近々成立するであろうのは、ほぼ間違いのないところ。では両クラブがどこの部分で最後の押し引きをしているかといいますと、バルサの成績に応じてバレンシアが得る出来高払いについてだそうです。

バルサは選手の給料に関してもそうですが、移籍金においても固定額+出来高の支払い方式をベースとしていまして、出来高の割合を増やそうとして努力をしています。一方、選手を手放すクラブは固定額を少しでも増やしたい。ここの部分では常にせめぎ合いが発生するわけで、今回のアルバのケースでいえば、バレンシアのマヌエル・ジョレンテ会長は1500万ユーロを出来高なしで払ってくれ、と求めているとされています。

そしてバレンシアのスポーツ紙SUPERDEPORTEは今日、両クラブが事実上交渉を決着させた、と報道。明日明後日にもオフィシャルで発表があるだろう、ともしています。同紙によれば、バレンシアCFはアルバの移籍金収入を2011/12の収支に計上し、さっさと後任であるディダク・ビラの獲得を終わらせたいのだとか。ということで、ここ数日の動きを楽しみに待つことといたしましょう。

◇ロセイ会長、物申す

サンドロ・ロセイ会長が冗談を混じらせつつも、マドリー方面に向かって毒を吐いています。とある討論会?に出席した彼はメッシ偏執症候群のCR7に関して、こんなふうにコメントしたんですな。「クリスティアノ・ロナウドは世界で2番目に良いプレーヤーじゃない。彼は12番目だ。バルサの選手たちが、ベストの11人だからね」。上手い表現のような、特にそうでもないような。さらにバロンデオロに固執するCR7については、首都方面の声のデカさを取り上げ、会長はこう述べました。「スピーカーの音量の問題なんだ。スペイン国外では誰もがメッシこそバロンデオロを獲るべきだと思っているのに、ここではね・・・」

そしてティト・ビラノバがトップチームの新監督に就任した件については、モウリーニョとの比較は回避した会長でしたが、RFEF会長ビジャールの恩赦(モウもティトも結局、スーペルコパでベンチに入れるようになった)に関しては一言発せずにはいられなかったようです。「どんな手段を使っても勝てばいいという監督を、私は受け入れないだろう・・・ それにもし自分のクラブの監督が誰かの目に指を突っ込めば、詫びを入れていただろうね」

◇レシャックのビラノバ評

御大ヨハン・クライフほどではないですが、バルセロニスタのご意見番であるカルラス・レシャックが昨日、ONA FMの取材に対してこんなふうにコメントしています。まずはティト・ビラノバの人となりについて。チャーリーによれば、我らの新監督はこういう人物です。「私はティトも(アシスタントとなる)ジョルディ・ロウラのこともよく知ってるよ。彼らはバルサのフットボルで育ってきた人たちで、(ペップが鍛え上げた)現モデルを完璧に継続させていくことができるだろう」。「ティトは学術的な男ではなく、率直な性格をしている。もし選手に対してハッキリとものを言う必要があるなら、彼はそうすることだろうね」

これからティトはグアルディオラも正直ウンザリしたであろう、アノ男の相手をしなければならなくなったりもするでしょう。それについて、チャーリーはこう言います。「フットボルの話だけに専念するのがベストだけれど、もしいつかモウリーニョがなんらかの発言をしてきたなら、ティトが反応するのも悪いことじゃあないさ」

ちなみにグアルディオラがスタイルの源流だと称えるレシャックは、自身について「彼ら全員にとってのフットボルの父だと、ちょっとばかり思っている」と語っています。

◇アルベス 「ネイマールはバルサにハマる」

現在ブラジルで、骨折した鎖骨を治療中のダニ・アルベス。どうやら回復は順調だそうで、リハビリも最終段階へと突入しているようです。ティト・ビラノバが残留宣言をしたのも気分を上げているのでしょうか(「これからもずっとバルサに残りたい」)、最近は頻繁にメディアに登場してまして、19日にはブラジルのTV局SPORT TVの番組内で、あれこれとアルベス節を炸裂させています。たとえば、ペップ・グアルディオラに関するこういう表現です。

「ペップの良さは戦術面だけやなくて、選手の管理方法にもあるんや。他のビッグクラブと違って、バルセロナにはレギュラー・控えという区別はない。全員が同じように重要な役割を担っている。グアルディオラは僕らのベストプレーヤーやったと思うよ。彼にピッチでなにをしろと言われたなら、それはもう勝利が約束されたのに等しいんや」

後任となるビラノバについては、「彼はグアルディオラの右腕やったし、僕らは彼と上手くやっていけるやろう」と予想。友人であるレオ・メッシに関しては、「すごい選手であると同じく、すばらしい人間であるのが彼の一番の部分」だとコメントしています。そしてさらに親友であるネイマールに対しては、またもこうアドバイス&ラブコールを送りました。

「彼にはヨーロッパへ行くことを勧めるよ。それがセレソンと彼自身のためなんや。ブラジルはもう彼には小さい。ヨーロッパに行けばブラジルでは学べへんこともたくさん学べるし、相手チームからももっと尊重してもらえるやろう。彼はすごい選手やけれど、欧州でプレーする方がより成長するし、バルセロナでならネイマールはものすごく向上する。彼の特徴は、バルサにぴったりとハマるよ」

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