チーム編成会議

ティト、ロウラ、スビ、バルトメウによる4者会議が行われたらしい。

2013/14シーズンのFCバルセロナは、なにやら大きな動きがありそうです。SPORT紙が伝えるところによりますと、チーム練習が休日だった16日(火)、シウター・エスポルティーバへとジョゼップ・マリア・バルトメウ副会長とアンドニ・スビサレッタSD、そしてティト・ビラノバ監督、ジョルディ・ロウラ第二監督が足を運んだのだとか。副会長がトレーニングセンターを訪れることは稀ですし、これはもうチーム編成会議があったと考えるのが妥当であります。会議はおよそ3時間に及んだ模様。どんなことが話し合われたのか、非常に興味が沸きますなぁ。

ネイマール、セントラル、ポルテーロの3選手

この4人が顔を揃えたのですから、会議時間の多くは来シーズンの補強について充てられたことでしょう。この夏、バルサが絶対に獲得すると言われているのがセントラルです。闘将プジョルのキャリアが少しずつ終幕へと向かう今、守備のリーダーとなっていくのはジェラール・ピケ。よって獲得するのはピケとのマッチングが良いセントラルになりまして、左が出来て、長らくチームを支えられる若さがあるけれど経験豊富で、かつスピードと読みに優れた一級選手が獲れれば最高です(難ミッション!)。

契約延長を拒否したバルデスが務めるポルテーロに関しましては、彼があと1年の契約を全うするかどうかとは無関係に、この夏に後任を獲得する計画のようです。バルセロナのプレースタイルに適応するには時間がかかるから、というのがその理由。となるとビクトルが今夏で退団した場合は、実績あるホセ・マヌエル・ピントがまずはゴールを守るのでしょうか。”よりチームが傷つくことなく”移行が進むだろう、との考えから、フロントはバルデスが2014年6月まで残留することに反対していません。

そして、この夏の目玉補強になるであろうのがネイマールです。今年か来年のムンディアル終了後か?で注目されているサントスのエースですが、どうやらティトたちはこの夏でプッシュしていくことに決めたとのこと。その理由はチームの前線に新風を吹き込み、言われる”メッシ依存症”を吹き払うためです。先日は父ネイマールとアンドレ・クリー弁護士がバルセロナを訪問し、クラブと話し合って帰国したと報じられていますし、オペレーションは水面下で着実に進行中の気配。大どんでん返しがないかぎり、ブラジルの若き至宝は数ヵ月後、レオの同僚になっていそうです。

アビダルのケースは特殊

ネイマールが青えんじのユニを着て、カンプノウでプレーするところを想像すると、正直ワクワクします。しかしながら、来る人がいれば、押し出される人が現れるのも必定。バルサの現デランテロ陣で残留が約束されているのは、大エースのレオ・メッシを除けばペドロとテージョのカンテラ二人衆だけで、ビジャもアレクシスもどうなるかは分からない。サンチェスはテクニコの信頼を掴んでいますが、彼へのオファーは数多く、良い話が届けばクラブは売却を決断するかもしれませんし、契約延長を申し出ると見られているグアッヘも、良いオファー(1500万ユーロ以上)が来れば話を聞く構えのようです。ビジャとしてもおそらく、気持ちは移籍に傾いている …?

もう一人、去就が注目されているのはエリック・アビダルです。アビさんとバルサとは2013年6月で契約が満了となります。クラブはもちろん、幾つかのパターンでの延長オファーを出すでしょう。しかし左ラテラルにはジョルディ・アルバがいますし、セントラルも欠場者がいない場合は競争はかなり激しくなる。彼がスーペルなパフォーマンスをしない限りは、レギュラーは約束されません。よってアビダルがプレー時間を優先するのであれば、そのための協力は惜しまないというスタンスです。

そしてもしアビさんがバルセロナ残留を希望するのなら、パリでのベッカムの如く、名誉大使といった役割も提案する予定だとか。いずれにせよ、どの道を選ぶか決めるはアビダル。クラブから決断を急かすようなことはないでしょう。アビさんの場合、最近の発言から察するに、バルサでの挑戦を選ぶんじゃないですかねぇ。

アレクシスとアドリアーノ

ちなみに、イタリアから多数のラブコールが届いている(らしい)アレクシス・サンチェスですが、ティトは若くて伸び白の大きく、貢献度の高い彼を手放すつもりは基本的にありませんが、もし断るのがためらわれるほどのオファーがきた場合は受け入れ、代わりのデランテロを獲得する可能性があるとSPORT紙は報じています。レンタルが終わるボージャンやアフェライ、クエンカにチャンスが来るかというと、そうではないと。

同様のことはアドリアーノ・コレイアにも言え、現在契約延長交渉中のブラジリアンですが、代理人はどうもクラブからのオファーに満足していないようで。今の活用されっぷりからしてもテクニコのアドリへの信頼の高さが判りますが、評価を下げる部分があるとすれば、怪我の多さ。最終的に彼が退団するとなった場合は、同じようにポリバレントな選を呼んでくる可能性があるみたいです。

バルサBから昇格してくる若者については、デウロフェウ、セルジ・ロベルト、ラフィーニャが上がってくるでしょうが、プレシーズンで強烈なインパクトを残さなければ、ドナドナ要員。3人のうち、トップチームに残るのが確実と言われているのはデウロフェウのみです。

変化の夏

テクニコが2013/14シーズンのチーム作りで望んでいるのは、少数精鋭で競争が激しく、不動のレギュラーが存在しない、つまりは誰が出場しようとも競争力の落ちることのないチームだそうです。そうすることによって出場時間はまんべんなく散らばり、シーズンの重要局面にも、よりフレッシュな状態で臨むことが可能となります。となるとこの夏のチーム改造は、改造に止まらないレベルの刷新になるでしょう。

ペップ・グアルディオラの遺産を引き継いだ現チームは、強いんだけれども、このまま行ってしまっては下るだけだろうというのも確かでしょう。過去の成功にすがっているだけでは、新たな栄光は訪れない。思い切った決断が、次なるサイクルへとつなぐ為には不可欠になります。その旗印がネイマールであり、トップレベルのセントラル。どうやら昨日の会議にて、ティトやスビサレッタたちはおおよその獲得・放出リストを完成させたそうです。タイトル争いが決着した後、彼らがどんな決断をしたのか、浮上してくるウワサたちを楽しみにしましょうかね。

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