マルティーノ「これは自分たちへのメッセージ」

チーム状態は非常に良い、とバルサ指揮官。

マンチェスターでの戦いを前に、チームに勢いをもたらす完勝劇。6-0でラージョを下したこの土曜日の試合はただスコアが派手だっただけでなく、ペップ時代を思い出させるようなパスワークやリズム、クレ好みのフットボルが存分に展開されたところが最も評価される点です。試合後のマルティーノ監督も今回の出来には満足した様子。「チームが楽しんでプレーすれば、内容は良くなる。今日はコパの試合より3万5千人多い人たちが試合を楽しんでくれたね。スタンドを埋めるにはあと2万人近く呼ぶ必要があるけれど、こういうプレーをしていれば、彼らはスタジアムに戻ってくるだろう」と喜びを表しています。

こうプレーすることで、勝つ可能性は増す

この6-0はシティ戦に向け、チームや周囲の士気を上げる試合でした。SPORT紙は翌日の表紙で、“スーペルバルサ!震えてろシティ!”と煽っています。しかしタタさんは、この勝利は相手に向けたものではない、との見解を示しています。「これはマンチェスター・シティへの警告メッセージではなく、私たち自身へのメッセージなんだ。この試合と結果は、こうプレーすることによってこちらの可能性が増すことを私たちに示している。この試合によって、すべてが簡単になるわけではない。けれどももし火曜日の試合を前にプレー方法を1つ選ぶ必要があるのならば、今回のようなプレーがベストだよ。とても激しくプレーできたしね」

さらに監督は、「私たちはベストのフォームでチャンピオンズの1/8ファイナルを迎える。今はチームの全員が良好なコンディションにあるからね」とチーム状態の良さを強調。マンチェスター・シティ戦の先発メンバーについては、「まだ決めていない。全てのメンバーが起用できる場合、3日おきに布陣を決めるのは難しくてね。どんな決断をしても、不公平なものとなるだろう。将来ここへくる監督たちも、私と同じ問題を持ち続けるよ」と述べています。

改善点はチャンスを許したこと

会心の出来だった、今回のラージョ戦。しかしマルティーノには、不満な点もあります。「私にとっては、バレンシア戦の前半や、セビージャ戦の後半も今日の試合に並ぶほど良い出来だった。ただ、私たちは非常に申し分のない試合をしたけれど、ラージョにも3回決定機を作られている。前半は決定力や効率性が足りなかったし、相手にチャンスを作らせないようにしなければならない。そこが不安なポイントだよ」

指揮官はまた、こんなふうにも言います。「心配しないわけにはいかないんだ。私たちは3日ごとに試合をするし、どんな事故も問題を起こしてくるからね。常に心配していなければいけない」

ドンが光れば、チームも変わる

選手個々に関しては、指揮官の評価は次のような感じです。まずは輝きを取り戻したアンドレス・イニエスタについて。「アンドレスはヒザの打撲傷から戻ってきた後、3試合続けてハイレベルなプレーをしているね。彼が良いプレーをすれば、チームのプレーは別物になる。彼とセスクはどこで緩急を付け、いつ前に進むのか、下がるのかを読むことができる。セスクと2人であらゆるプレーを操っていたよ」

自分はまだ100%ではない、と自己評価していたレオ・メッシに関しては「私としてはレオに不足しているものはないと思うけれど、彼はまだ100%ではないと考えたいね。それはつまり、彼のレベルがさらに上がっていくということだからね。レオはあらゆる記録を打ち破っていくだろう。彼は30-40年に一度現れる選手だ」とコメント。

今回のメッシがよりゴールに近い位置でプレーをしていた件を問われると、「もしスペースがあると見たなら彼はフィニッシャーになれるし、スペースがないなら何メートルか後ろに下がってパサーになることも出来る」と返答しました。

そして怪我から復帰したネイマールについては、「30分間、良いプレーをしていた」と称えるミスター。ネイがゴール後に見せたアルベスとのダンスは、相手への敬意を欠く行為だと眉をひそめる人たちもいるのですが、タタさんはちょっと許してやってほしいとの立場です。「祝い方については、経緯を忘れてはいけない。彼は怪我やフットボル外の騒動で苦しんでいたからね。ホッとしただけで、相手への敬意を欠いていたわけではないよ

FCバルセロナ 6-0 ラージョ・バジェカーノのマッチレポートはこちら

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