マルティーノ「メッシ不在は言い訳にならぬ」

エースがいなくとも、良い試合をして勝つのが義務だと指揮官。

UEFAさんの計らいにより、昨年の黒星を上書きするチャンスを与えられた(と勝手に解釈している)セルティック・パークでの一戦。ポイントは昨年セルティックに会心のゲームをされたバルサが、ヘラルド・マルティーノという新指揮官の下でどのようなプレーをするかです。頼れるエースが先週末で負傷し、彼の必殺個人技には頼れない。昨年のレクチャーをどう活かし、どのような対策を練っていくのかに注目が集まります。前日会見でのマルティーノ監督は言います。「世界最高選手の穴を埋めるのは簡単ではないけれど、私たちには優秀なチームがある。もし良い夜にならなかったとして、メッシ不在は言い訳にならない

セルティックを破るためには

セルティックは屈強な肉体を備えた選手たちの多い、バルサとは全く異なったタイプのチームです。「昨シーズンのような試合になるだろうと、誰もが考えているね。本当にそうなるかどうかは、ふたを開けて見なければならない。私たちに求められるのは、昨年より正確で速く、そして動きのあるプレーだ。ポゼッションと縦への攻めを織り交ぜながらプレーする必要があるだろう。相手の勢いに対しては、長時間ボールを操りいなすのが適しているんだ

その他の攻略法は?「相手チームのロングボール戦術を、適切な決断によってなんとかするのは非常に難しい。相手のプレーに適応しつつ、セカンドボールを奪ってポゼッションを長くする、そんな試合だよ。それによって相手に私たちを仕留める可能性を与えないことだ

今回の対戦相手となるセルティックは、高さというバルサにはない武器を有しており、セットプレーは大きな脅威です。「もし私たちがボールを自由に動かし、セカンドボールを奪ってポゼッションする準備をしていれば、相手チームが手にするコーナーキックやエリア横でのセットプレーの機会は少なくなり、高さを活かすのが難しくなるだろう。190cmを超える選手たちのマークには非常に注意しなければならない」

偽9番はセスクだけではない

メッシが欠場する試合で、メッシ戦術といえる偽9番にこだわる必要があるのか。その件について、エル・タタさんはこう述べました。「シーズンは非常に長い。レオを欠く状況は、私たちにとってこれで2度目のことだ。前回はセスクを起用したけれど、ネイマールやアレクシスが中央でプレーする可能性を私は否定しないよ。地元ではセルジ・ロベルトもプレーをした。私たちには幾つかの選択肢がある。その中で最良を選んでいくさ」

セスク・ファブレガスについてのマルティーノの考えはこうです。「セスクはチャビ、セルヒオ、イニエスタと連係度が高く、偽9番のポジションから飛び出すのに長け、得点に絡むことができる。彼はとても優秀なアシストマンだよ。レオが入るとラスト25mでのリズムが変わり、どんなデフェンサも落ち着かなくなる。セスクはかじ取り役で、メッシはよりゴールゲッターだ」

そのメッシの破壊力を今夜のチームは使えません。「テストといえるものかどうか、私には分からない。似た状況はこれまでにも何度かあったし、そのなかで私たちは勝ってきているからね。昨年のことを思えばおそらくこの試合は特別なものに見えるけれど、私たちには非常に良いチームがあり、第一級の選手たちが揃っている。レオを起用することはできないにせよ、良い試合をしなければならないんだ」

ガタイの良いチームが相手だけに、状況によってはアレックス・ソングも活かせそうです。「ソング起用を考えたのは、この試合に限ったことではないよ。過去にも何度か彼はブスケツと一緒にプレーをしている。私たちの頭の中には、そのアイディアは常にあるんだ。私は彼がドブレピボーテ向けの選手というより、インテリオールだと思っている

フットボルにリベンジは存在しない

ティト・ビラノバ率いるバルサは昨年、このセルティック・パークで黒星を喫しました。「フットボルにはリベンジは存在しないよ。各状況はそれが発生した際に解決すべきで、相手チームが同じでも状況は異なるんだ。けれどもバルセロナの選手たちには皆、良いパフォーマンスをして勝つ義務がある。監督と選手は細部にまでこだわって分析をしているし、だから彼らは毎試合向上することを期待しているんだ。昨年の状況を考慮する必要もあるけれど、前を向き、自分たちの仕事をきっちりと果たして良いフットボルをすることだよ

目指す将来について、タタ・マルティーノはこう言います。「私たちは数字の面では完璧だ。とはいえフットボルの内容や試合中の安定性においては、まだ十分ではない。シーズンは開幕したところだから、私は楽観的だよ。チームはこれから上がっていくと信じているし、より一定のレベルでプレーできるように前進し続けていかなければならない

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