ロウラ「リアクションが重要だった」

敗北と先制点の二重苦に打ち克ったチームを称える第二監督。

サンシーロでのショックを癒す間もなく、わずか中2日で迎えた地元でのセビージャ戦。凍える寒さに身体もかじかんだような前半はミラン戦の続編のようで、ハーフタイム前にワンチャンスをモノにされるという苦しい展開となりました。しかしそこからチームは奮起し、ビジャとメッシの連続ゴールによって逆転勝利。エメリチームに勝利した後の会見でジョルディ・ロウラ第二監督が強調したのも、選手たちのその戦う姿勢でありました。「負けるかもしれない試合で重要なのは、リアクションなんだ」

課題の守備はまだ改善されず

すっきりしない前半は、終了目前でセビージャに0-1にされるというイヤ~な形でホイッスルとなりました。しかしロッカールームでの休憩を終えたチームは、生まれ変わったように早々に逆転に成功しています。

「(ハーフタイム中)私は選手たちに落ち着くように言ったんだ。ゲームはまだ45分残されている、最悪なのは慌てることだとね。もちろん最も重要なのは勝利だけれど、今日求められたのは、ミラン戦の結果に対してチームがどうリアクションするかだった。負ける可能性は常に存在する。けれども私たちはタフで統率の取れたチームを相手に先制を許しながらも、再びキャラクターを示したんだ。そこには満足するとともに、彼らを誇りに思わなければならない」

その反面、バルサはまたもやゴールを割られ、不名誉な連続失点はこれで11試合となっています。「失点をゼロに抑えることが私たちの狙いだけれど、その意味でチームが問題を抱えているのは事実だ。私たちはその点で不安を抱えているし、またもやエラー絡みでゴールを許してしまった。私たちは高い得点力を誇るチームとはいえ、ポジショニングをより改善しなければならない。簡単に失点しないよう、もう少し粘りを持つように努力しているところだ」

スペシャルなテージョ

選手個人の評価については、次のような感じです。まずは腎結石から回復し、ゴールを決めたダビド・ビジャについて。「ダビドはその得点力ゆえに、私たちにとって非常に重要な選手であると以前から言ってある。この調子でフィジカルを上げていければ、シーズン終盤にはチームを多いに助けてくれると私は確信しているよ」

後半に登場するや、起爆剤として機能したクリスティアン・テージョへも第二監督は賛辞を送っています。「彼の存在感は大きかったね。セビージャががっちり守りを固めていたなかで、彼は1対1の局面を作り出しピッチを開いていた。センタリングも効いていたよ。テージョがいることで、プレーに奥行きが生まれていた。彼はかなり特別で確固たるキャラクターを持っている選手で、幾つもの試合でチームに貢献してくれてる。出場機会は各ゲームの状況次第なんだけれど、彼はまだ若い。この調子で働いて、チャンスを活かしてほしい」

一方で残念だったのは、またも輝きを放てなかったアレクシス・サンチェスです。ハーフタイムでピッチを去った彼に関しては、ロウラは「脚に打撲を受けていたので、早めのタイミングで代えた」と説明しています。また、ビジャに代わっての登場という珍しいパターンだったセルヒオ・ブスケツに関しては、「2-1となってから中盤でのコントロールが効かなくなっていたので、彼を入れた」とのことです。

クラシコ連戦で、より重要なのは火曜

サンシーロ決戦を2-0で落としたことで、バルサの状況は変化しました。ロッソネロとのブエルタによりエネルギーを投入する必要が生じたのですが、マドリーとの連戦にはどんなメンバーで挑むつもりなのか。もちろんロウラはそこにヒントは与えることなく、こうコメントしています。「試合まではこれから3日ある。あらゆるバリエーションや諸条件をティトやアウレリと話し合い、それから決断を下すよ。どのクラシコも重要だけれど、決勝進出の懸かった火曜日の試合は特にそうだ。土曜日(のリーガ)はまだ試合がたくさん残されているので、決定的とはならない」

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選手たちのコメント

レオ・メッシ

「僕らは精神的にダメージを受けていたよ。ミラノでの結果が僕らの心を傷つけていたんだ」

「セビージャは強かったし、寒さも逆風だった。これはリードを保つ上で重要な勝利だけれど、まだ決着が付いたわけじゃない。これからも試合をモノにしていく必要があるし、そのことがチームに自信を与えてくれるんだ」

(リーガ15試合連続ゴール)「大事なのはチームがまた勝てたことだよ。これからの試合でも、僕らは良いプレーを続けていかなければならない。僕のゴールでチームを助けていきたい。僕の状態は良いよ。試合にたくさん出ているほうが、僕のフィジカルには好いんだ」

(火曜日はコパクラシコ)「相手の出方を待って、結果を計算していたら、それは大きな過ちになるだろう。マドリーはすごく良いチームだから、どんな瞬間にもゴールを決めることができる。僕らは試合に勝ちにいくよ」

クリスティアン・テージョ

「自分の役割が起爆剤であると思ってるし、それを理解してるよ。僕の前にいるのは、世界最高のデランテロたちだからね。途中出場となったなら、その機会を最大限に活かさなければならない。ベストを出せるよう頑張ってるよ」

「監督にはピッチを広く使って、崩していけって言われた。そしてチャンスがあれば、ゴールを狙えってね」

ダニ・アルベス

「(古巣)セビージャはそこらのチームとは違う。彼らはすばらしいライバルで、高いクオリティを持っているチーム。彼らから3ポイントを勝ち取るためには、かなり働かなければならなかった」

「(失点に関し)改善の必要はあるけれど、勝って目的を果たせるのなら、失点しても許される。僕らは目的達成のためにリスクを冒すし、相手チームもまたプレーしていることは忘れてはいけない」

「チームは良いリアクションを見せた。相応しい勝利だよ」

「観客席がかなり寒くて、それが感染したよ。最終的には良い結果になったけれどね」

「これから重要な1週間がやってくる。そういう試合は僕らの大好物なんだ」

ハビエル・マスチェラーノ

「僕らは今日、勝たなければならなかった。カサで前半に1点奪われ、リードされていたから特にね。幸いすぐに同点にできたし、その後は僕らが試合をコントロールしていたよ」

(失点の多さを問われ)「改善しなければならないのは明らかだね。僕は消耗が激しいんだと思う。僕らは確かにエラーを犯している。でもネガティブなことだけを気に病む必要はないさ。ポジティブなこともたくさんあるんだ。チームはリーガを独走していて、引き分けは2つ、負けは1つだけだからね。セビージャ戦の失点は単発プレーでのものだった。彼らは前半、ワンチャンスをものにしたんだ」

「ミラン戦は逆転を狙っていくよ」

【FCバルセロナ 2-1 セビージャのマッチレポートはこちら】

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