上向いている

ゴレアーダで2連勝♪

最近上り調子で、運気も上向いてきたと感じさせるルーチョチームゆえ、キプロスでも失敗はするまいとの確信はありました。きっとメッシはこの夜も ネットを揺らしそうだし、そろそろルイス・スアレスのゴールも生まれるんじゃないかとの期待や予感もありました。しかしながら、3日間で2回目のハットト リックによって今度はラウールの記録を一気に更新し、なんてフィクション作家でも遠慮しそうなシナリオを本当にやってしまうとは、恐るべしメッシ。彼だけ でなく、スアレスやマスチェラーノを始めとしたチーム全体の出来がとても良かったことが嬉しさを増幅させますし、1ヶ月前には暗闇を見ただけにホッとしま す。

チームのみんなが良い出来栄え

このAPOEL戦で好ましかったことは幾つもありますが、中でも目立ったのはレオ・メッシルイス・スアレスの 連係上昇でしょう。最近はスアレスの位置取りが中央付近で固まってきていて、9番は卓越したポスト能力やら反転力によって相手守備陣の脅威となっていま す。メッシの突破力とスアレスの溜める力(意外性付き)、貪欲さが組み合わされば、少々バスが並んでいてもぶち破れそう。あとはメッシとは抜群の絡みを見 せるネイマールが響き合い、ブラジル-ウルグアイコネクションが出来ていけば無敵。世界のフットボル少年(&オヤジ)歓喜、バルサに憧れる未来のクラックたち続々誕生でしょう^^

試合の大半をピボーテとして出場したマスチェラーノもすばらしかったです。MD紙によれば110本、SPORT紙によれば106本のパスを行い(いずれにせよチーム最多)、犯したファールの数はゼロ。ラフィーニャが退場となった後はブスケツが入ったことで前に位置を変え、メッシがハットトリックを決めた場面では、例の斜めパスを繰り出したのはヘフェシートでした。

序盤はムンディアルの疲れか精彩のなかったジョルディ・アルバも最近になってキレてきましたし、プレーの端々にガッツの見えるバルトラも良かった。若きセントラルはそのファイトぶりだけでなく、ここまでの出場9試合(700分)で1つのファールもないそうで(SPORT)、十分に監督の信頼に結果で応えているといえます。ルーチョさん、もっと彼に出場の機会を!

さらなる出番を監督に求めたいのはゴールを守ったマルクアンドレ・テル・ステーゲンもそうです。彼は前回のア ヤックス戦に続いてこのAPOEL戦でも安定感と集中力あるプレーを披露。突然やってきた唯一の失点のピンチを右手で弾き返しただけでなく、19本のパス を全て成功させる足元技術の高さを示しています。アヤックス戦では26/28(93%)でしたし、そろそろリーガでもテル・ステーゲンが見たいなぁ。。

ルーチョ 「ハイレベルだった」

という具合に次々と好印象だった選手が挙がるAPOEL戦なので、試合終了後の会見におけるルイス・エンリケが満足感を示したのもチーム全体のパフォーマンスでした。公式サイトなどの会見映像を見ると、心なしか通常よりも快活に見えます^^

ルイス・エンリケが強調したのは「APOELが簡単な相手でないことはカンプノウでの試合やグループステージの他の試合で証明されている」ことと、その難敵を自分たちが上々のパフォーマンスで封じたことです。「難しいスタジアムでの、失点の少ないチームに対しての完璧な試合だった。私たちは数多くのゴールチャンスを作り出し、一方で相手には1回しかチャンスを許さなかった。攻撃と守備の両面で良いコンセプトを示せたし、それによって自分たちのプレーを展開できたよ。私たちがハイレベルだったことは結果が示している。もし私たちのレベルが下がっていたなら、彼らのレベルが上がっていただろう」

しかしこの勝利に長々と酔っていてはいけない。これはまだ通過点に過ぎない、とミスターは兜の緒を締めます。「この出来のチームをいつも見たいというのは監督としてとても簡単なことだよ。もしこういうプレーが出来れば、どんなチームも私たちに勝つのは難しいだろう。けれどもこれは過程(プロセス)の一部なんだ。この試合のようなイメージを与えられない時期も訪れる。しかし私たちの考えは常に同じだ。近年のバルサのスタイルを、私たちは死ぬまで貫いていく」

早くも2週間後のPSGとのグループ首位決戦へと関心が向くメディアに対しては、いつもどおりに「バレンシア戦に集中する」とスルーしつつも、「地元ファンの前で、自分たちのカサで1位の座を賭けてプレーするのは最高だろうね」との期待感は示したルーチョ。そのPSG戦に出られなくなったラフィーニャの退場については、「ハーフタイム中に気をつけるよう話していたんだ。リスクがあるのは分かっていた」とのことです。

クラシコ、セルタ戦と連敗を喫した時は、“魔の11月”の再来かも・・・とつい弱気になったこともありましたが、FIFAウィーク後はセビージャ戦 (5-1)、APOEL戦(0-4)とゴレアーダでの快勝。エース・メッシの復調に伴い、チーム状態も上向いてきています。あとはこの勢いを、公式戦14 連勝中だとかいうどこかのチームのような確固たるモノに出来るかどうか。この2連勝は素直に評価しつつも、相性の良いエメリ監督と“格下”さんがお相手 だったということで、次のメスタージャでのバレンシア戦を今のチーム状態を測る物差しにしたいと思います。なにはともあれ、チャンピオンズ新記録(74得 点)おめでとうメッシ!バルサ初得点おめでとうスアレス!とても楽しい試合でした。

スポンサーリンク
トップへ戻る