Vamos a 復調(マスチェの重要性)

替えのきかないヘフェシート。

地元でのマラガ戦ですっころんだルーチョバルサに対する、レアル・マドリーからのお付き合いサービスはやはりなく、両チームの勝点差は再び4へと拡大しました。バスケットボール国王杯決勝でのクラシコ対決にも勝利した首都方面にとっては申し分ない週末となったわけでして、翼を与えられたあちらさんのムードは、ミニクライシスとなっていた2週間前から大きく好転しています。逆に負け方がアレだったバルサ方面は少々傷ついているところですが、しょんぼりうな垂れている時間はありません。明日にはさっそく、チャンピオンズのマンチェスター決戦が待っている。ここで良い結果を手にし、再び上昇気流に乗ることが重要です。

カウンター対策の失敗

公式戦11連勝なるペップバルサ以来となる好成績を達成し、どんな強豪とも対等以上に対戦できる!と自信を深めていたバルセロニスタにとって、今回のマラガ戦敗北は予期せぬ出来事でした。これでマドリーとの勝点差がまた4に広がり、タイトルレースが他力本願になったのは残念ですが、リーガでは決して油断や過信は禁物であるとの良い忠告だと捉え、謙虚に応援していきたいと思います。ルイス・エンリケが少し前に言っていたように、胸を張らない(いばらない)のが良いです。

今回バルサがマラガに敗れた要因としましては、相手の中央を固めてからのカウンターアタックを防ぐことができず、容易に自陣深くまでボールを持ち込まれたことで良質の攻撃を繰り出せなかった点が挙げられます。相手が陣形を整える前に攻め込めず、最近効果を出していた速い攻撃で崩せなかった。掃除屋マスチェラーノがいればマラガのカウンターをもっと摘み取れたのでは、との印象も強く、ラキティッチとヘフェシートで激しさを出すことがマンチェスター・シティに対抗するうえで不可欠でありましょう。シメオネアトレティコにハードさで上回った時のようにやれれば、勝機は十分にあると思います。

だからこそルイス・エンリケはマスチェラーノとラキティッチをベンチに温存したのでしょうが、マラガ戦ではそれが裏目に出てしまった。休ませたいけど、休ませると影響が大きいヘフェシート。なんとも替えのきかない選手です。

采配にチームが混乱

また、試合終了後の会見にてルイス・エンリケ監督が、「まだ20分が残されている時点で、ロングボールを使って攻めるしか効果がないように思えたのが残念だ。私たちはサイド攻撃から可能性を生み出す必要があったけれど、その方法を知らなかった。終盤は混乱をしていたし、統制の取れた攻撃が必要だったのは間違いない。こういう相手に対しては、それが基本だからね」「後半はバランスが悪かった」と反省点を挙げていた件ですが、その主な原因は監督にあると言っているのがSPORT紙です。

残り20分頃といいますと、ルーチョが3枚目の交代カードを切り(ダニ・アルベスに代えてマスチェラーノ)、システムを3-4-3に変更したあたりです。ピッチにいたのはブラボ、マスチェラーノ、ピケ、マテュー、ブスケツ、ラキティッチ、ジョルディ・アルバ、メッシ、ペドロ、ネイマール、そしてスアレス。その6分前にはイニエスタに代えてペドロが送り込まれ、インテリオールでプレーをしています(その後はいつもの右エストレーモへ)。

SPORT紙曰く、ルイス・エンリケはハーフタイムで選手たちに対し、「もっと忍耐強くボールを回し、流動性と正確性を上げ、よりコントロールし、もっとサイドを開かないといけない」と指示を出していたそうです。しかし監督の采配はその指示を実行するのには不向きで、選手たちはどうやれば流動性が上がるのか解かんない!説明してよミスター!と混乱状態に陥っていた、、、とのこと。事実ならそれでロングボールの多用が見られたのでしょう。もっとコントロールを上げようというのなら、どうしてチャビではなかったの?と素朴な疑問も浮かびます(記事の信憑性は不明)。

あとダニ・アルベスのエラーに関しては、バルサはコーナーキックの際に長身セントラルが2人とも前に行ってしまい、残されるのがアルベスとアルバになるのが問題だ、とも。そういう点でもマスチェラーノなら、とは思います。守備とリーダーシップにおいて、スーペルマスチェの存在は大きい。。メッシ並みに代役のいないマスチェラーノのコンディションを如何にして高く保ちながら最後まで戦いぬいていくか。そこがルーチョチーム成功のカギとなりそうです。

明日(日本では水曜早朝)のマンチェスター・シティ戦は、いわゆる“ルーチョのイレブン”が起用されると予想して間違いないでしょうから、連勝モードのプレーが戻ってくると期待はできます。まずは立ち上がりから最大集中で激しくいき、呆気ない失点はしないこと。連動したプレッシングでシティのボールを可能なかぎり早く取り戻し、トリデンテへとスムーズに送り届けること。それが出来れば、ゴールチャンスの数は自ずと増えていきましょう。あとはポルテーロの狂い咲きやゴール枠の大活躍がなければ、というところですかね。このチームは負けた悔しさにリアクションで応えられる、と信じております。バモス!

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  • レト

    マスチェラーノアンカーならカウンター対策にはなったでしょうが、守備的なマラガに対して攻撃的に行くためにブスケツを起用したのはわからなくもないです。
    攻撃に関してはやはり選手たちの余裕の無さが原因ではないかと。
    実際、後半開始直後のプレーは可能性を感じさせるものでしたが、それも5分しか持ちませんでしたし。
    試合展開からしてボロボロだった昨シーズンのトラウマが蘇って浮足立ったのかもしれません。
    どん底を経験したチームにはえてして起こりうることだと思います。
    ただ、メッシには最初から最後まで積極性が見られませんでしたけどね。

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