メッシとバルサの日 @UEFA式典

アスルグラナに染まったグリマルディ・フォーラム。

8月27日にモナコのグリマルディ・フォーラムにて催された毎年恒例のチャンピオンズ・グループステージ抽選会&各賞授与式は、バルセロナ一色となりました。我らの大エース、レオ・メッシが欧州最優秀選手賞と2014/15のチャンピオンズ・ベストゴール賞を受賞し、テル・ステーゲンが同じくベストセーブ賞を受賞。チャンピオンズ5回制覇を果たしたことで表彰を受けたほか、さらに組合せ抽選会では元バルサ選手たちがPOTからボールを引き、とまさにバルサが主役となった一日でした。抽選もASローマ、レバークーゼン、BATEとまずまずの結果で、ほくほくのバルセロニスタです。

ベストゴール賞にメッシ、ベストセーブ賞にテル・ステーゲン

バルセロニスタにとっての最初の朗報は、バルサ一行がプラット空港を出発し、モナコへと向かおうとしていた(現地)正午前に届きました。カップ戦の守護神マルクアンドレ・テル・ステーゲンが見事2014/15のチャンピオンズ・ベストセーブ賞に輝いたとの知らせです。

対象となったのはバイエルン・ミュンヘンとの準決勝・ブエルタ(アリアンツ・アレナ)におけるパラドン。前半40分にまずレバンドウスキの近距離強力シュートを左手で弾き、さらにゴールへと向かって転がっていくボールをラインギリギリで追いついて左手でかき出した、あの気迫のプレーです。幾つもの好セーブのなかから、UEFAウェブによるファン投票にて大会ベストに認定されました。おめでとう!

さらにその2時間後、今度は大会ベストゴール賞の発表があり、レオ・メッシがその受賞者に。こちらも同じくバイエルン戦(カンプノウ)のプレーで、ボアテングのこけ方と仕上げのバセリーナの美しさによって世界に衝撃を与えたあのゴラッソが、クリスティアノらのゴールを抑えてベストに選出されています。おめでとう!

バルサだらけの抽選会

FCバルセロナ一行は今回、プライベート機にて南フランスへと飛んでいます。参加したのはジョゼップ・マリア・バルトメウ会長を始めとする数名の理事たち、レオ・メッシアンドレス・イニエスタルイス・スアレスの3選手と家族(レオはおそらく父、ドンはアンナ夫人、スアレスはソフィア夫人が帯同)、カルラス・プジョルとパートナーのバネッサ・ロレンソさん、そして前SDのアンドニ・スビサレッタです。

バルサ一行を乗せた飛行機はまずニースの空港へと到着。そこからはヘリコプター数機でモナコへと入っています。ちなみにモナコで滞在したのは、モンテカルロで唯一のプライベートビーチに直接行けるという豪華ホテル、ル・メリディアン・ビーチプラザ(Le Meridien Beach Plaza)です。

抽選会は前大会王者であり、チャンピオンズ5回優勝達成によって“名誉バッジクラブ”の仲間入りをしたFCバルセロナを中心に進んでいます。アンドレス・イニエスタが優勝トロフィーを持ってステージに登場したり、アンドニ・スビサレッタ(POT1)、ジュリアーノ・ベレッティ(POT2)、カルラス・プジョル(POT3)、エリック・アビダル(POT4)が決勝大使のパオロ・マルディーニハビエル・サネッティとともに各クラブのグループ分けボール取りを担当したり(スビが最初に引いたのはバルセロナ!)。元バルサ選手たちが抽選に加わったおかげか、いつもは“引き”の悪いバルセロナですが今年はまずまずの抽選結果となっています。

※バルサとの対戦が決まったのはバイヤー・レバークーゼン(ドイツ)、ASローマ(イタリア)、BATEボリソフ(ベラルーシ)の3チーム。

レオ・メッシ 「ここにいるのはチームメイトのおかげ」

注目のグループ抽選会の後は、各賞の授与セレモニーです。UEFA女子欧州最優秀選手賞がまず発表となり(受賞者はセリア・サジッチ。おめでとう!)、続いて栄えある欧州最優秀選手賞の発表。最終候補者であるレオ・メッシルイス・スアレスクリスティアノ・ロナウドがステージに上がり、しばしのおしゃべりの後、ミシェル・プラティニUEFA会長がその名を告げたのはレオ・メッシでした。今年はレオで確実と言われていましたし、そうですよね、というところ。前年度受賞者のロナウドさんはなんだか終始元気がありませんでしたなぁ。

(※MD紙によると、バックステージでのメッシとクリスティアノはとても和やかだったそうです)

このUEFA欧州最優秀選手賞は、UEFAに加盟するヨーロッパ54カ国のジャーナリスト54名の投票によって選出されます。FIFA年間最優秀選手賞と合体する前のバロン・デ・オロがそういった決め方でしたから、まあほぼバロン・デ・オロみたいなものと個人的に認識。今回のレオ・メッシは圧倒的な支持を得ていまして、54票のうちの49票を獲得しての栄冠となっています。2位は3票のルイス・スアレス、3位は2票(ポルトガルとトルコ)のクリスティアノでした。スペインを代表したのはMARCAのカルロス・カルピオ記者で、CR7ではなくメッシに投票しています。

レオ・メッシが同賞を受賞するのは2011年に続いて2度目で、複数受賞はこのメッシが初めてとなります。2010年にFIFAバロン・デ・オロが作られたことを受け、2011年にこの賞が創設されて最初のウィナーがメッシ。以下、イニエスタ(2012)、リベリー(2013)、ロナウド(2014)という並びです。

セレモニー終了後の受賞者コメントでは、バルサの10番はいつもどおり、この賞もチームメイトたちの助けがあってこそだと強調しています。「この賞をもらえてとても嬉しいけれど、僕がここにいるのはチームメイトたちのおかげだからね。ルイス・スアレスと僕はロッカールームを代表してここへ来ているんだ。チームメイトなしでは、僕らはここにいなかっただろう

チームが僕に頼っている以上に、僕がチームに頼っていると思ってる。もし良いチームがなければ、僕らは手にしたものを勝ち取れてはいなかっただろう。僕らみんなにとって信じられないような一年だったよ。そのために僕らは懸命に努力をしてきたし、これだけ団結したチームなら忘れられない一年にできると信じていたんだ」。おめでとうレオ!来年1月にはチューリッヒでも輝くトロフィーを!

ということで毎年恒例のモナコでのUEFA式典は終了し、9月15日からはいよいよチャンピオンズ15/16が開幕します。FCバルセロナの初戦は、スタディオ・オリンピコでのASローマ戦。奇しくも今夏のガンペル杯で対戦し、バルサが3-0で快勝したチームですが、公式戦ではそう簡単にはいかないでしょう。もしここで勝点3を獲得できれば、以降の戦いがとても有利になります。

前年度チャンピオンであるバルサが目指すのは、チャンピオンズリーグが現行フォーマットになってからまだ達成したチームのない大会連覇。チャビ・エルナンデスが抜け、ペドロ・ロドリゲスも退団しましたし、各チームの対策も進むでしょうから容易なミッションではないですが、ファンとしては是非バルサにその最初の偉業達成者となってほしいです。まずはきっちりグループの首位通過を。ベルナベウ・クラシコ~カンプノウ・ローマ戦と続く11月末が盛り上がりそうです!バモス!

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