ラポルテはバルサの動きを待つ

夏のセントラル補強第一候補。

今年の夏にセントラルを一人獲得しようと目論むFCバルセロナの、その第一候補はアスレティック・クラブ・デ・ビルバオの若きフランス人アイメリク・ラポルテだと見られています。21歳の若さにもかかわらずリーガ経験が豊富で、テクニックに優れたこの左利きセントラルこそ、将来のチームの中心となるに最適な逸材だとテクニコたちは見なしているとされますが、逸材ゆえに値段も高く。彼の契約解除金の5,000万ユーロは二の足を踏むに十分な難問であり、バルサに前進を躊躇わせている主要因となっています。

バルサの難関、5,000万ユーロ

先週木曜日(24日)のSPORT紙によりますと、アイメリク・ラポルテにはFCバルセロナの他、マンチェスター・シティもまた強い関心を示しているそうです。同紙の説明では、現時点で先んじているのはシティらしく、すでに選手に対してのアプローチを行っている模様。しかしながらアスレティックへの誠意を重んじるラポルテ側は、彼に関心を抱くクラブに対し、まずアスレティックと話し合ってくれるよう求めているようです。ビルバオはレギュラー格選手の移籍に関して基本的に交渉には応じませんから、話し合いなんて発生しないのですが、そこはまあ、礼儀の問題です。

クレイジーな札束が飛び交うプレミアリーグですから、マンチェスター・シティにとってラポルテ契約解除金5,000万ユーロは十分に予算の範囲内でしょう。加えて彼らにはペップチームのプロジェクトなる強力な勧誘材料も持っている。同じ選手を誘い合うには強力なライバルです。

一方でバルサにとっては、5,000万ユーロの支払いがまず第一にして最大の関門となります。夏の補強予算は6,000万ユーロ+選手放出による移籍金とされるバルセロナゆえ、これは簡単に出せる額ではない。しかし将来のチームの要にと考える選手なら、腹を括るしかありません。

もし二つのクラブが契約解除金を用意し、お願いします!と手を差し出すなら、あとは選手の気持ち次第です。ここは幾分バルサが有利と希望的観測。シティの提示する年俸がバルサより高くても、スタメンを確約できなくても、カンプノウで成功することを彼が優先するなら、ラポルテメッシイニエスタとチームメイトになる事を選ぶでしょう。バルセロニスタが欲するのはそういう選手たちです。

実際、ラポルテ本人はアスルグラナのユニフォームに袖を通すことを夢見ているとされますし、日々MSNトリデンテとトレーニングできることは、成長への最高のモチベーションとなりましょう。プジョルがコンサルタントになったとのウワサが事実であれば、それも後押しするはず。バルトメウ理事会が腹を括りさえすれば、オペレーションは完了へと一直線、そんな感はあります。

第二候補にムサッキオ?

しかしながら、もしアイメリク・ラポルテの獲得に失敗した場合、バルサが補強候補に挙げているとされるセントラルがマルキーニョス(PSG)とマテオ・ムサッキオ(ビジャレアル)だとSPORT紙は言います。ブラジル人セントラルは候補としてずっと名前が出ている選手ですが、アルゼンチン人さんは久々の登場です。

マテオ・ムサッキオ(25)はタタ・マルティーノが監督だった2014年春頃、メディアに盛んに名前が挙がっていました。しかしながら新監督となったルイス・エンリケはここでジェレミー・マティエウトーマス・ベルマーレンを選択。てっきりムサッキオは好みではないのかと思ってましたが、そういうわけでもなかったようです。ムサッキオとビジャレアルの契約解除金は5,000万ユーロ。しかしビジャレアルは交渉には応じてくれるでしょうから、実際は3,000万ユーロほどで獲得できるのではないか、とSPORTは報じています。ただ25歳なので、世代交代はあまり進みません。バルトラも同じですけれど。

第3候補のマルキーニョスは控え生活がイヤでPSGを出たいわけですから、ピケマスチェラーノが立ちはだかるバルサを選ぶとは思いがたいですし、バルセロナへの強いこだわりもなさそう。別のところへ行くのがよろしいでしょう。

放出候補はベルマーレンとバルトラ

一方、来るセントラルがあれば去るセントラルもいる、ということで、セントラル再編の際の放出候補とされるのが、起用序列の後尾にいるトーマス・ベルマーレンマルク・バルトラになります。外野のファンとしましては危なっかしきこと山の如し、であるムッシュ・マティエウポリバレント性をテクニコに高く評価されているらしく残留とのこと。左ラテラルもこなせる左利きセントラルは市場にそう多くいませんから、希少な武器を持った選手は強いです。

逆にマルク・バルトラはこれだ、という長所でテクニコにアピールできなかった、と推察されます。重要な試合が続く残り2ヶ月で大逆転は成るか。リーガの決着が早くつけば、ピケを休ませるために出番はあるかも。

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