クラシコ目前のチーム情報/南米組、元気に戻る

決戦近付き、徐々に上がっていくボルテージ。

今回のクラシコは両チームの勝点差が10あることで、生き残りを賭けた大勝負といった緊張感はないですが、それでもクラシコはクラシコ。キックオフの時が近付くにつれ、徐々に熱情の炎が大きくなってきました。順位表とは関係なくマドリーにはどんな試合にでも勝ちたいですし、どんな試合でも負けるのは真っ平御免。スペクタクルなフットボルによる勝利を御大クライフへ捧げ、続くアトレティコ・マドリー戦への弾みとすることを期待します。爆発せよ、我らのトリデンテ。

チームコンディション上々

チーム状況としましては、昨日午後のトレーニングにてようやく、ルイス・エンリケの元に全ての選手が揃いました。ジェレミー・マティエウがFIFAウイルスに罹ってしまったことは不運でしたが、その他の選手たちが上々のコンディションにあるらしいのは何よりの朗報。SPORT紙によれば、昨日チームに戻ってきたレオ・メッシマスチェラーノルイス・スアレスダニ・アルベスアルダ・トゥランテル・ステーゲンベルマーレンを含め、バルサ選手たちは皆申し分ない状態にあるのだそうです。

代表戦をコンディション不良で休んだイニエスタブスケツラキティッチのセントロカンピスタ3人衆も、どうやらこの10日ほどでしっかり回復。マドリー戦は問題なく出場すると見られています。あとは本日夕方の最終トレーニングにて選手たちの状態を確認し、プランニングを仕上げていく。思いがけないアクシデントが発生しなければ、いつもの鉄板豪華イレブンが起用されるとの予想がほとんどです。

ただ、修正があるかもしれないのは右ラテラルです。ブラジル代表で2試合にフル出場したダニ・アルベス(パラグアイ戦では土壇場の同点ゴールで敗戦から救う)をひとまずベンチに置き、“ジョーカー”ロベルトを先発起用する案。セルジがいることはポゼッションに効果がありますし、後半にアルベスを入れ、ラキティッチあたりをお役御免にするプランもできます。まずダニで行き、後半ロベルト登場もありそうです。

マティエウの考えは1ヶ月での復帰

3月31日(木)の午後、え??というツイートをジェレミー・マティエウが投稿しました。右ヒザの手術を受けたキロン・クリニックの病室から、数多くの励ましへと感謝を表したツイートだったのですが、驚きだったのはその投稿内容が「みんなのメッセージとサポートにすごく感謝してるよ!4週間後に会いましょう」というものだったからです。FCバルセロナは公式ウェブにて、ムッシュの回復には6-8週間を要する見込み、と発表していました。

マティエウ曰く、4週間。クラブ(=クガットプルーナ両執刀医)の見解では6-8週間。何故こんな違いが出たのかですが、彼の早期復帰への強い願いが込められている、もしくは楽観主義的思考によるものというところでしょうか。

SPORT紙によると、バルサ医療部はマティエウに二つの選択肢を用意しました。ひとつは保守的で安全な案で、傷ついた半月板を縫合し組織が引っ付くのを待つ。将来的なリスクは少ないですが、回復には3-4ヶ月を要するようです。

もうひとつの選択肢は傷ついた半月板を切除する回復は早いけれども(6-8週間)後々に関節に二次障害を起こす可能性もあるリスクの高い案です。現役引退の時が早まる危険もあり。シーズンももう終盤ですし、一般的な選手なら前者を選ぶんじゃないかと思います。

しかしマティエウは夏のユーロコパ出場に強くこだわっており、その可能性をもたらす後者に賭けた模様です。代表招集のレギュラーでない彼がそこまでリスクを冒すのはどうか… なんてのは野暮な外野の考えでしょうか。もし6週間で回復すれば、リーガ最終節(5/15)やコパ決勝(5/22)、チャンピオンズ決勝(5/29)には間に合う計算。ユーロコパ2016フランス大会はさらにその後、6月10日に開幕します。

トリデンテの爆発力に期待

クラシコのような大一番で勝つためには、チームの全てのラインが団結して最上の仕事をすることが求められますが、フットボルは相手ネットを揺らしてナンボの競技ゆえ、最も注目されるのは前線の選手たちです。バルセロニスタとしましては、我らのMSNトリデンテへの信頼が半端ではない。メッシネイマールスアレスの誰もがケイロル・ナバスの悪夢になる予感がします。

1日付のSPORT紙が“おかえり、これはキミのクラシコだ”、と指名するのはレオ・メッシです。同紙曰く、我らの大エースにはこのクラシコに特別なやる気を燃やしています。その理由は11月のベルナベウ対決では怪我明けだったために34分しかプレーしておらず、かつ最後にマドリー相手にゴールを決めてからすでに2年が経過しているから(ルーチョバルサでは意外にもクラシコ無得点)。先日は代表50ゴールを決めて心地良くクラシコに臨むレオは、心身のエンジン全開でプレーし、キャリア通算500ゴールとやらも達成しちゃうんじゃないでしょうか。

ルイス・スアレスもやってくれそうです。久々のウルグアイ代表で1ゴール1アシストを決めてきたルイシートは、マドリー戦では2試合連続でゴール中(3得点)。ピチーチ競争のライバル、クリスティアノ・ロナウドの前で一発やったろうと闘志を燃やしてるでしょう。大一番にも強い頼れる“キラー”です。そしてスアレスが得点をした過去44試合では、バルサは42勝2分と驚異の勝率95%!1日付のMD紙はこの9番を“バルサの護符”としてメインに取り上げています。

ネイマールにも期待です。ブラジルの王子はマドリー戦をまずまず得意としており、2013年の初対戦で先制ゴールを決めて以降、昨季のベルナベウでも先制点、今季のベルナベウでも1得点。今回の代表戦は1試合出場だけで早々にバルセロナへ戻っていますし、元気一杯に白い守備網を引っ掻き回してくれることでしょう。大いに期待込みですが、どうしても浮かんでくるのはトリデンテ爆発の図^^;

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