ベジェリンを獲りにいく

費用は4,000万ユーロを超える見込み。

チャンピオンズ1/8の残り半分が行われることで平日に試合のない今週は、年始から週2回ペースで試合を続けてきたルーチョチームにとって貴重な充電の時間です。選手たちは火水と連休になり、次のチームトレーニングは木曜日の午前11時から。こういう時は自ずとネタも不足しますし、来週からは代表戦ウイークに入りますから、メディアには移籍の話題が多く登場するようになるでしょう。早速、フランスのメディアから、あらぬ批判を受けて立腹しているらしいPSGのマルコ・ベラッティが移籍を考えているというウワサ話など、しばらく良いネタになりそう。結局は残留宣言で収束するんじゃないかとも思いますが、どうなりますか。

水面下ですでに動いている

イニエスタチャビが“後継者”に指名し、バルセロニスタが欲するベラッティが市場に出されたゾ、との話題のほかに、SPORT紙が大きく報じているのがアーセナルの右ラテラル、エクトル・ベジェリン獲得への動きです。

バルセロナが右ラテラルを必要としているのは、広く知られるところです。今季はセルジ・ロベルトが頑張っていますが、やはり本職の獲得は不可欠で、適任とされるのがこのラ・マシア育ちのベジェリン。SPORTによるとバルサのロベルト・フェルナンデスSDは昨年秋頃からベジェリン側と定期的に連絡を取っており、彼のプレーをモニタリングし続けた結果、バルサの右サイドを任せるのに最適な選手との結論に達したそうです。

そしてロベルトSDは移籍を実現させるための具体的な動きもすでに始めていて、ベジェリンの代理人とも面談済みと。約1ヶ月後の聖週間(セマナ・サンタ)が終わればアーセナルとも交渉の席に着くだろうとのことで、現在はそのための外堀を埋めているところでしょうか。ルイス・エンリケの後任もその頃には目処が立っているだろうと同紙は見ているようです。

気になるベジェリンのお値段は、4000万ユーロは下らないだろうとのこと。世界的に一級のラテラルは不足傾向とはいえ、ええ値段しますな。

一度バルサを去った過去

ダニ・アルベス退団の穴を埋められずにいるバルセロナが優秀な右ラテラルを必要としているのは紛れもない事実ですし、フィリアルから上げられる若者がいないとセクレタリオ・テクニコが考えるのであれば、余所のクラブから補強しなければなりません。そこでエクトル・ベジェリンが適任だというのも分かる。大して当てにならない勘ですが、この移籍は実行されるんじゃないかという気がします。

ただ、、プレミアからの誘いに乗って簡単にラ・マシアを去った選手(そういう印象)に今更「キミが必要だ」とか言って大枚をはたくのは個人的には面白くない。選手としては、それだけの成果を上げたということですが、ベジェリンとてラ・マシアに残って成り上がる道は十分にあったわけで、裏切り者とまではいかずとも自ら去った選手に4,000万ユーロは面白くないのです。ベンゲルの誘いを固持してバルサに残ったセルジ・サンペールのような選手にとても愛着を抱きます。

ということで、もしベジェリンがスター選手となってカンプノウに戻ってきたとしても、すっきり受け止めるには時間がかかりそうです。でも現地の声はといえば、SPORTウェブのコメント欄を見るかぎりでは、獲得を賛成する意見が多い。実力あるカタルーニャ人が戻ってくるなら、別にOKなんでしょうかね。

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